世界・海外・国外の文学賞

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ダミオン・サールズ

ダミオン・サールズ

Damion Searls

プロフィール

性別
男性
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語, ドイツ語(翻訳対象言語), ノルウェー語(翻訳対象言語), フランス語(翻訳対象言語), オランダ語(翻訳対象言語)
居住地歴
ニューヨーク(育ち) → ミネアポリス(ミネソタ州)

経歴

職業
作家, 翻訳家
活動期間
2003年〜

学歴

ハーバード大学
国: アメリカ合衆国
カリフォルニア大学バークレー校
国: アメリカ合衆国

受賞歴

ヘレン&カート・ウォルフ翻訳賞
2019
対象作品: 『Anniversaries: From a Year in the Life of Gesine Cresspahl』(ウーヴェ・ヨンソン訳)
主催: ゲーテ・インスティトゥート(ニューヨーク)
結果: 受賞
インターナショナル・ブッカー賞(最終候補)
2022
対象作品: 『A New Name: Septology VI–VII』(ヨン・フォッセ著の英訳)
主催: インターナショナル・ブッカー賞運営委員会
結果: 最終候補
シュレーゲル=ティーク翻訳賞
2011
対象作品: 『Comedy in a Minor Key』(ハンス・カイリソン翻訳)
主催: 英国翻訳/文学団体(Schlegel-Tieck)
結果: 受賞
PEN Center USA 翻訳賞
対象作品: 『Aliss at the Fire』(ヨン・フォッセ翻訳)
主催: PEN Center USA
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Anniversaries. From the Life of Gesine Cresspahl

    Uwe Johnsonの本作は、主人公ゲジネ・クレスパールの人生と記憶を断片的に追い、歴史的出来事と個人の経験が交錯する長編。亡命やアイデンティティ、時代の揺らぎを重層的に描く大作である。

    歴史記憶亡命/移住アイデンティティ

作品

代表作

Everything You Say Is True: A Travelogue

2003年 旅行記/エッセイ

旅と観察を通して個人と場所をめぐる随筆集。初期の随筆作品を収める。

記憶観察

what we were doing and where we were going

2009年 短編集

五編の短編を収めた短編集。日常の断片と人間関係を描く。

関係日常移動

インクブロッツ:ヘルマン・ロールシャッハ、その象徴的検査と見ることの力

2017年 伝記/ノンフィクション

ロールシャッハの生涯とロールシャッハ・テストの歴史を辿る伝記。心理学史と文化史の文脈で検討する。

心理学史診断視覚と解釈

翻訳の哲学

2024年 批評/翻訳理論

翻訳に関する随想と理論的考察をまとめた著作。翻訳実践と理論の接点を探る。

翻訳理論言語使用解釈

全著作

  • Everything You Say Is True: A Travelogue(著)
  • what we were doing and where we were going(著)
  • インクブロッツ(著)
  • 翻訳: ヨン・フォッセ『Septology』1-7巻(英訳)
  • 翻訳: ネシオ(Nescio)『Amsterdam Stories』(英訳)
  • 翻訳: ハンス・カイリソン『Comedy in a Minor Key』(英訳)
  • 翻訳: マルセル・プルースト/ジョン・ラスキン『On Reading』(編訳)
  • その他多数の翻訳作品(ヘルマン・ヘッセ、リルケ、ロバート・ヴァルザーなど)

作風・主題

文体
明晰で批評的な文体翻訳実践に根ざした理論的省察事実と解釈を行き来するノンフィクションの筆致
頻出モチーフ
言語と使用法記憶と場所翻訳における声と再現

評価・遺産

ダミオン・サールズは英語圏における重要な翻訳家であり、学際的な伝記・批評の執筆でも知られる。複数の主要な文学作品を英訳し、翻訳理論についての発言でも注目されている。

引用

  • 「私たちは言語の単語を翻訳するのではなく、言語の使用を翻訳するのだ……翻訳では、一語レベルで見たときに異なるように見えることや明らかな間違いに見えることさえ、英語で同じ力を再現するために必要なことの一部である可能性がある。」
    出典: 『The New Yorker』所収のエッセイ(引用) (2024年)

豆知識

  • ニューヨークで育ち、ハーバード大学とカリフォルニア大学バークレー校で学んだとされる。
  • ドイツ語、ノルウェー語、フランス語、オランダ語など多数の言語から英訳を手掛けている。
  • 2019年にヘレン&カート・ウォルフ翻訳賞を受賞した。