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エシ・エドゥギャン

エシ・エドゥギャン

Esi Edugyan

プロフィール

性別
女性
生誕
1978-01-01 (カルガリー(アルバータ州))
国籍
カナダ
言語
英語
居住地歴
カルガリー(アルバータ州) → ビクトリア(ブリティッシュコロンビア州)

経歴

職業
作家, 小説家
活動期間
2004年〜
影響を受けた人物
ジャック・ホジンズ
ノミネート
2011年 マン・ブッカー賞 ショートリスト — ハーフブラッド・ブルース, 2011年 ロジャース・ライターズ・トラスト長編小説賞 ショートリスト — ハーフブラッド・ブルース, 2011年 カナダ総督文学賞(英語小説部門) ロングリスト/ショートリスト候補 — ハーフブラッド・ブルース, 2012年 ウォルター・スコット賞 ショートリスト — ハーフブラッド・ブルース, 2018年 マン・ブッカー賞 ショートリスト — ワシントン・ブラック, 2018年 ロジャース・ライターズ・トラスト長編小説賞 ショートリスト — ワシントン・ブラック, 2019年 アンドリュー・カーネギー記念メダル(優秀フィクション) ショートリスト — ワシントン・ブラック, 2020年 インターナショナル・ダブリン文学賞 ショートリスト — ワシントン・ブラック

学歴

ビクトリア大学
創作(クリエイティブ・ライティング)
学位: BA
国: カナダ
ジャック・ホジンズに師事した。
ジョンズ・ホプキンス大学(ライティング・セミナーズ)
ライティング・セミナーズ
学位: MA
国: アメリカ合衆国
修士号取得(Writing Seminars)

受賞歴

スコシアバンク・ギラー賞
2011
対象作品: ハーフブラッド・ブルース
主催: Scotiabank Giller Prize(主催団体名)
結果: Winner
アニスフィールド=ウルフ賞
2012
対象作品: ハーフブラッド・ブルース
主催: クリーブランド公共図書館(Anisfield-Wolf)
結果: Winner
スコシアバンク・ギラー賞
2018
対象作品: ワシントン・ブラック
主催: Scotiabank Giller Prize(主催団体名)
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Half-Blood Blues

    ナチス支配下のヨーロッパを逃げるジャズ演奏者たちの物語。音楽、恋、忠誠が生存と絡み合う。

    ナチス支配下のヨーロッパを逃げるジャズ演奏者たちの物語。音楽、恋、忠誠が生存と絡み合う。

    ジャズ戦時下のヨーロッパ生存
  2. 受賞作: Washington Black

    バルバドスの砂糖農園で奴隷として育った少年ワシントン・ブラックが、主人の兄のもとで世界を広げ、逃亡と旅を通して自分の輪郭を探していく。奴隷制の暴力と自己形成の物語を重ねた歴史長編。

    奪われた自由のなかで、それでも自分を作り直そうとする少年の旅。

    333ページ
    奴隷制自己形成歴史小説冒険自由
  1. 受賞作: Half-Blood Blues

    1939年のベルリンとパリを舞台に、ジャズ・ミュージシャンたちがナチス支配と戦争の影に追い詰められていく群像小説。音楽、友情、喪失が、時間をまたいで響き合う。

    ジャズの熱気が、戦争の影の中で鳴り続ける。

    352ページ
    小説ジャズナチス友情

作品

代表作

サミュエル・タイネの第二の人生

2004年 小説(文芸)

デビュー作。移民、アイデンティティ、コミュニティを扱った物語で、主人公サミュエル・タイネの人生と家族の歴史を描く。

移民アイデンティティ家族

ハーフブラッド・ブルース

2011年 歴史小説 / 戦間期のフィクション

戦間期のベルリンを舞台にしたジャズ・ミュージシャンたちの友情と裏切り、レイシズムと歴史の重みを描く小説。主に混血の青年ヒエロニムス(Hiero)を中心に展開する。

人種音楽(ジャズ)友情記憶と戦争の影響

Dreaming of Elsewhere: Observations on Home

2014年 ノンフィクション/エッセイ

帰属や「家」についてのエッセイ集。Henry Kreisel記念講演シリーズとして発表された短いノンフィクション作品。

帰属文化

ワシントン・ブラック

2018年 歴史小説 / 冒険小説

19世紀を舞台にした物語で、かつて奴隷だった少年ワシントン・ブラックの逃避行と成長、自由と科学、友情を描いた長編小説。

奴隷制と解放自由友情と師弟関係

アウト・オブ・ザ・サン:人種と物語について

2022年 ノンフィクション / 講演集

CBC Massey Lecturesとして行われた一連の講演をまとめた書籍。人種、物語の力、作家としての責任について考察する。

人種物語と語り文学の責任

全著作

  • サミュエル・タイネの第二の人生(The Second Life of Samuel Tyne)
  • ハーフブラッド・ブルース(Half-Blood Blues)
  • Dreaming of Elsewhere: Observations on Home(エッセイ集)
  • ワシントン・ブラック(Washington Black)
  • アウト・オブ・ザ・サン:人種と物語について(Out of the Sun: On Race and Storytelling)

作風・主題

文体
叙情的で緻密な描写歴史的背景を重視する語り口登場人物の内面に深く迫る文体
頻出モチーフ
音楽(特にジャズ)移民と帰属意識人種と差別記憶と過去の痕跡

評価・遺産

エシ・エドゥギャンは人種、歴史、帰属をテーマにした作品で国際的評価を得たカナダの小説家。スコシアバンク・ギラー賞を2度受賞した数少ない作家であり、現代英語圏文学における重要人物の一人とみなされる。

豆知識

  • 両親はガーナ出身で、カルガリーで生まれ育った。
  • 作家スティーブン・プライスと結婚しており、子どもが2人いる。
  • 2011年と2018年にスコシアバンク・ギラー賞を受賞し、ギラー賞を2度受賞した稀な作家の一人である。
  • 2023年のブッカー賞審査員長を務めた。