世界・海外・国外の文学賞

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バジル・リスブリッジャー・デイヴィッドソン

バジル・リスブリッジャー・デイヴィッドソン

Basil Risbridger Davidson

プロフィール

性別
男性
生誕
1914-11-09 (イングランド・ブリストル)
死没
2010-07-09 95歳
国籍
イギリス
言語
英語
居住地歴
ブリストル → ロンドン → パリ → アフリカ各地(長期滞在:アンゴラ、エリトリア等)

経歴

職業
ジャーナリスト, 作家, 歴史家(通俗歴史の著述家)
活動期間
1930年〜2010年
所属
Union of Democratic Control(民主統制連合), New Statesman(ニュー・ステイツマン), 反アパルトヘイト運動(副会長), School of Oriental and African Studies(名誉職)
影響を受けた人物
ヨシップ・ブロズ・チトー(影響を受けた人物として言及)

受賞歴

ミリタリー・クロス
1945
主催: 英軍
結果: 受賞
アニスフィールド=ウルフ賞(最優秀書籍)
1960
対象作品: Lost Cities of Africa(失われたアフリカの都市)
主催: Anisfield-Wolf Book Awards
結果: 受賞
メダルハ・アミルカル・カブラル
1976
主催: 不明/受賞団体(アンゴラ・ギニア圏系の栄誉)
結果: 受賞
名誉学位(オープン・ユニバーシティ)
1980
主催: オープン大学(イギリス)
結果: 授与
名誉学位(エディンバラ大学)
1981
主催: エディンバラ大学
結果: 授与
国際映画テレビ祭ニューヨーク ゴールドアワード(ドキュメンタリー)
1984
対象作品: Africa(テレビシリーズ)
主催: International Film and Television Festival of New York
結果: 受賞
インファンテ・ドン・エンリケ勲章(グランデ・オフィシアル)
2002
主催: ポルトガル共和国
結果: 叙勲

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: The Lost Cities of Africa

    古代アフリカの都市文明を、考古学と歴史研究を組み合わせて描き直す本として読まれている。植民地主義的な神話への反論として評価される一方、文明観そのものには時代性が残るという受け止めもある。

    アフリカ史を欠落ではなく蓄積として読み直すための、先駆的な一冊。

    366ページ
    古代アフリカ史植民地主義批判考古学

作品

代表作

Partisan Picture

1946年 回想録 / 戦争記録

第二次世界大戦中のユーゴスラヴィアでの連絡要員としての経験を綴った回想。

戦争レジスタンス個人的経験

Lost Cities of Africa

1959年 歴史・考古学

アフリカ大陸に残る古代都市や文明の痕跡を紹介し、欧米中心の歴史観に対する批判的視点を提示した著作。

古代文明歴史再評価反植民地主義

Africa: History of a Continent

1966年 歴史

アフリカの長い歴史を通覧し、先史時代から近代に至る地域の連続性と多様性を描く一般向け歴史書。

大陸史解放運動文化史

Black Mother: The Years of the African Slave Trade

1961年 歴史

アフリカにおける奴隷貿易の歴史を概観し、その社会的・人間的影響を描いた研究的な通俗書。

奴隷制交易社会史

Africa(テレビシリーズ)

1984年 ドキュメンタリー(テレビ)

チャンネル4で放送された8部構成のドキュメンタリーシリーズ。アフリカの歴史と文化を一般視聴者向けに紹介した作品。

ドキュメンタリー歴史普及アフリカ研究
映像化・舞台化
  • [テレビ] Africa(チャンネル4) (1984)

全著作

  • Partisan Picture(1946)
  • Highway Forty(1949)
  • Report on Spain(1951)
  • Report on Southern Africa(1952)
  • Lost Cities of Africa(1959)
  • Black Mother(1961)
  • Africa: History of a Continent(1966)
  • A History of West Africa 1000-1800(1977)
  • The Black Man's Burden(1992)

翻案

  • Africa(チャンネル4、1984年、ドキュメンタリーシリーズ)

作風・主題

文体
通俗的で平易な語り口キャンペーン的・論説的な筆致学術的裏付けを一般向けに再構成するスタイル
頻出モチーフ
パン・アフリカ主義反植民地主義解放闘争と民族独立アフリカ固有の歴史と文化の強調

評価・遺産

一般読者向けにアフリカ史を広めた著述家として高く評価される。学術的ではないが広い影響力を持ち、反植民地・反アパルトヘイト運動とも関わりを持った。ドキュメンタリーや多数の著作を通じてアフリカ史の普及に貢献した。

関連学会

  • School of Oriental and African Studies(名誉職)

資料所蔵先

  • インペリアル・ウォー・ミュージアム(口述歴史)

大衆文化への影響

  • チャンネル4のドキュメンタリーシリーズ『Africa』(1984)

豆知識

  • 16歳で学校を辞めてロンドンへ移った。
  • 第二次世界大戦中、SOE(特殊作戦執行部)で活動し、1943年にボスニアに降下した経験がある。
  • 『Lost Cities of Africa』でアニスフィールド=ウルフ賞を受賞した(1960年)。
  • 反アパルトヘイト運動の副会長を務めた。