世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

F.X. Toole

エフ・エックス・トゥール

F.X. Toole

別名: Jerry Boyd
ペンネーム: F.X. Toole作品発表時の筆名

プロフィール

性別
男性
生誕
アメリカ合衆国カリフォルニア州ロングビーチ
死没
2002-09-02 (アメリカ合衆国カリフォルニア州トーランス) 71歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
ロングビーチ(カリフォルニア州) → トーランス(カリフォルニア州)

経歴

職業
ボクシングトレーナー, 作家, カットマン
活動期間
1960年〜2002年
影響を受けた人物
ダブ・ハントリー(トレーナー)

受賞歴

アカデミー賞(原作に基づく作品の受賞)
2005
対象作品: 『ロープ・バーンズ:コーナーの物語』
部門: 映画化作品
主催: アカデミー・オブ・モーション・ピクチャー・アーツ・アンド・サイエンシーズ
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. ボクシングの現場を知り尽くした語り手が、リングの内側と外側にいる人々の緊張、誇り、損なわれやすい尊厳を描く短編集。6つの物語を通して、勝敗だけでは測れない闘いの重みが立ち上がる。

    リングの熱気と、その周囲にある痛みを同時に描く、鋭く人間味のある短編集。

    339ページ
    ボクシング短編集暴力と尊厳家族周縁に生きる人々

作品

代表作

ロープ・バーンズ:コーナーの物語

2000年 短編集(ボクシングを題材とした現実主義) 224ページ

ボクシング界の人々を描いた短編を集めた作品集。現場の生々しい描写と登場人物の人間性に焦点を当て、友情や挫折、救済といったテーマが繰り返し現れる。多くの話が実在のトレーナーや選手の経験に基づいている。

ボクシング救済挫折師弟関係男性性
映像化・舞台化
  • [映画] ミリオンダラー・ベイビー / Clint Eastwood (2004)
翻訳
  • ロープ・バーンズ(邦訳)

パウンド・フォー・パウンド

2006年 小説(没後刊行) 288ページ

F.X. Tooleの没後に刊行された長編。ボクシング界を舞台に個々の選手や関係者の人生を掘り下げ、勝利と代償を描く作品。批評家からは没後刊行ながら高い評価を受けた。

業績と代償競技の倫理人間関係

全著作

  • ロープ・バーンズ:コーナーの物語(2000)
  • パウンド・フォー・パウンド(2006)

翻案

  • 『ミリオンダラー・ベイビー』(2004、監督:クリント・イーストウッド)

作品の翻訳

  • 『ロープ・バーンズ』邦訳(出版年不詳)

作風・主題

文体
写実的で硬質な文体、短く切れ味のある会話描写ボクシング界のディテールに根ざしたナラティブ
頻出モチーフ
コーナー(トレーナーと選手の関係)パンチと痛み救済と敗北リング外の人生の悲喜

健康

  • 心臓発作(心筋梗塞あるいは心停止)
    2002-09-02
    2002年に心臓発作により死去。これにより創作活動は終了した。

評価・遺産

ボクシング界を舞台にした写実的な短編・長編で知られ、特に短編集『ロープ・バーンズ』は映画『ミリオンダラー・ベイビー』として映像化され大きな評価を得た。没後刊行の長編も高評価を受け、ボクシング文学の重要な作家の一人と見なされている。

大衆文化への影響

  • 映画『ミリオンダラー・ベイビー』(2004)はF.X. Tooleの短編を原作とし、広く知られることになった。

豆知識

  • F.X. Tooleはジェリー・ボイド(Jerry Boyd)の筆名である。
  • 短編集『ロープ・バーンズ』はダブ・ハントリーに捧げられている。
  • 『ミリオンダラー・ベイビー』はF.X. Tooleの作品を原作としており、アカデミー賞など多くの賞を受賞した。
  • 長編『パウンド・フォー・パウンド』は没後に刊行された。