世界・海外・国外の文学賞

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エヴィー・ワイルド

エヴィー・ワイルド

Evie Wyld

プロフィール

性別
女性
生誕
1980-01-01 (ロンドン(イングランド))
国籍
イギリス, オーストラリア
言語
英語
居住地歴
ペッカム(南ロンドン) → ブリクストン(ロンドン) → ロンドン

経歴

職業
作家, 小説家
活動期間
2009年〜2025年

学歴

バース・スパ大学
クリエイティブ・ライティング
学位: BA
卒業年: 2002
国: イギリス
学士(クリエイティブ・ライティング)
ゴールドスミス、ロンドン大学
クリエイティブ・ライティング
学位: MA
卒業年: 2004
国: イギリス
修士(クリエイティブ・ライティング)

受賞歴

ジョン・ルウェリン・リース賞
2009
対象作品: After the Fire, A Still Small Voice
結果: Winner
ベティ・トラスク賞
2010
対象作品: After the Fire, A Still Small Voice
結果: Winner
Encore賞
2013
対象作品: All the Birds, Singing
結果: Winner
ヨーロッパ連合文学賞(UK担当)
2014
対象作品: All the Birds, Singing
主催: European Union
結果: Winner
マイルズ・フランクリン賞
2014
対象作品: All the Birds, Singing
結果: Winner
ロイヤル・ソサエティ・オブ・リテラチュア(フェロー)
2018
主催: ロイヤル・ソサエティ・オブ・リテラチュア
結果: Elected
ステラ賞
2021
対象作品: The Bass Rock
結果: Winner
バーバラ・ジェフェリス賞(ショートリスト)
2022
対象作品: The Bass Rock
結果: Shortlisted
ヴィクトリア州総督文学賞(フィクション)
2025
対象作品: The Echoes
結果: Shortlisted
コスタ本賞(ノベル部門)
2013
対象作品: All the Birds, Singing
部門: Novel
結果: Shortlisted

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: After the Fire, a Still Small Voice

    オーストラリアを舞台に、過去と現在が交錯する構成で孤独や暴力、家族の歴史を描く小説。複数の視点と時間軸を行き来する語りによって登場人物の傷と再生のプロセスが徐々に明らかになり、土地や自然の描写が物語に深みを与える。

    孤独喪失トラウマ家族の歴史
  1. 受賞作: After the Fire, A Still Small Voice

    二つの時代・人物の物語を交互に描き、過去の暴力や家族の秘密が現代に影響を及ぼす様子を探る。風景描写と静かな緊張感が特徴。

    過去と現在暴力家族
アンコール賞 1回登壇
  1. 受賞作: All the Birds, Singing

    孤立した田舎を舞台に、自然がはらむ脅威と過去に埋もれた暴力が主人公の人生に影を落とす様を描く。静謐ながら緊迫感のある自然描写と心理描写が特徴的な作品。

    自然孤独暴力記憶
  1. 受賞作: All the Birds, Singing

    孤島で羊を追うジェイク・ワイトが、襲われる羊と封じてきた過去に向き合う長編。自然の厳しさと孤独、暴力の記憶が静かな緊張感のなかで重なっていく。

    羊を襲う何かと、封じてきた過去が同時に迫ってくる。

    240ページ
    孤独トラウマ自然サバイバル

作品

代表作

After the Fire, A Still Small Voice

2009年 文芸小説

災害や家庭のトラウマを背景に、過去と現在が交錯する物語。主人公の孤独や記憶、家族関係を描く。

孤独トラウマ家族記憶

All the Birds, Singing

2013年 文芸小説

オーストラリア出身の羊飼いが英国の丘陵地帯で暮らす姿を描く小説。孤立、男性性、過去の影の影響を探る。

孤立男性性田園風景トラウマ

The Bass Rock

2020年 文芸小説

スコットランドを舞台に、異なる時代に生きる三人の女性の人生と、男性的暴力が及ぼす影響を描く物語。

男性暴力歴史女性の連続性トラウマ

The Echoes

2024年 文芸小説

西オーストラリアのワンカサの地とロンドンを舞台に、幽霊的語りと時間を越えた視点で愛、トラウマ、植民の影響を扱う作品。盗まれた世代(Stolen Generations)など先住民の歴史も扱われ、賛否両論を呼んだ。

トラウマ植民地史先住民の扱い

全著作

  • After the Fire, A Still Small Voice(2009)
  • All the Birds, Singing(2013)
  • The Bass Rock(2020)
  • The Echoes(2024)
  • 短編短編集・個別短編(いくつかの雑誌・アンソロジー掲載)

作風・主題

文体
現実主義的で抒情的な文体断片的・多視点の語り静謐で陰影のある描写
頻出モチーフ
孤独海・自然記憶と過去男性性と暴力

健康

  • ウイルス性脳炎
    幼少期
    幼少期に罹患した病気は内向的な性格形成や後の作品における脆弱性・身体性の描写に影響を与えたとされる。

評価・遺産

エヴィー・ワイルドはイギリスとオーストラリア双方で評価される現代作家であり、受賞歴が多く、女性の視点やトラウマ、男性性を扱う作品群で知られる。代表作はいくつもの主要賞を受賞・ノミネートされ、現代文学における重要な声の一つと見なされている。

関連学会

  • ロイヤル・ソサエティ・オブ・リテラチュア(フェロー)

引用

  • 私は明らかにイギリス人です。
    出典: Publishers Weekly(インタビュー) (2024年)
  • 子どもの頃、私は人々にオーストラリア出身だと話していた。もっと面白く聞こえたかったから。でも本当は南東ロンドン出身だ。
    出典: Granta(インタビュー) (2008年)

豆知識

  • 母親はオーストラリア出身で、父はイングランド出身。二重国籍を持つ。
  • 幼少期に祖父母のいるニューサウスウェールズのサトウキビ農場で過ごした記憶がある。
  • 2013年に文学エージェントのジェイミー・コールマンと結婚。
  • 2018年にロイヤル・ソサエティ・オブ・リテラチュアのフェローに選出。
  • 公式サイト: http://www.eviewyld.com/