世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

ベリル・ベインブリッジ

べりる・べいんぶりっじ

Beriru Bainburijji

別名: Dame Beryl Margaret Bainbridge / Dame Beryl Bainbridge DBE

プロフィール

性別
女性
生誕
1932-11-21 (イングランド、リヴァプール)
死没
2010-07-02 (イングランド、ロンドン) 77歳
国籍
イギリス人
言語
英語
居住地歴
リヴァプール(オールトン地区) → フォームビー → ロンドン

経歴

職業
小説家, 女優, 劇評家
活動期間
1967年〜2011年
ノミネート
ブッカー賞ノミネート(5回): The Dressmaker (1973), The Bottle Factory Outing (1974), An Awfully Big Adventure (1989), Every Man for Himself (1996), Master Georgie (1998)

学歴

マーチャント・テイラーズ・ガールズ・スクール
国: イギリス
「汚い韻」を持っていたとして退学
コーン=リップマン・スクール(現トリング・パーク演劇学校)
国: イギリス
歴史、英語、美術に優れていた

受賞歴

ホイットブレッド賞(最優秀小説部門)
1977
対象作品: インジャリー・タイム
主催: ホイットブレッド
結果: 受賞
ホイットブレッド賞(最優秀小説部門)
1996
対象作品: エブリ・マン・フォー・ヒムセルフ
主催: ホイットブレッド
結果: 受賞
ジェームズ・テイト・ブラック記念賞(小説部門)
1998
対象作品: マスター・ジョージ
結果: 受賞
大英帝国勲章ダーメ・コマンダー
2000
主催: イギリス王室
結果: 受賞
デイビッド・コーエン賞
2003
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Injury Time

    ベリル・ベインブリッジらしい冷ややかなユーモアと緊張感を併せ持つ長編。人間関係のひびや誤解が引き起こす波紋を静かに描き、登場人物の心理を鋭く抉る作品。

    ユーモア人間関係悲喜劇
  2. 受賞作: Every Man for Himself

    タイタニック号の乗客らの視点を通じて、運命、階級差、個人の利己性を描く歴史的フィクション。冷たいユーモアと緊張感のある語りが際立つ。

    歴史フィクション階級運命人間の利己性
  1. 受賞作: Master Georgie

    クリミア戦争を背景に若き兵士とその周囲の人間関係を通して、愛と喪失、時代の崩壊を描く歴史的物語。暗いユーモアと悲哀が共存する作品。

    クリミア戦争を背景に若き兵士とその周囲の人間関係を通して、愛と喪失、時代の崩壊を描く歴史的物語。

    戦争友情歴史フィクション

作品

代表作

ドレスメーカー

1973年 心理小説

イギリス下層階級を舞台にしたマカブレな物語

心理描写下層階級

ボトル・ファクトリー・アウティング

1974年 心理小説

イギリス下層階級を舞台にしたマカブレな物語

心理描写下層階級

ひどく大きな冒険

1989年 心理小説

戦後イギリスの劇団を舞台にした物語

戦争の影人間関係
映像化・舞台化
  • [映画] ひどく大きな冒険 / Mike Newell (1995)

エブリ・マン・フォー・ヒムセルフ

1996年 歴史小説

タイタニック号の沈没を描く

歴史的事件人間の運命

マスター・ジョージ

1998年 歴史小説

クリミア戦争を舞台に

戦争写真

全著作

  • A Weekend with Claude (1967), Another Part of the Wood (1968), Harriet Said... (1972), The Dressmaker (1973), The Bottle Factory Outing (1974), etc.

翻案

  • Sweet William (1980映画), An Awfully Big Adventure (1995映画)

作風・主題

文体
心理小説マカブレな語り口下層階級描写
頻出モチーフ
日常の暗部人間の弱さ

健康

  • 晩年
    重度の喫煙者で癌が再発し死去

評価・遺産

イギリス文学の国宝と称され、2008年にタイムズの1945年以降の50大作家に選出。ブッカー賞5回ノミネート。

資料所蔵先

  • 英国図書館(私信、日記)

大衆文化への影響

  • マーク・ノップフラー「Beryl」曲献呈、フォームビーにブルー・プラーク

豆知識

  • 生年を1934年と偽っていた
  • 学校で「汚い韻」を持って退学
  • ガスオーブンで自殺未遂
  • 孫のドキュメンタリー「Beryl's Last Year」