世界・海外・国外の文学賞

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エレノア・キャットン

エレノア・キャットン

Erenoa Catton

別名: Eleanor Frances Catton

プロフィール

性別
女性
生誕
1985 (カナダ、オンタリオ州ロンドン)
国籍
ニュージーランド
言語
英語
居住地歴
カナダ、オンタリオ州ロンドン (出生) → ニュージーランド、クライストチャーチ (幼少期) → イギリス、リーズ (13歳時、1年間) → ニュージーランド、クライストチャーチ (学生時代) → アメリカ、アイオワ州 (大学院時代) → ニュージーランド、オークランド・マウント・エデン → イギリス、ケンブリッジ (現在)

経歴

職業
小説家, 脚本家
活動期間
2007年〜
ノミネート
ガーディアン・ファースト・ブック・アワード ショートリスト (2009, リハーサル), オレンジ賞 ロングリスト (2010, リハーサル), ウォルター・スコット賞 ショートリスト (2014, 光の帝国), ギラー賞 ショートリスト (2023, バーンナム・ウッド), オックハム・ニュージーランドブックアワード ジャン・メドリコット・アコーン賞 ショートリスト (2024, バーンナム・ウッド)

学歴

カンタベリー大学
英語
学位: BA
国: ニュージーランド
ウェリントン・ビクトリア大学
国際現代文学研究所 / クリエイティブ・ライティング
学位: MA
卒業年: 2008
国: ニュージーランド
修士論文として『リハーサル』執筆
ウェリントン・ビクトリア大学
英語
学位: BA Hons
卒業年: 2009
国: ニュージーランド
アイオワ大学
作家ワークショップ
学位: MFA
国: アメリカ
2009-2011年頃在籍、創作を指導

受賞歴

アダム財団創作賞
2007
主催: アダム財団
結果: winner
ベティ・トラスク賞
2009
対象作品: リハーサル
主催: 英国著述家協会
結果: winner
ブッカー賞
2013
対象作品: 光の帝国
主催: ブッカー賞財団
結果: winner
カナダ総督文学賞
2013
対象作品: 光の帝国
部門: 英語フィクション部門
主催: カナダ政府
結果: winner
ニュージーランド・ポストブックアワード
2014
対象作品: 光の帝国
部門: フィクション賞
主催: ニュージーランドブックアワーズ
結果: winner
ニュージーランド功労勲章 (MNZM)
2014
部門: 文学への貢献
主催: ニュージーランド政府
結果: awarded

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: The Rehearsal

    演劇学校とその周辺で起きるスキャンダルを巡り、欲望、権力、メディアの取り扱いを演劇的に問い直す作品。視点の交錯と構成の工夫が特徴。

    芸術権力関係思春期メディア
ブッカー賞 1回登壇
  1. 受賞作: The Luminaries

    1860年代のニュージーランドの金鉱町を舞台に、占星術的な構成と多数の視点を通じて、失踪事件や金、欲望、運命が複雑に絡み合う長編小説。精緻な構築と謎解きの推進力が同時に立ち上がる。

    星図のように組み上げられた、金鉱町の謎と欲望の物語。

    848ページ
    歴史小説ミステリー金鉱社会占星術運命
  1. 受賞作: The Luminaries

    1860年代のニュージーランド金鉱町を舞台に、十二人の男と複数の事件が占星術的な構成のなかで結びつく大作。謎解きと時代の空気が重層的に組み上げられている。

    十二人の男が集うとき、物語の歯車が静かに回りだす。

    748ページ
    歴史小説謎解き占星術ニュージーランド

作品

代表作

リハーサル

2008年 文学小説

女子高生と教師のスキャンダルを、学校の演劇リハーサルと並行して描くデビュー作。

演劇アイデンティティ
映像化・舞台化
  • [映画] リハーサル / Alison Maclean (2016)

光の帝国

2013年 歴史小説 832ページ

1866年のニュージーランド金鉱を舞台に、12の星座と12年周期に基づく複雑なプロットで謎を解く長編。

金鉱ブーム運命占星術植民地
映像化・舞台化
  • [テレビミニシリーズ] 光の帝国 / Claire McCarthy (2020)

バーンナム・ウッド

2023年 スリラー小説

気候変動活動家グループ「バーンナム・ウッド」と富豪の対立を描く現代スリラー。シェイクスピア『マクベス』に着想。

環境活動資本主義道徳

全著作

  • リハーサル
  • 光の帝国
  • バーンナム・ウッド
  • ネクロポリス

翻案

  • 『光の帝国』が2020年BBC/TVNZテレビミニシリーズ化 (脚本:エレノア・キャットン)
  • 『エマ.』(ジェーン・オースティン原作)の脚本を担当 (2020年映画)

作風・主題

文体
複雑なナラティブ構造占星術や天文学に基づく構成劇場的・脚本的要素詳細な時代描写
頻出モチーフ
運命と偶然秘密と暴露自然と人間社会ジェンダーと力関係

評価・遺産

28歳でのブッカー賞史上最年少受賞者として国際的に注目を集め、ニュージーランド文学の代表作家。複雑な小説構造で知られる。2023年グランタ・ベスト・オブ・ヤング・ブリティッシュ・ノベリスト選出。

大衆文化への影響

  • 2015年の政治的発言で「Cattongate」と呼ばれる論争を巻き起こした。

豆知識

  • カナダ生まれだが6歳でニュージーランドに移住。
  • ブッカー賞受賞時史上最年少の28歳。
  • 家にテレビがなく、幼少期から熱心な読書家。
  • 歴史家ブルース・キャットンの親戚。
  • 2014年にLancewood/Horoeka Grantを設立し新進作家支援。