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カール・ジェイ・シャピロ

カール・ジェイ・シャピロ

Karl Jay Shapiro

プロフィール

性別
男性
生誕
1913-11-10 (メリーランド州ボルチモア)
死没
2000-05-14 (ニューヨーク市、ニューヨーク州、アメリカ合衆国) 86歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
宗教
ユダヤ教
居住地歴
ボルチモア(幼少期・少年期) → シカゴ(少年期・青年期) → ニューヨーク(晩年) → カリフォルニア(在住・教職)

経歴

職業
詩人, 随筆家, 教授, 編集者
活動期間
1935年〜2000年
所属
Poetry(雑誌)編集長, ネブラスカ大学(英語教授、Prairie Schooner編集), カリフォルニア大学デービス校(教授)
影響を受けた人物
W.H.オーデン, ウォルト・ホイットマン, D.H.ローレンス, ディラン・トマス, ヘンリー・ミラー, ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ

学歴

バルチモア・シティ・カレッジ(中等教育)
期間: 1920s-1930s
国: アメリカ合衆国
中等教育機関。後にジョンズ・ホプキンスへ進学の準備をした。
バージニア大学
期間: 1932–1933
国: アメリカ合衆国
1932–1933年度に在籍。履修体験を詩に書いている。
ピーボディ音楽院(Peabody Institute)
ピアノ演奏 / 音楽
期間: 1930年代
国: アメリカ合衆国
ピアノ専攻として在籍。
ジョンズ・ホプキンス大学
期間: 1937–1939
国: アメリカ合衆国
奨学金で在籍したが学位は取得していない。
イーノック・プラット公共図書館付属図書館学校
図書館学
期間: 1940
国: アメリカ合衆国
図書館学を学び、同図書館で勤務した。

受賞歴

ピューリッツァー賞(詩部門)
1945
対象作品: 『Vレターとその他の詩』
主催: ピューリッツァー賞(Pulitzer Prize)
結果: Winner
ボリンゲン賞(詩)
1969
主催: ボリンゲン賞委員会
結果: Winner (shared)
グッゲンハイム・フェローシップ
1944
主催: グッゲンハイム財団
結果: Fellowship
グッゲンハイム・フェローシップ
1953
主催: グッゲンハイム財団
結果: Fellowship

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: V-Letter and Other Poems

    『V-Letter and Other Poems』は戦時体験や現代社会の断面を描いた詩集で、直接的な言葉遣いと皮肉、都市的視点が際立つ。戦争による疎外感や個人的葛藤を扱った短詩が中心となっている。

    戦争都市生活疎外口語詩
  1. 受賞作: 生涯業績

    第二次世界大戦や都市の日常を素材に、簡潔で直接的な表現を通じて人間経験の諸相を描いた。技巧的に優れた詩と現代的テーマの結合が特徴である。

    戦争都市日常近代詩
  2. 受賞作: V-Letter and Other Poems

    戦時体験や日常の瞬間を率直に描いた詩篇を集めた作品。明晰で平易な表現と躍動的なリズムにより、戦争と帰還後の倫理的問題を鋭く描写する。

    戦争日常道徳明晰表現

作品

代表作

Vレターとその他の詩

1944年 詩集

第二次世界大戦中にニュージーランドやニューギニアで執筆された詩集。戦時体験や日常の対象を率直に描く。

戦争と軍隊都市と日常ユダヤ的アイデンティティ

エッセイ・オン・ライム(韻についての長詩)

1945年 長詩・詩論的作品

韻律や詩の技法に関する長い詩。シャピロの形式への関心を示す作品。

韻律・技法詩作論

エドセル

1971年 小説

シャピロが発表した長編小説。

人物描写社会風刺

ザ・オールド・ホースフライ(The Old Horsefly)

1993年 詩集

晩年の詩集の一つ。人生や回想を扱う作品を含む。

老年と回想愛と喪失

全著作

  • Poems(1935)
  • Person, Place, and Thing(1942)
  • The Place of Love(1943)
  • V-Letter and Other Poems(1944)
  • Essay on Rime(1945)
  • Trial of a Poet(1947)
  • Poems of a Jew(1950)
  • Poems 1940-1953(1953)
  • The Bourgeois Poet(1964)
  • White Haired Lover(1968)
  • Edsel(1971)
  • Adult Bookstore(1976)
  • Collected Poems, 1940–1978(1978)
  • New and Selected Poems, 1940–1987(1988)
  • The Old Horsefly(1993)
  • The Wild Card: Selected Poems, Early and Late(1998)
  • Selected Poems(2003, John Updike編)
  • Coda: Last Poems(2008, 死後刊)

作風・主題

文体
形式主義的技法とモダンな感性の融合明瞭で視覚的な描写韻律とプロソディへの関心
頻出モチーフ
都市の日常風景軍隊・戦争体験食品・自動車・日用品など身近な対象

評価・遺産

カール・シャピロは第二次世界大戦期の体験を背景に、形式への巧みさと現代的な視点を併せ持つ詩作で知られる。ピューリッツァー賞やボリンゲン賞を受賞し、図書館・大学での教育や雑誌編集を通じてアメリカ詩壇に影響を残した。晩年にも作品は再刊され、死後も選集や未発表詩の刊行が続いた。

関連学会

  • アメリカ芸術文学アカデミー(受賞・助成歴)

資料所蔵先

  • カール・シャピロ文書(メリーランド大学図書館)

大衆文化への影響

  • ニューズ記事や図書館・書誌データベースでの言及・収蔵

引用

  • 「カール・シャピロの詩は新鮮で若々しく、きっぱりとした輪郭と鋭い視覚的・風刺的力を持つ。」(ランダル・ジャレルによる評)
    出典: ランダル・ジャレル(評論) (1963年)

豆知識

  • 第二次世界大戦中の従軍体験を書き残した詩集でピューリッツァー賞を受賞した。
  • アメリカ医師会が誤って自殺者リストに彼の名を載せたことがあり、後に和解を得た。
  • 晩年、机の引き出しで発見された未発表詩が死後に刊行された。