コスタ・ブック賞 こすたぶっくしょう
第26回(1996年)
NovelFirst novelChildren's bookPoetryBiographyShort story
受賞者
5名
Every Man for Himself
タイタニック号の乗客らの視点を通じて、運命、階級差、個人の利己性を描く歴史的フィクション。冷たいユーモアと緊張感のある語りが際立つ。
歴史フィクション階級運命人間の利己性
小説家
英国の小説家。ブラックユーモアと冷静な観察で人間の陰影を描く作風が特徴。『Every Man for Himself』で小説部門受賞。
The Debt to Pleasure
美食家の語り手を通じて倫理観や嗜好、知的エリート主義を風刺的に描く小説。ブラックユーモアと洗練された言語感覚が特徴である。
風刺食文化道徳ユーモア
小説家
批評的視点と風刺に富んだ作風で知られる英国の作家。『The Debt to Pleasure』で注目を集めた。
Anne Fine
受賞
The Tulip Touch
少女同士の友情が引き起こす不安と悲劇を描く児童向け作品。繊細な心理描写と不穏な空気感が読者に強い印象を残す。
友情心理児童文学
児童文学作家・小説家
児童文学の分野で長年活躍する作家。『The Tulip Touch』など、子どもの心理を抉る作品で知られる。
The Spirit Level
自然や存在、日常と歴史をめぐる詩群。北アイルランドの文脈に根ざしつつ普遍的な人間経験を詩的に表現する作品である。
自然記憶存在歴史
詩人
北アイルランドを代表する詩人。言語感覚と歴史意識を兼ね備えた作品で国際的評価を得る。『The Spirit Level』でBook of the Yearに選ばれた。
Thomas Cranmer: A Life
宗教改革期の重要人物トマス・クランマーの生涯を宗教史的視点から描く伝記。政治と信仰の交錯、個人の葛藤を丁寧に追う学術的伝記である。
宗教史伝記宗教改革
歴史家・伝記作家
宗教史の研究者として著名。宗教改革期の人物伝や宗教史研究で高い評価を受けている。