世界・海外・国外の文学賞

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エマ・ドノヒュー

エマ・ドノヒュー

Ema Donohyū

プロフィール

性別
女性
生誕
1969-10-01 (アイルランド、ダブリン)
国籍
アイルランド, カナダ
言語
英語, フランス語
居住地歴
アイルランド、ダブリン → イギリス、ケンブリッジ → カナダ、オタワ州ロンドン

経歴

職業
小説家, 脚本家, 劇作家, 文学史家
活動期間
1994年〜2025年
影響を受けた人物
エミリー・ディキンソン, ジネット・ウィンターソン, アラン・ガーナー
ノミネート
ブッカー賞ファイナリスト (Room, 2010), ギラー賞ロングリストなど複数

学歴

ダブリン大学学院
英語とフランス語
学位: Bachelor of Arts (first-class honours)
国: アイルランド
ケンブリッジ大学ガートン・カレッジ
英語
学位: PhD
国: イギリス
18世紀小説における男女の友情に関する論文

受賞歴

ストーンウォール・ブック・アワード
1997
対象作品: フッド
部門: Literature
主催: アメリカ図書館協会
結果: winner
フェロ・グラムリー賞
2002
対象作品: スラマーキン
部門: Lesbian Fiction
主催: パブリッシング・トライアングル
結果: winner
ロジャース・ライターズ・トラスト・フィクション賞
2010
対象作品: ルーム
結果: winner
アイルランド・ブック・アワード
2010
対象作品: ルーム
結果: winner
アレックス賞
2011
対象作品: ルーム
主催: アメリカ図書館協会
結果: winner
アリス・B・リーダーズ賞
2025
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Hood

    喪失と家族、記憶を主題とする小説で、繊細な心理描写を通して登場人物の内面世界を掘り下げる。クィアな関係性や癒しのプロセスを通じて、日常の中の深い感情を描写する作品。

    喪失家族クィアな視点回復
  2. 受賞作: Inseparable: Desire Between Women in Literature

    文学に現れる女性同士の欲望と関係性を史的に追跡する批評書。詩や小説に表れた女性間の親密さの表象を読み解き、文化史的な変遷を明らかにする。

    文学批評女性の欲望ジェンダー文化史
  1. 受賞作: Room(邦題:ルーム)

    母とその幼い息子が閉じ込められた狭い空間で暮らす日常から始まり、やがて外の世界へ出て自由を取り戻すまでを、幼い視点と母親の視点から描く感動的な物語。トラウマと再生をテーマにしている。

    閉ざされた部屋の中で続く日常が、やがて外の世界へとつながっていく。

    321ページ
    トラウマ母子関係自由と再生
  1. 受賞作: Room

    狭い世界(“部屋”)に囚われた子どもと母親の視点で語られる長編。自由と世界認識の回復、母子関係と成長のテーマを緊迫感と繊細さで描く。

    492ページ
    封鎖母子関係生存と回復成長
  1. 受賞作: Room

    5歳のジャックと母親が『ルーム』と呼ばれる狭い空間で暮らす。彼らの脱出とその後の社会復帰を通して、親子の絆やトラウマ、回復の過程が繊細に描かれる心理ドラマ。

    492ページ
    監禁母子関係心理ドラマ回復

作品

代表作

ルーム

2010年 文学小説 321ページ

母親と5歳の息子が監禁された部屋で過ごす生活を描いた小説。息子の視点で語られる。

監禁母子関係トラウマ脱出
映像化・舞台化
  • [映画] ルーム / Lenny Abrahamson (2015)
  • [演劇] ルーム (2017)

ワンダー

2016年 歴史小説

19世紀アイルランドの断食少女を巡る物語。クリミア戦争と大飢饉の影。

信仰飢餓奇跡
映像化・舞台化
  • [映画] ワンダー / Sebastián Lelio (2022)

フッド

1995年 現代小説

恋人の死に向き合うアイルランド人女性の物語。

喪失レズビアン関係

スラマーキン

2000年 歴史小説

18世紀の新聞記事に基づく娼婦の物語。

貧困欲望処刑

全著作

  • Stir Fry (1994), Hood (1995), Slammerkin (2000), Life Mask (2004), Landing (2007), The Sealed Letter (2008), Room (2010), Frog Music (2014), The Wonder (2016), Akin (2019), The Pull of the Stars (2020), Haven (2022), Learned by Heart (2023), The Paris Express (2025) 他多数

翻案

  • Room (映画, 2015), The Wonder (映画, 2022)

作風・主題

文体
勤勉で飾り気のない文体歴史的事実に基づくフィクション多様な視点の採用
頻出モチーフ
女性間の関係歴史的事件奇跡と信仰家族と喪失

評価・遺産

Roomで国際的ベストセラーを記録し、ブッカー賞最終候補などに。LGBTQ+文学や歴史小説で高い評価。多数の賞受賞と映画化。

豆知識

  • 8人兄弟の末っ子
  • パートナーはクリスティーヌ・ルールストン教授、2人の子供がいる
  • 2004年にカナダ市民権取得
  • ケンブリッジ在学中にパートナーと出会う