世界・海外・国外の文学賞

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エドゥアルド・ゲルマーン・マリア・ヒューズ・ガレアーノ

エドゥアルド・ゲルマン・マリア・ヒューズ・ガレアーノ

Eduardo Germán María Hughes Galeano

ペンネーム: Gius若年期に社会主義系刊行物で父姓の発音を近似するために使用した筆名

プロフィール

性別
男性
生誕
1940-09-03 (モンテビデオ、ウルグアイ)
死没
2015-04-13 (モンテビデオ、ウルグアイ) 74歳
国籍
ウルグアイ
言語
スペイン語
居住地歴
モンテビデオ(ウルグアイ) → ブエノスアイレス(アルゼンチン、亡命時) → スペイン(亡命時)

経歴

職業
作家, ジャーナリスト, 小説家
活動期間
1954年〜2015年

学歴

Erwyスクール
期間: 1954–1956 (中等教育の一部を修了)
国: ウルグアイ
中等教育を2年間修了後、仕事に就く。高等教育の学位は記録がない。

受賞歴

国際人権賞
2006
主催: Global Exchange
結果: 受賞
スティグ・ダガーマン賞
2010
主催: Stig Dagerman-fonden(スウェーデン)
結果: 受賞
名誉博士(honoris causa)
2021
主催: ミシオネス国立大学
結果: 追贈
ルベン・ダリオ勲章
主催: ニカラグア政府(とされる)
結果: 受賞(年不詳)

受賞・候補エディション

作品

代表作

ラテンアメリカの開いた傷口(Las venas abiertas de América Latina)

1971年 歴史/政治経済

植民地主義と帝国主義の視点からラテンアメリカの歴史を論じ、資源収奪と社会的影響を描いた代表作。発表後、複数の軍政下で禁書となった。

植民地主義資源搾取社会的記憶
翻訳
  • 英語訳: Open Veins of Latin America(Cedric Belfrage訳)

火の記憶(Memoria del fuego)

1982年 歴史的叙述/三部作

断片的で詩的な語りを通してアメリカ大陸の歴史を再構成する三部作。植民化から現代に至るまでの多様な声を編む試みと評される。

記憶歴史の語り直し抑圧と抵抗
翻訳
  • 英語訳: Memory of Fire(各巻が英訳されている)

抱擁の書(El libro de los abrazos)

1989年 エッセイ/短篇散文集

短い寓話的な章や断章で構成された作品集。個人的な記憶と政治的観察が交差する独特の文体が特徴。

記憶人間関係日常の中の政治
翻訳
  • 英語訳: The Book of Embraces

太陽と影のサッカー(El fútbol a sol y sombra)

1995年 スポーツ随筆

サッカーという競技を通して文化、政治、喜びと悲しみを描く。サッカー愛好家だけでなく文化評論としても高く評価される。

スポーツと社会文化批評情熱と搾取
翻訳
  • 英語訳: Football in Sun and Shadow

日々の子どもたち(Los hijos de los días)

2011年 短篇・カレンダー的作品

日付ごとに短い物語や人物を紹介する形式で、人類史や小さな出来事を祝福するユニークな作品。

歴史の断章日常と記憶
翻訳
  • 英語訳: Children of the Days

全著作

  • Los días siguientes(1963)
  • Las venas abiertas de América Latina(1971)
  • Memoria del fuego(三部作、1982–1986)
  • El libro de los abrazos(1989)
  • El fútbol a sol y sombra(1995)
  • Los hijos de los días(2011)

作品の翻訳

  • 『ラテンアメリカの開いた傷口』→ Open Veins of Latin America(英訳)
  • 『抱擁の書』→ The Book of Embraces(英訳)
  • 『日々の子どもたち』→ Children of the Days(英訳)

作風・主題

文体
詩的で断章的な文体寓話的・縮減された散文政治的・批評的な語り口
頻出モチーフ
記憶と歴史の再構築植民地主義と抵抗サッカーと大衆文化

健康

  • 肺がん
    2007–2015
    2007年に手術を受けて一時回復したが、2015年に肺がんで死去した。健康問題は晩年の活動に影響を与えた。

評価・遺産

エドゥアルド・ガレアーノはラテンアメリカの歴史と社会を詩的かつ批評的に描いた作家として国際的に高く評価される。『ラテンアメリカの開いた傷口』や『火の記憶』などの作品は広く読まれ、政治・文化の議論に影響を与え続けている。

大衆文化への影響

  • ウゴ・チャベスが2009年にオバマ大統領に『ラテンアメリカの開いた傷口』を贈ったことで注目を集めた。

引用

  • ホワイトハウスはこれからバラク・オバマの家であるだろうが、このホワイトハウスは黒人奴隷によって築かれた。彼はこれを決して忘れないでほしい、と願っている。
    出典: Amy Goodmanとのインタビュー(Democracy Now!、2008年) (2008年)
  • 私は『思い出すこと』に取り憑かれた作家であり、アメリカ、特にラテンアメリカの過去を記憶することに執着している。
    出典: 自身の発言(複数のインタビューより)

豆知識

  • 若年期に父姓の発音に由来する「Gius」という筆名を使用していた。
  • 署名のそばに小さな手描きの豚のスケッチを添えることが多かった。
  • ウゴ・チャベスが2009年にオバマに『ラテンアメリカの開いた傷口』を贈ったことで国際的に話題になった。