世界・海外・国外の文学賞

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ドゥブラフカ・ウグレシッチ

ドゥブラーヴカ・ウグレシッチ

Dubravka Ugrešić

プロフィール

性別
女性
生誕
1949-03-27 (クティナ)
死没
2023-03-17 (アムステルダム) 73歳
国籍
クロアチア人, オランダ人, ユーゴスラビア人
言語
クロアチア語, セルビア・クロアチア語, ロシア語, 英語
居住地歴
クティナ, クロアチア → ザグレブ, クロアチア → アムステルダム, オランダ

経歴

職業
作家, 学者, 比較文学研究者
活動期間
1978年〜2023年
所属
ザグレブ大学文学理論研究所
影響を受けた人物
ミハイル・ブルガーコフ, ボフミル・フラバル
影響を与えた人物
ダニロ・キシュ
ノミネート
マン・ブッカー国際賞ノミネート (2009)

学歴

ザグレブ大学
芸術学部 / 比較文学・ロシア語学科
期間: 1960年代後半-1970年代初頭
卒業年: 1972
国: クロアチア
比較文学とロシア語を専攻

受賞歴

NIN賞
1988
対象作品: 意識の流れを渡る
主催: NIN
結果: 受賞
ノイシュタット国際文学賞
2016
主催: 全米図書賞団
結果: 受賞
ヴィレニツァ賞
2016
主催: ヴィレニツァ国際文学フェスティバル
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Forsiranje romana reke

    『Forsiranje romana reke』は川や流れをモチーフに言語、記憶、境界を問い直す実験的な作品。移動や変遷のイメージを通して個人と歴史の不確かさを描き、ポストモダン的技巧と批評精神が光る。

    アイデンティティ言語記憶境界ポストモダン
  1. 受賞作: Forsiranje romana reke(意識の流れを渡る)

    ポストモダン的なエッセイとフィクションを往還する実験的作品。記憶、アイデンティティ、移動と喪失をテーマに、言語と物語の限界を批評的に扱いながら社会的・文化的断絶を鋭く照射する。

    ポストモダン記憶とアイデンティティ移民と喪失文学理論
  1. 受賞作: 生涯業績

    ナショナリズム、亡命、記憶を鋭く批評するエッセイとフィクションで知られる。旧ユーゴの崩壊とその後の文化的断絶を独自の比喩とアイロニーで描き出し、国際的な読者にも影響を与えた。

    亡命ナショナリズム批判記憶とアイデンティティ文化批評
  1. 受賞作: 小説・エッセイ(業績)

    ドゥブラフカ・ウグレシッチは、ユーゴスラビア崩壊とそれに伴う亡命経験を背景に、記憶・アイデンティティ・ナショナリズムを主題とする小説・エッセイで高く評価された。辛辣なユーモアと観察に基づく筆致で国際的な注目を集めた。

    亡命バルカン文学文化批評記憶小説
  1. 受賞作: Baba Yaga Laid an Egg

    ババ・ヤガーなどの民話的モチーフを用いながら、母性、記憶、消費社会や政治的追放を批評的に考察するエッセイ的作品。ユーモアと皮肉を交えて文化的アイデンティティの問題を浮き彫りにする。

    エッセイフェミニズム民話記憶
  1. 受賞作: 業績全体

    ユーゴスラビア解体とその後の民族主義を批判的に論じるエッセイや小説を多数発表。亡命と記憶、言語と文化の保存・変容を主題に、ユーモアと辛辣な社会批評を交えて文化的アイデンティティの問題を掘り下げる。政治と文学の接点を鋭く問う作風で国際的に評価されている。

    亡命と記憶ナショナリズム批判文化とアイデンティティ
  1. 受賞作: 受賞業績(文学活動)

    小説・エッセイ・批評を通じて、亡命やアイデンティティ、ナショナリズム、記憶といった主題を一貫して扱ってきた業績が評価された。代表作群は旧ユーゴ圏の歴史的混乱と個人の生の交差を鋭く描出する。

    亡命記憶ナショナリズムアイデンティティ文化批評エッセイ

作品

代表作

Štefica Cvek u raljama života

1981年 ノヴェラ

若いタイピストの恋愛模様を描いたポストモダン小説。

ポストモダニズムキッチュ恋愛
映像化・舞台化
  • [映画] In the Jaws of Life / Rajko Grlić (1984)
翻訳
  • 英語訳あり

全著作

  • Poza za prozu (1978)
  • Štefica Cvek u raljama života (1981)
  • Forsiranje romana reke (1988)

作家による翻訳

  • ボリス・ピルニャーク、ロシア語からクロアチア語

作風・主題

文体
ポストモダンエッセイ風風刺的
頻出モチーフ
亡命ナショナリズム戦争アイデンティティ

評価・遺産

ユーゴスラビア解体後の亡命作家として、ナショナリズムと戦争を批判し、国際的に評価された。

引用

  • 偉大な文学作品は、読者との永続的な論争にあり、その一部は作家であり、彼らがこの文学的事柄を創造的に表現できる。
    出典: インタビュー

豆知識

  • 母親はブルガリア人。
  • ユーゴスラビア作家を自認。
  • NIN賞初の女性受賞者。