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第13回(1978年) 受賞受賞作: Gateway
異星文明ヒーチーの遺棄された宇宙港ゲートウェイを拠点に、危険な探査に挑む採掘者たちの冒険を描く。富と死が隣り合わせの宇宙で、主人公の恐れと執着が物語を動かす。
危険な宇宙探査は、富より先に恐れを連れてくる。
320ページ異星技術経済と搾取心理とトラウマ
フレデリック・ポール
フレデリック・ポール
Furederikku Po-ru
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1919-11-26 (アメリカ合衆国ニューヨーク市)
- 死没
- 2013-09-02 (アメリカ合衆国イリノイ州パラタイン) 93歳
- 国籍
- アメリカ合衆国
- 言語
- 英語
- 居住地歴
- ブルックリン(幼少期〜) → ミドルトン、ニュージャージー(長期居住) → イリノイ州パラタイン(1984年以降)
経歴
- 職業
- 小説家, 短編作家, 随筆家, 編集者, 文芸エージェント, 出版社関係者, ファン活動家
- 活動期間
- 1937年〜2011年
- 影響を受けた人物
- ドナルド・A・ウォルヘイム, アイザック・アシモフ, ディモン・ナイト, シリル・M・コーンブラフ
- 影響を与えた人物
- デヴィッド・ブリン, コリー・ドクトロウ, ロバート・J・ソーヤー
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| ブルックリン・テクニカル・ハイスクール | — | — | — | 在学中に中退(17歳で中退) | アメリカ合衆国 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1978 | ジョン・W・キャンベル記念賞(最優秀長編) | ゲートウェイ | 長編 | ジョン・W・キャンベル記念賞運営 | 受賞 |
| 1985 | ジョン・W・キャンベル記念賞(最優秀長編/審査制) | The Years of the City(中短篇集) | 短篇集/ノヴェラ集 | ジョン・W・キャンベル記念賞運営 | 受賞 |
| 1978 | ヒューゴー賞(最優秀長編) | ゲートウェイ | 長編 | 世界SF大会(Worldcon) | 受賞 |
| 1976 | ネビュラ賞(最優秀長編) | マン・プラス | 長編 | SFWA(米国) | 受賞 |
| 1977 | ネビュラ賞(最優秀長編) | ゲートウェイ | 長編 | SFWA(米国) | 受賞 |
| 1980 | ナショナル・ブック・アワード | ジェム | Science Fiction(1980年の一時的カテゴリ) | ナショナル・ブック・ファンデーション | 受賞 |
| 1993 | ダモン・ナイト記念グランドマスター(SFWA) | — | 功労賞 | SFWA(米国) | 受賞 |
| 2010 | ヒューゴー賞(ベスト・ファン・ライター) | The Way the Future Blogs(ブログ) | ファンライター | 世界SF大会(Worldcon) | 受賞 |
| 1979 | ローカス賞(ノンフィクション) | The Way the Future Was(自伝) | ノンフィクション | Locus | 受賞 |
| 1998 | サイエンスフィクション&ファンタジー殿堂(殿堂入り) | — | 殿堂入り | Science Fiction and Fantasy Hall of Fame / Museum of Pop Culture | 殿堂入り |
受賞・候補エディション
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第6回(1978年) 受賞受賞作: Gateway (Gateway/ゲートウェイ)
古代異星文明ヒーチーの放棄された宇宙港“ゲートウェイ”で、賭けのように危険な探査ミッションに挑む者たちの運命を描く。未知技術への好奇心と恐怖、経済的圧迫、トラウマと贖罪という人間ドラマを織り交ぜたハードSF。
宇宙探査異星技術心理的トラウマ経済と賭博的構造 -
第13回(1985年) 受賞受賞作: The Years of the City
近未来の都市を舞台に、都市再生と環境回復、住民の連帯や政治変動を通して市民生活の変容を描く社会派SF。公共空間や市民参加、テクノロジーと経済の関係性を通じて“都市”という場の再定義を試みる。
都市再生環境と社会コミュニティ政治的変化
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第8回(1979年) 受賞受賞作: ゲートウェイ (Gateway / La Grande Porte)
異星の残した航行船を舞台にしたSF。未知のテクノロジーへの挑戦とそれに伴うトラウマ、人間の欲望と弱さを描く心理的宇宙冒険譚。
宇宙冒険心理ドラマ経済と欲望
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第1回(1996年) 受賞受賞作: Thomas D. Clareson Award for Distinguished Service(卓越した奉仕活動に対する賞)
Science Fiction Research Association(SFRA)による、SF教育・研究の促進、編集、レビュー、出版、会議運営、メンタリングなどへの顕著な奉仕活動を称える賞。受賞者は長年にわたりSFコミュニティと学術研究の発展に寄与した。
SF教育・研究の促進編集レビュー・批評出版会議運営・組織運営メンタリング
作品
代表作
ゲートウェイ
1977年 SF(スペースオペラ/サイエンスフィクション)遺跡船を利用して宇宙を探査する民間採掘業者(ヘーチーの船の残骸を用いるトラベラー)たちと、その発見した富と危険を巡る物語。主人公の心理と過去が物語の中心となる。
- ゲートウェイ(複数言語訳あり)
マン・プラス
1976年 SF(ハードSF・サイバネティクス)人類を火星で生存可能にするために改造された人間(マン・プラス)を主人公に、身体改造と人間性の変容を描く。
- マン・プラス(訳書あり)
ジェム
1979年 SF南アフリカや人種問題と絡めた政治的・社会的テーマを含む小説。テクノロジーと社会変容の関係を扱う。
- ジェム(訳書あり)
The Years of the City
1984年 SF(中短篇連作)都市とその変容を描く中短篇集。未来社会・都市生活の描写と批評を含む。
All the Lives He Led
2011年 回想録的小説 / SFポールの晩年の長編で、半自伝的要素を含む物語。2011年刊行の最終長編。
全著作
- ゲートウェイ(1977)
- マン・プラス(1976)
- ジェム(1979)
- The Years of the City(1984)
- The Way the Future Was(自伝、1978)
- All the Lives He Led(2011)
翻案
- Gateways: Original New Stories Inspired by Frederik Pohl(編集集)
作風・主題
- 文体
- 明快で実用的な文体風刺と社会批評を含む描写科学的背景を重視したハードSF的手法
- 頻出モチーフ
- 消費主義と広告技術による人間変容組織や企業の権力
評価・遺産
フレデリック・ポールは20世紀後半の英語圏SFを代表する作家・編集者であり、編集者として雑誌を活性化させ、作家としてはGatewayなどで数々の主要賞を受賞した。社会風刺的な視点と科学的想像力で後続作家に影響を与えた。
記念館・博物館
- Science Fiction and Fantasy Hall of Fame(Museum of Pop Culture) アメリカ合衆国ワシントン州シアトル
関連学会
- SFWA(サイエンスフィクション&ファンタジー作家協会)
大衆文化への影響
- Gateways(アンソロジー)などで現代作家に影響を与えた
引用
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ポールの法則:「どんなものでも、どこかの誰かは必ずそれを嫌うだろう」
出典: 作家の随筆・インタビュー等に由来
豆知識
- フューチュリアンズ(Futurians)というファングループの共同創設者である。
- 多数の筆名を使用しており、共同執筆作や初期作品で用いた。
- 第二次世界大戦中は米陸軍の気象担当として従軍した。