世界・海外・国外の文学賞

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ホセ・アントニオ・ブルシアガ

ホセ・アントニオ・ブルシアガ

Jose Antonio Burciaga

ペンネーム: トニー・ブルシアガ友人・同僚や執筆活動で用いられた通称

プロフィール

性別
男性
生誕
1940-08-23 (アメリカ合衆国 テキサス州 エルパソ)
死没
1996-10-07 56歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語, スペイン語
居住地歴
エルパソ(生誕地) → ミネラルウェルズ(テキサス州) → ワシントンD.C. → サンフランシスコ・ベイエリア(ミッション地区、サンフランシスコ) → スタンフォード/パロアルト(Casa Zapata居住)

経歴

職業
壁画家, アーティスト, 詩人, 作家, コラムニスト, パフォーマー
活動期間
1960年〜1996年
所属
Galería de la Raza(関係), Culture Clash(創設メンバー), Casa Zapata(レジデントフェロー)
影響を受けた人物
フェデリコ・ガルシーア・ロルカ, チカーノ文学・運動の諸作家(影響を受けた傾向)
影響を与えた人物
チカーノ/ラティーノ文化に関わる作家・活動家

学歴

テキサス大学エルパソ校
美術学部 / 美術
学位: B.A. (Fine Arts)
期間: 1964–1968
卒業年: 1968
国: アメリカ合衆国
軍務後に美術学の学士号を取得

受賞歴

アメリカン・ブック・アワード
1992
対象作品: Undocumented Love / Amor Indocumentado
主催: Before Columbus Foundation
結果: 受賞
ヒスパニック・ヘリテッジ賞(文学部門)
1995
主催: Hispanic Heritage Foundation
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Undocumented Love/Amor Indocumentado: A Personal Anthology of Poetry

    チカーノの経験と移動の感覚を映す、バイリンガルの詩のアンソロジー。個人的な記憶と社会的な境遇が重なり合い、言葉の往復運動が前面に出る。

    バイリンガルの詩が、移動する生活の輪郭を描く。

    173ページ
    詩集バイリンガルチカーノ文学移動
  2. 受賞作: The Last Supper of Chicano Heroes: Selected Works of José Antonio Burciaga (eds.)

    José Antonio Burciagaの仕事を集成した選集で、絵画、エッセイ、ユーモアを通してチカーノ文化の声を伝える。

    選集としての魅力と、作家の残した文化的遺産が重なる。

    256ページ
    選集チカーノ文学文化史

作品

代表作

Restless Serpents

1976年 詩集

1970年代の作品群で、アイロニーと社会批評を織り交ぜた詩のコレクション。

アイデンティティ社会批評政治

WEEDEE PEEPO: エッセイ集

1988年 エッセイ

バイリンガルの機知とウィットを交え、チカーノ文化や日常を風刺的に綴ったエッセイ集。

ユーモアチカーノ文化バイリンガリズム

Undocumented Love / Amor Indocumentado

1992年 詩集

移民やアイデンティティ、愛をテーマにした詩集。1992年にアメリカン・ブック・アワードを受賞。

移民アイデンティティ

Drink Cultura

1993年 エッセイ/評論

チカーノ文化や社会問題をユーモアと批評で描いた作品集。

文化批評チカーノの経験ユーモア

Spilling the Beans: Loteria Chicana

1995年 エッセイ/コラム

チカーノ社会や日常をテーマにしたエッセイ集。晩年の代表作の一つ。

社会正義アイデンティティユーモア

全著作

  • RESTLESS SERPENTS (1976)
  • Rio Grande, Rio Bravo (1978)
  • Drink Cultura (1979 / 1993 刊行一覧あり)
  • Españotli Titlan Englishic (1980)
  • WEEDEE PEEPO: A Collection of Essays (1988)
  • Undocumented Love / Amor Indocumentado (1992)
  • DRINK CULTURA: Chicanismo (1993)
  • SPILLING THE BEANS: Loteria Chicana (1995)
  • IN FEW WORDS / EN POCAS PALABRAS (1997, 死後刊行)

翻案

  • The Last Supper of Chicano Heroes(Casa Zapataの壁画)

作風・主題

文体
英語とスペイン語を交えたバイリンガルな文体風刺的で機知に富む語り口社会政治的な批評を含むエッセイ・詩
頻出モチーフ
チカーノ・アイデンティティ移民と境界文化的混成(メスティソ性)ユーモアによる社会批判

健康

  • がん
    1994–1996
    1995年に寛解を経て活動を続けたが、1996年に死去。執筆と講演活動に影響を与えた。

評価・遺産

ブルシアガは壁画家、詩人、エッセイストとしてチカーノ文化とアメリカ社会の境界をユーモアと鋭い批評で描き、多くのラティーノ作家や活動家に影響を与えた。代表作は詩集やエッセイ集、Casa Zapataの壁画など。彼の資料はスタンフォード大学図書館に所蔵されている。

資料所蔵先

  • スタンフォード大学図書館(Jose Antonio Burciaga Papers 所蔵)

大衆文化への影響

  • Culture Clash結成によりラテン系コメディ/演劇界に影響
  • Casa Zapataの『The Last Supper of Chicano Heroes』は学生文化と共同制作の象徴

引用

  • 彼の詩は鋭い皮肉を帯び、無視された真実を批判する目的を持っている。
    出典: Francisco Lomelí と Donaldo Urioste(De Colores, 1977 の書評) (1977年)

豆知識

  • 通称は「トニー(Tony)」。
  • 1984年にラティーノのコメディトループ Culture Clash の結成に関わった創設メンバーの一人。
  • Casa Zapata ダイニングホールに描かれた『The Last Supper of Chicano Heroes』の壁画で知られる。
  • 没後に短編集やコンピレーションが刊行されている。