世界・海外・国外の文学賞

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ルーシー・トンプソン

ルーシー・トンプソン

Lucy Thompson

別名: Che-na-wah Weitch-ah-wah
ペンネーム: Che-na-wah Weitch-ah-wah出生時のユーロク名(本名/民族名)

プロフィール

性別
女性
生誕
1856-10-29 (ペクワン(クラムス川沿いの村)、カリフォルニア)
死没
1932-02-23 (ユーレカ、カリフォルニア) 75歳
国籍
ユーロク, アメリカ合衆国
言語
英語, ユーロク語
居住地歴
ペクワン(クラムス川沿い)の村(出生地、少年期) → クラムス川流域に居住、その後1910年頃にユーレカへ移住

経歴

職業
作家, 霊的指導者(タルス/Talthとして訓練を受けた)
活動期間
1916年〜1932年
影響を受けた人物
ユーロクの伝承と長老たち, 父親(タルス/霊的指導者としての訓練)
影響を与えた人物
ネイティブ・アメリカン作家・研究者による口承記録の保存運動, カリフォルニア先住民の歴史・環境保護運動

受賞歴

アメリカン・ブック・アワード
1992
対象作品: 『アメリカ・インディアンへ:ユーロク女性の回想』
主催: Before Columbus Foundation(アメリカン・ブック・アワード授与団体)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: To the American Indian: Reminiscences of a Yurok Woman

    ユーロック族の女性による回想録で、先住民族の生活や歴史、移行期の経験を記録した口述史的著作。

    292ページ
    先住民族回想録文化保存

作品

代表作

『アメリカ・インディアンへ:ユーロク女性の回想』

1916年 ノンフィクション、回想録、口承記録

ルーシー・トンプソンが自身の生涯とユーロク族の伝承、慣習、信仰、暮らしを記録した回想録。19世紀末から20世紀初頭のユーロク社会、クラムス川とその漁業への思い、白人入植者による影響や暴力に対する批判、文化継承の重要性を伝えることを目的としている。

文化保存先住民の権利と歴史環境保護(鮭と河川資源)口承伝承

全著作

  • Thompson, Lucy. (1916). To the American Indian: Reminiscences of a Yurok Woman.(1991年 Heyday Books 再刊)

作風・主題

文体
語り口に近い回想録的文体口承の語りを英語で記録する簡潔で直接的な表現
頻出モチーフ
クラムス川と鮭儀礼・精神性(タルスの役割)土地と資源の喪失過去の記憶と文化の継承

評価・遺産

ルーシー・トンプソンは、ユーロク族の口承と文化を英語で記録した重要な著述家として評価される。1916年の著作は先住民の歴史と環境問題への関心を喚起し、1992年にアメリカン・ブック・アワードを受賞するなど、先住民文学保存の先駆的な事例として今なお参照されている。

資料所蔵先

  • Lucy Thompson 書簡(1916)- オンライン・アーカイブ・オブ・カリフォルニア(OAC)所蔵
  • 『To the American Indian』再刊(1991) - Heyday Books(書誌・アーカイブ資料)

豆知識

  • ユーロク語名は Che-na-wah Weitch-ah-wah である。
  • 1916年に『To the American Indian: Reminiscences of a Yurok Woman』を刊行した。
  • 1992年に同著でアメリカン・ブック・アワードを受賞した(授賞は著作の再評価によるもの)。
  • 1875年にミルトン“ジム”・トンプソンと結婚し、1910年頃にユーレカへ移住した。
  • 著作ではクラムス川の鮭の保護や白人入植者による暴力を批判している。