世界・海外・国外の文学賞

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バーバラ・グリズッティ・ハリソン

バーバラ・グリズッティ・ハリソン

Barbara Grizzuti Harrison

別名: Barbara Grizzuti

プロフィール

性別
女性
生誕
1934-09-14 (ニューヨーク市(クイーンズ))
死没
2002-04-24 (ニューヨーク市(マンハッタン)) 67歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
宗教
カトリック
居住地歴
クイーンズ(ニューヨーク市) → ブルックリン(ブルックリン・ハイツ) → トリポリ(リビア) → ムンバイ(インド) → ハイデラバード(インド) → チチカステナンゴ(グアテマラ) → マンハッタン(ニューヨーク市)

経歴

職業
ジャーナリスト, エッセイスト, 回想録作家
活動期間
1960年〜2002年
影響を受けた人物
カトリック・ワーカー運動, 中世の女性神秘主義者

受賞歴

アメリカン・ブック・アワード
1989
対象作品: イタリアの日々(Italian Days)
主催: Before Columbus Foundation(授与団体)
結果: winner
O.ヘンリー賞
1989
対象作品: 短編小説(該当作不詳)
主催: O. Henry賞選考委員会(詳細不明)
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Italian Days

    イタリア半島を縦断する旅を通して、歴史、政治、民俗、食、建築、芸術、文学を見つめ直す旅行記。著者自身の感覚と文化観察が豊かに交差する。

    旅は、文化と記憶を照らし返す。

    479ページ
    旅行記エッセイイタリア文化観察

作品

代表作

Unlearning the Lie: Sexism in School

1969年 社会調査/教育

ブルックリンの私立小学校での性差別是正活動を報告したルポルタージュ。性別役割に関する教育現場の問題点を記録する。

性差別教育フェミニズム

栄光の幻影 — エホバの証人の歴史と記憶(Visions of Glory)

1978年 回想録/宗教史

著者自身の幼少期の回想と、エホバの証人運動の歴史を組み合わせた作品。信仰生活の厳しさや宗教組織の問題点を描く。

宗教回想信仰と反発

Off Center

1980年 エッセイ集

エッセイとインタビューの収録。社会や文化、個人的体験についての短篇をまとめた一冊。

社会批評個人的回想

Foreign Bodies(邦題なし)

1984年 小説

1970〜80年代の背景を持つフィクション。登場人物と文化の衝突を描く小説作品。

アイデンティティ文化の衝突

イタリアの日々(Italian Days)

1989年 トラベルライティング

著者のイタリア滞在記。地方の風景、食文化、人々との交流を豊かな文章で綴った旅行記。

旅行食文化地方性

イタリアの島々(The Islands of Italy)

1991年 トラベルガイド/旅行記

シチリア、サルデーニャ、エオリア諸島を巡る旅行記とガイド。島々の歴史や風土に触れる。

旅行島文化歴史

The Astonishing World(邦題なし)

1992年 エッセイ集

エッセイ集。文化や日常、世界についての観察を鋭い筆致でまとめた作品。

文化観察個人的洞察

偶然の自伝(An Accidental Autobiography)

1996年 回想録/断章

厳密な年譜的自伝ではなく、記憶や断片的な思索をテーマ別に織り交ぜた回想録風の作品。

記憶個人的逸話回想

全著作

  • Unlearning the Lie: Sexism in School
  • Visions of Glory: A History and a Memory of Jehovah's Witnesses
  • Off Center
  • Foreign Bodies
  • Italian Days
  • The Islands of Italy: Sicily, Sardinia, and the Aeolian Islands
  • The Astonishing World
  • An Accidental Autobiography

作風・主題

文体
率直で個人的な回想的文体旅行記では叙情的で描写的な筆致エッセイでは社会批評的かつ機知に富む語り
頻出モチーフ
信仰と宗教からの離脱および回帰旅と土地の記憶食と生活文化個人的記憶と家族の軋轢

健康

  • 慢性閉塞性肺疾患
    1994-2002
    喫煙による病気であり、後年の創作活動を大きく制約した。

評価・遺産

バーバラ・グリズッティ・ハリソンは、幼少期の信仰体験を扱った回想録と、イタリアを題材にした旅行記で知られるエッセイスト・ジャーナリストである。鋭い社会観察と豊かな描写で評価され、アメリカのエッセイ・旅行文学の一翼を担った。

豆知識

  • 幼少期にエホバの証人に改宗したが後に離脱し、のちにカトリックに改宗した。
  • 『Italian Days』でアメリカン・ブック・アワードを受賞した。
  • 晩年は慢性閉塞性肺疾患(COPD)を患った。