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アッシア・ジェバール

アッシア・ジェバール

Assia Djebar

別名: Fatima-Zohra Imalayen / Fatima-Zohra Imalhayène
ペンネーム: アッシア・ジェバール文学作品のペンネームとして使用

プロフィール

性別
女性
生誕
1936-06-30 (シェルシェル(アルジェリア))
死没
2015-02-06 (フランス、パリ) 78歳
国籍
アルジェリア
言語
フランス語, アラビア語
宗教
イスラム教
居住地歴
シェルシェル(出生) → ブリダ(寄宿学校) → アルジェ(留学・勤務) → ラバト(教職) → パリ(長期居住) → アメリカ合衆国(ルイジアナ州、ニューヨーク等、研究職)

経歴

職業
小説家, エッセイスト, 教授, 映画監督, 翻訳者
活動期間
1957年〜2015年
所属
モハメド5世大学(ラバト), アルジェ大学(フランス語学科), ルイジアナ州立大学(フランス語・フランコフォニー研究センター長), ニューヨーク大学(フランコフォン文学シルバーチェア), アカデミー・フランセーズ(会員)
所属団体
アカデミー・フランセーズ
影響を受けた人物
フランス文学の伝統, フェミニスト思想
影響を与えた人物
北アフリカおよびフランコフォン女性作家の世代, ポストコロニアル研究における研究者たち

学歴

エコール・ノルマル・シュペリウール(女子部)
期間: 1955(在籍、学業はアルジェリア独立戦争で中断)
国: フランス
1955年に入学。アルジェリア戦争のため学業が中断され、その後チュニス等で学んだ。

受賞歴

フランコ=アラブ友好賞
1985
対象作品: L'Amour, la fantasia(『ラモール、ラ・ファンタジア』)
結果: 受賞
ノイシュタット国際文学賞
1996
対象作品: 作品総体に対して
主催: World Literature Today / ノイシュタット賞委員会
結果: 受賞
マルグリット・ユルスナール賞
1997
結果: 受賞
パルミ国際賞
1998
結果: 受賞
ドイツ・ブックトレード平和賞
2000
主催: ドイツ書籍取引協会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 生涯の業績

    アシア・ジェバールの単一作品を対象とする受賞ではなく、作家としての全業績をたたえる表彰。アルジェリアとフランスをまたぐ歴史的経験と女性の声を重ねた作品群が評価された。

    一冊ではなく、長い作家人生そのものをたたえる授賞。

    作家業績アルジェリア文学女性の声

作品

代表作

La Soif(ラ・ソワフ)

1957年 小説

初期の小説。若い作家としての出発を示す作品で、個人的・社会的な渇望を扱う。

個人の欲求社会的制約
翻訳
  • 『ラ・ソワフ』

Les impatients(レ・アンパシアン)

1958年 小説

アルジェリア独立前後の世代や若者の不安と期待を描く初期作品。

若者歴史的転換期

Les Enfants du Nouveau Monde(新世界の子どもたち)

1962年 小説

独立後のアルジェリア社会と新しい世代の葛藤を扱った作品。

独立後の社会世代間の対立
翻訳
  • 『新世界の子どもたち』

L'Amour, la fantasia(ラモール、ラ・ファンタジア)

1985年 回想録的な小説/エッセイ

多声的な語りと歴史的記憶を通じて、女性の経験とアルジェリアの記憶を探る代表作。英訳で国際的に注目された。

記憶女性の声植民地主義と抵抗
翻訳
  • 『ファンタジア:アルジェリアの狂騒』

Vaste est la prison(ヴァスト・エ・ラ・プリゾン)

1995年 小説

植民地支配と女性の経験を重層的に描く後期の重要作。

植民地主義女性の歴史
翻訳
  • 『広大なる牢獄』

Ombre sultane(オンブル・スルタン)

1987年 小説

女性の語りと伝承をモチーフに、物語と歴史が交錯する作品。

女性の記憶語り

全著作

  • La Soif (1957)
  • Les impatients (1958)
  • Les Enfants du Nouveau Monde (1962)
  • Les Alouettes naïves (1967)
  • Poèmes pour une Algérie heureuse (1969)
  • Femmes d'Alger dans leur appartement (1980)
  • L'Amour, la fantasia (1985)
  • Ombre sultane (1987)
  • Vaste est la prison (1995)
  • Le blanc de l'Algérie (1996)
  • Oran, langue morte (1997)
  • La femme sans sépulture (2002)
  • La disparition de la langue française (2003)
  • Nulle part dans la maison de mon père (2008)

翻案

  • La Nouba des femmes du Mont Chenoua(1977)
  • La Zerda ou les chants de l'oubli(1979)

作品の翻訳

  • 『ファンタジア:アルジェリアの狂騒』(英訳)
  • 『ソー・ヴァスト・ザ・プリズン』(英訳)
  • 『ウィメン・オブ・アルジェ』(英訳)

作風・主題

文体
多声的な語り回想と史的断片の重層的構成フランス語で書かれるフェミニスト的視点
頻出モチーフ
記憶女性の声植民地主義と抵抗言語とアイデンティティ

評価・遺産

アッシア・ジェバールは北アフリカを代表するフランコフォン作家の一人であり、女性の経験や植民地の記憶を文学化した功績で国際的に評価された。2005年にはアカデミー・フランセーズに選出され、マグリブ出身作家として初の快挙となった。

関連学会

  • アカデミー・フランセーズ

大衆文化への影響

  • 2017年にGoogleが生誕81周年を記念してDoodleを掲載

豆知識

  • 2017年にGoogleが生誕81周年を記念してDoodleを掲載した。
  • 1996年にノイシュタット国際文学賞を受賞した。
  • 2005年にアカデミー・フランセーズの会員に選出され、マグリブ出身作家として初の選出となった。