世界・海外・国外の文学賞

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クララ・ブラスセル・ウィンストン

クララ・ブラスセル・ウィンストン

Clara Brussel Winston

プロフィール

性別
女性
生誕
ニューヨーク市(アメリカ合衆国)
死没
1983-11-07 (ニューヨーク市(アメリカ合衆国)) 61歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語, ドイツ語
居住地歴
ニューヨーク(出生~移住前) → バーモント州(農場、1943年以降)

経歴

職業
翻訳者, 小説家, 編集者
活動期間
1938年〜1983年
影響を受けた人物
トーマス・マン(翻訳対象・影響), フランツ・カフカ(翻訳対象), ハンナ・アーレント(翻訳対象)
影響を与えた人物
クリシュナ・ウィンストン(娘・翻訳者)

学歴

ブルックリン・カレッジ
国: アメリカ合衆国
夫リチャードと共に在籍。詳細な専攻・卒業年は不明。

受賞歴

アメリカン・ブック・アワード
1978
対象作品: 『In the Deserts of This Earth(原題)』/ウーヴェ・ゲオルク訳(共同翻訳)
結果: 受賞
PEN翻訳賞
1972
対象作品: 『トーマス・マンの手紙』翻訳(共同翻訳)
主催: PEN
結果: 受賞

受賞・候補エディション

作品

代表作

The Closest Kin There Is

1952年 小説

クララ・ウィンストンによる1952年の小説。家族関係と親密さを主題にした作品。

家族親密さ個人関係

The Hours Together

1962年 小説

1962年刊。人間関係と時間の経過を描く長編小説。

時間関係性

Painting for the Show

1969年 小説

1969年刊の小説。創作と表現を主題にした作品。

芸術創作

トーマス・マンの手紙(翻訳)

1972年 翻訳(書簡集)

トーマス・マンの書簡集をクララとリチャードが共同で翻訳した代表作。翻訳によりPEN翻訳賞を受賞。

書簡文学史翻訳論

In the Deserts of This Earth(翻訳)

1977年 翻訳(評論/文学)

ウーヴェ・ゲオルク(Uwe George)による作品の英訳(クララ・リチャード共同翻訳)。この翻訳で1978年にアメリカン・ブック・アワードを受賞。

追憶人間と歴史

ドイツ語作家の代表的翻訳集(選集)

翻訳集

トーマス・マン、フランツ・カフカ、ハンナ・アーレントなど複数のドイツ語作家の作品の英訳を多数手がけた業績を示すまとめ。

翻訳ドイツ文学亡命文芸

全著作

  • The Closest Kin There Is(1952)
  • The Hours Together(1962)
  • Painting for the Show(1969)
  • トーマス・マンの手紙(翻訳、1972)
  • In the Deserts of This Earth(翻訳、1977)

作品の翻訳

  • トーマス・マンの手紙(英訳)
  • In the Deserts of This Earth(英訳)
  • フランツ・カフカ作品(英訳)

作風・主題

文体
直訳と意訳のバランスを重視する解釈的な翻訳原文の文体を尊重しつつ、英語読者に伝わる表現を追求する手法
頻出モチーフ
亡命と記憶道徳的・歴史的責任個人と社会の関係

評価・遺産

クララとリチャード・ウィンストンは、20世紀における主要なドイツ語→英語翻訳者の一組であり、150冊以上の翻訳を手がけ、複数の賞を受賞した。翻訳界では解釈的で直訳と意訳のバランスを取る仕事ぶりが評価され、ブルックリン・カレッジに所蔵された資料群は研究資料として重要である。

資料所蔵先

  • ブルックリン・カレッジ所蔵(Richard & Clara Winston Papers)

引用

  • 翻訳は直観に頼る解釈的な芸術だ。ある作家には「敬虔に忠実」であり、技能が劣ると考えた者には私たちなりに手助けをすることもある。
    出典: The New York Times(リチャードの追悼記事内でのクララの発言、1980年) (1980年)

豆知識

  • クララとリチャードは共同で150冊以上の翻訳を手がけた。
  • 1943年にバーモント州の農場に移り、そこで翻訳作業を行った。
  • 1972年にPEN翻訳賞、1978年にアメリカン・ブック・アワードを受賞した(共同受賞)。
  • 娘のクリシュナ・ウィンストンも翻訳者である。
  • 夫妻の資料はブルックリン・カレッジに所蔵されている。