世界・海外・国外の文学賞

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ルイーズ・デサルヴォ

ルイーズ・デサルヴォ

Ruīzu DeSaruvo

プロフィール

性別
女性
生誕
1942-09-27 (ジャージーシティ(ニュージャージー州))
死没
2018-10-31 (モントクレア(ニュージャージー州)) 76歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
ジャージーシティ(出生) → ホーボーケン(幼少期) → リッジフィールド(学業) → ティーネック(子育て期) → モントクレア(晩年)

経歴

職業
作家, 編集者, 教授, 講演者
活動期間
1970年〜2018年
所属
ハンターカレッジ(CUNY)
影響を受けた人物
ヴァージニア・ウルフ
影響を与えた人物
イタリア系アメリカ人の回想録作家たち

学歴

ダグラス・レジデンシャル・カレッジ(ラトガース大学)
英語
学位: B.A.
期間: 1959-1963
卒業年: 1963
国: アメリカ合衆国
学部(ダグラス・カレッジ)で英語を専攻
ニューヨーク大学(NYU)
英語(大学院)
学位: Graduate degrees in English
期間: 1960s–1970s
国: アメリカ合衆国
ニューヨーク大学で大学院課程を修了(詳細年次不明)

受賞歴

Booksense 年間ベストブック
2004
対象作品: 『Crazy in the Kitchen: Food, Feuds and Forgiveness in an Italian American Family』
主催: Booksense
結果: 受賞
ドグラス協会メダル(Distinguished Achievement)
主催: ドグラス協会
結果: 受賞
ゲイ・タレーズ賞
1997
対象作品: 『Vertigo: A Memoir』
主催: 不明
結果: 受賞
ハンターカレッジ学長賞
主催: ハンターカレッジ
結果: 受賞
ジェニー・ハンター奨学職(創作・文学)
主催: ハンターカレッジ
結果: 任命

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: The House of Early Sorrows: A Memoir in Essays

    著者自身の家族史、イタリア系アメリカ人としての経験、暴力や喪失、書くことへのためらいを、率直なエッセイ群として掘り下げた回想録。個人的な記憶を通して、女性として、書き手として生きることの意味を問い直す。

    私的な傷と文化的な記憶を、静かだが鋭い筆致で結び直す回想録。

    232ページ
    回想録家族史イタリア系アメリカ人女性の経験暴力執筆

作品

代表作

『Virginia Woolf's First Voyage: A Novel in the Making』

1980年 文学研究/批評

ヴァージニア・ウルフの初期作品と創作過程を考察した文学研究書。

ヴァージニア・ウルフ研究創作過程

『Vertigo: A Memoir』

1997年 回想録(メモワール)

幼少期の経験や家族史を綴った回想録。イタリア系アメリカ人の家庭やトラウマが主題。

家族トラウマイタリア系アメリカ人の文化
翻訳
  • 『Vertigo』(イタリア語翻訳)

『Breathless: An Asthma Journal』

1997年 ジャーナル/医療エッセイ

喘息を題材にした個人的な記録とエッセイ。病と向き合う経験を描く。

健康身体と記憶

『Writing as a Way of Healing: How Telling Our Stories Transforms Our Lives』

2000年 自己啓発/創作指南

回想や個人的な物語を書くことが癒しにつながることを説く実践的なガイド。

癒し創作自伝的執筆
翻訳
  • 『Scrivere per stare meglio』(イタリア語版)

『Crazy in the Kitchen: Food, Feuds and Forgiveness in an Italian American Family』

2005年 回想録/家族史

食文化と家族間の確執、和解を軸にしたイタリア系アメリカ人家庭の物語。

食文化家族和解

『The Art of Slow Writing: Reflections on Time, Craft, and Creativity』

2014年 創作論/随想

書くことの速度や時間、技術についての考察と実践的な助言をまとめた書。

創作時間技術

全著作

  • 『Virginia Woolf's First Voyage: A Novel in the Making』
  • 『Nathaniel Hawthorne』
  • 『Casting Off』
  • 『Virginia Woolf: The Impact of Childhood Sexual Abuse on Her Life and Work』
  • 『Territories of the Voice: Contemporary Stories by Irish Women Writers』 (編)
  • 『Between Women: Biographers, Novelists, Critics, Teachers, and Artists Write About Their Work on Women』 (編)
  • 『Conceived with Malice: Literature as Revenge in the Lives of Woolf, Lawrence, Barnes, Miller』
  • 『Breathless: An Asthma Journal』
  • 『Vertigo: A Memoir』
  • 『Adultery: An Intimate Look at Why People Cheat』
  • 『Writing as a Way of Healing: How Telling Our Stories Transforms Our Lives』
  • 『A Green and Mortal Sound: Short Fiction by Irish Women Writers』 (編)
  • 『The Letters of Vita Sackville-West and Virginia Woolf』 (編)
  • 『Melymbrosia』(ヴァージニア・ウルフ作品、編集)
  • 『The Milk of Almonds: Italian American Women Writers on Food and Culture』 (編)
  • 『Crazy in the Kitchen: Food, Feuds and Forgiveness in an Italian American Family』
  • 『On Moving: A Writer's Meditation on New Houses, Old Haunts, and Finding Home Again』
  • 『Scrivere per stare meglio』(イタリア語翻訳)
  • 『The Art of Slow Writing: Reflections on Time, Craft, and Creativity』

作品の翻訳

  • 『Vertigo』のイタリア語訳(Nutrimenti による翻訳とされる)
  • 『Scrivere per stare meglio』(『Writing as a Way of Healing』のイタリア語訳)

作風・主題

文体
内省的で個人的な回想を重視する文体学術的で明晰な批評文体読みやすさを重視した実践的な指南
頻出モチーフ
家族記憶イタリア系アメリカ人のアイデンティティトラウマと癒し食べ物と家庭

健康

  • 喘息
    成人期を通じて(詳細不明)
    執筆テーマ(『Breathless』等)や生活に影響を与えた。

評価・遺産

ルイーズ・デサルヴォはイタリア系アメリカ人の回想録文学とヴァージニア・ウルフ研究の双方で知られる作家・学者であり、回想録や執筆の治癒的可能性を説いた実践書は多くの作家やワークショップに影響を与えた。

関連学会

  • ドグラス協会(The Douglass Society)

引用

  • 「物語を書くことは私たちの人生を変容させる癒しの方法である」
    出典: 『Writing as a Way of Healing』 (2000年)

豆知識

  • 出生名はルイーズ・アニタ・シャッケターノ(Louise Anita Sciacchetano)。
  • ハンターカレッジのMFAプログラムでメモワール執筆を教えた。
  • ヴァージニア・ウルフの初期作品の版や手紙の編集を手がけた。
  • その回想録『Vertigo』はイタリア系アメリカ人の回想録文学に大きな影響を与えたとされる。