世界・海外・国外の文学賞

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レオノラ・ミアノ

レオノラ・ミアノ

Leonora Miano

プロフィール

性別
女性
生誕
1973-03-12 (ドゥアラ(カメルーン))
国籍
カメルーン
言語
フランス語
居住地歴
カメルーン(ドゥアラ) → フランス(ヴァランシエンヌ、ナンテール)

経歴

職業
作家, エッセイスト
活動期間
2005年〜

学歴

パリ・ナンテール大学
文学部 / アメリカ文学科
期間: 1991-
国: フランス
1991年に渡仏後、ナンテールでアメリカ文学を学ぶ。

受賞歴

プリ・ゴンクール・デ・リセアン(高校生ゴンクール賞)
2006
対象作品: 『来たる日の輪郭』 (Contours du jour qui vient)
主催: Prix Goncourt des Lycéens 審査団
結果: 受賞
ルイ・ギヨ賞
2006
対象作品: 『夜の内側』 (L'Intérieur de la nuit)
主催: Prix Louis-Guilloux
結果: 受賞
モンタレンベール賞
2006
主催: Montalembert Prize
結果: 受賞
ベルナール・パリッシー賞
2006
主催: Bernard Palissy Prize
結果: 受賞
ルネ・ファレ賞
2006
主催: René Fallet Prize
結果: 受賞
グラン・プリ文学賞(ブラック・アフリカ)
2011
主催: Grand prix littéraire d'Afrique noire
結果: 受賞
プリーズ・セリグマン
2012
主催: Prix Seligmann
結果: 受賞
グラン・プリ・デュ・ロマン・メティス
2013
主催: Grand prix du roman métis
結果: 受賞
プリ・フェミナ
2013
対象作品: 『影の季節』 (La Saison de l'ombre)
主催: Prix Fémina
結果: 受賞
芸術文化勲章(オフィシエ)
主催: フランス政府
結果: 受勲

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Blues pour l’Afrique / Ces âmes chagrines

    『Blues pour l’Afrique』と『Ces âmes chagrines』はいずれもアフリカとディアスポラに生きる人々の複雑な感情と歴史を描く作品群で、植民地主義の記憶、喪失、復権の主題を詩的かつ批評的に扱う。

    ディアスポラ記憶ポストコロニアリズムアイデンティティ
  1. 受賞作: La Saison de l’ombre(影の季節)

    アフリカとディアスポラに刻まれた暴力と記憶をテーマにした大作。個人と共同体の傷や歴史の沈黙を掘り下げ、言語と証言を通じてアイデンティティの再生を問う作品。

    アフリカとディアスポラに刻まれた暴力と記憶をテーマにした大作。

    240ページ
    植民地主義暴力と記憶ディアスポラアイデンティティ

作品

代表作

『夜の内側』

2005年 小説

デビュー作。個人と記憶、トラウマに向き合う物語で、フランスの批評家から高く評価され、複数の賞を受賞した。

記憶トラウマアイデンティティ
翻訳
  • 『ダーク・ハート・オブ・ザ・ナイト(英訳)』

『来たる日の輪郭』

2006年 小説

若者を審査員とするゴンクール・デ・リセアン賞を受賞した作品。個人史と社会の交差を描く。

家族歴史アイデンティティ

『アフロピアン・ソウル』

2008年 短編集/エッセイ

『アフロピアン(afropéenne)』の概念を提示する短編集。グローバリゼーションと黒人ディアスポラの問題を扱う。

ディアスポラアフロピーングローバリゼーション

『影の季節』

2013年 小説

奴隷貿易の始まりを扱った作品。グローバリゼーションと人間の搾取を寓話的に描き、Prix Féminaを受賞した。

奴隷貿易グローバリゼーション人間の搾取
翻訳
  • 『シーズン・オブ・ザ・シャドウ(英訳)』

『スターダスト』

2022年 小説

近年の長編の一つ。詳細情報は限定的。

全著作

  • 『夜の内側』 (L'Intérieur de la nuit), 2005
  • 『来たる日の輪郭』 (Contours du jour qui vient), 2006
  • 『アフロピアン・ソウル』 (Afropean Soul), 2008
  • 『Tels des astres éteints』, 2008
  • 『ソールフード・エクアトリアル』 (Soulfood équatoriale), 2009
  • 『Les Aubes écarlates』, 2009
  • 『Blues pour Elise』, 2010
  • 『Ces âmes chagrines』, 2011
  • 『Écrits pour la parole』, 2012
  • 『Habiter la frontière』, 2012
  • 『影の季節』 (La Saison de l'ombre), 2013
  • 『Crépuscule du tourment』, 2016
  • 『L’impératif transgressif』, 2016
  • 『Crépuscule du tourment 2 Héritage』, 2017
  • 『Rouge impératrice』, 2019
  • 『スターダスト』, 2022

翻案

  • 舞台『Révélation』(演出:宮城聰、2018)

作品の翻訳

  • 『ダーク・ハート・オブ・ザ・ナイト』(英訳、Tamsin Black / University of Nebraska Press, 2010)
  • 『シーズン・オブ・ザ・シャドウ』(英訳、Gila Walker / Seagull Books, 2018)

作風・主題

文体
ジャジーな文体(リズム感のある散文)寓話的・比喩的な表現感情に訴える叙述
頻出モチーフ
記憶とトラウマディアスポラとアイデンティティ奴隷制と植民地主義の影響

評価・遺産

ミアノは『アフロピーン』という概念を提示し、フランス語圏文学におけるディアスポラや植民地的記憶の問題を鋭く描いたことで高く評価されている。多数の文学賞を受賞し、現代仏語作家の重要な一人とみなされている。

引用

  • ミアノの『ジャジーな文体』は、即興的なリズムとラプソディーを取り入れた大衆的で音楽的な文化に基づいている。
    出典: Daniel S. Larangé(批評) (2008年)

豆知識

  • 1991年にカメルーンからフランスへ移住し、ヴァランシエンヌ、ナンテールに居住した。
  • デビュー作『夜の内側』の英訳の序文を公に批判したことがある。
  • 2015年に黒人女性作家によるアンソロジー『Volcaniques: une anthologie du plaisir』を編纂した。
  • 2018年、宮城聰が彼女の三部作の一部を舞台化した。