世界・海外・国外の文学賞

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エリザベス・ヌネス

エリザベス・ヌネス

Elizabeth Nunez

プロフィール

性別
女性
生誕
1944-02-18 (ココリート(ディエゴ・マーティン地域)、トリニダード・トバゴ)
死没
2024-11-08 (ブルックリン、ニューヨーク、アメリカ合衆国) 80歳
国籍
トリニダード・トバゴ, アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
トリニダード(生誕地) → ウィスコンシン州フォンド・デュ・ラック(学業) → ニューヨーク市(在住、活動)

経歴

職業
小説家, 大学教授
活動期間
1972年〜2024年
所属
メドガー・エバース・カレッジ(教員), ハンター・カレッジ(ディスティングィッシュド・プロフェッサー), ナショナル・ブラック・ライターズ・カンファレンス(共同設立・共同ディレクター), PEN(PEN Open Book Award委員会・委員長)
所属団体
PEN(PEN Open Book Award委員会)
ノミネート
Hurston/Wright Legacy Award(Discretionがショートリスト入り), NAACPイメージ・アワード(Boundariesがノミネート、2012年)

学歴

マリアン大学(旧:Marian College)
英語
学位: BA
国: アメリカ合衆国
ニューヨーク大学
文学
学位: MA, PhD
国: アメリカ合衆国
MAおよびPhD取得(年不詳)

受賞歴

アメリカン・ブック・アワード
2001
対象作品: Bruised Hibiscus
主催: Before Columbus Foundation
結果: 受賞
Independent Publishers Book Award
1999
対象作品: Beyond the Limbo Silence
主催: Independent Publisher
結果: 受賞
Black Issues Book Review - Novel of the Year
2006
対象作品: Prospero's Daughter
主催: Black Issues Book Review
結果: 受賞(Novel of the Year)
New York Times Editors' Choice
2006
対象作品: Prospero's Daughter
主催: The New York Times
結果: 選出
PEN Oakland Josephine Miles Award(選出)
2010
対象作品: Anna In-Between
主催: PEN Oakland
結果: 選出

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Bruised Hibiscus

    1950年代のトリニダードで起きた殺人事件の噂をきっかけに、幼なじみだった二人の女性が再び向き合う。人種、階級、性別の緊張が、抑圧的な家庭の内部と島の社会全体に同時に広がっていく。

    噂が、封じられていた記憶と連帯を呼び戻す。

    304ページ
    トリニダード人種と階級女性の連帯抑圧的な結婚記憶

作品

代表作

When Rocks Dance

1986年 小説

初期の小説。移民と家族、記憶をめぐる物語。

移民家族記憶

Beyond the Limbo Silence

1998年 小説

トリニダードの歴史や社会を背景にした長編。孤独と再生を描く。

トリニダード社会孤独再生

Bruised Hibiscus

2000年 小説

家族の緊張と女性の自立をテーマにした作品。2001年のアメリカン・ブック・アワード受賞作。

家族女性の自立文化的葛藤

Grace

2003年 小説

移民と家族史を織り込んだ物語。登場人物の内面を丁寧に描写する。

家族史移民体験アイデンティティ

Prospero's Daughter

2006年 小説

文学的要素と家族の秘密を組み合わせた作品。New York TimesのEditors' Choiceに選ばれ、Black Issues Book Reviewで2006年のNovel of the Yearに選出された。

家族の秘密文学と現実移民の世代間葛藤

Anna In-Between

2010年 小説

移民のアイデンティティと家族関係を繊細に描いた作品。PEN Oakland Josephine Miles Awardの候補に選ばれ、各紙で高評価を受けた。

移民のアイデンティティ家族の葛藤文化的二重性

Not for Everyday Use : a memoir

2014年 回想録

自身の生い立ちや作家としての歩みを振り返る回想録。

回想家族作家としての経歴

Now Lila Knows

2022年 小説

晩年に発表された小説。家族と過去の謎が中心テーマ。

家族過去の秘密和解

全著作

  • When Rocks Dance (1986)
  • Beyond the Limbo Silence (1998)
  • Bruised Hibiscus (2000)
  • Grace (2003)
  • Prospero's Daughter (2006)
  • Anna In-Between (2010)
  • Not for Everyday Use : a memoir (2014)
  • Now Lila Knows (2022)
  • 共編: Stories from Blue Latitudes: Caribbean Women Writers at Home and Abroad
  • 共編: Defining Ourselves: Black Writers in the 90s

作風・主題

文体
写実的で緻密な人物描写叙情的かつ抑制のきいた語り口移民体験に根ざした現実主義
頻出モチーフ
家族の絆と断絶移民・アイデンティティの葛藤過去の記憶と秘密

健康

  • 脳卒中
    2024
    2024年に脳卒中の合併症により自宅で死去

評価・遺産

移民体験とカリブ海の文化を描いた作品群により、アメリカ・カリブ文学の重要な声となった。教育者としても若い作家の育成に貢献し、ナショナル・ブラック・ライターズ・カンファレンスの共同設立などを通じて作家コミュニティの発展に寄与した。

引用

  • 「表現豊かな散文と説得力ある登場人物は読者をすぐに引き込み、家族の葛藤と移民のアイデンティティを鮮やかに扱っている。」
    出典: Publishers Weekly(Anna In-Betweenレビュー) (2009年)

豆知識

  • メドガー・エバース・カレッジでの教鞭を1972年から担当し、同校のライティングカリキュラムの発展に寄与した。
  • ナショナル・ブラック・ライターズ・カンファレンスを共同設立し、1986年から2000年まで共同ディレクターを務めた。
  • 2004年のCUNY TVシリーズ『Black Writers in America』のエグゼクティブ・プロデューサーを務め、同シリーズはニューヨーク・エミー賞にノミネートされた。
  • ラジオ番組をWBAIでホストしていた。
  • アンソロジー『New Daughters of Africa』(2019年)に寄稿している。