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マリアンヌ・ムーア

マリアンヌ・ムーア

Marianne Moore

プロフィール

性別
女性
生誕
1887-11-15 (カークウッド(ミズーリ州))
死没
1972-02-05 (ニューヨーク市(アメリカ合衆国)) 84歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
宗教
長老派(プロテスタント)
居住地歴
セントルイス近郊(幼少期) → ピッツバーグ近郊(1894–1896頃) → カーライル(ペンシルベニア州) → チャサム(ニュージャージー州) → グリニッジ・ヴィレッジ(ニューヨーク市) → フォートグリーン(ブルックリン) → マンハッタン(晩年)

経歴

職業
詩人, 批評家, 翻訳者, 編集者
活動期間
1915年〜1972年
所属
The Dial(編集)
所属団体
アメリカ芸術文学アカデミー(会員、1955年), アメリカ芸術科学アカデミー(フェロー、1962年)
影響を受けた人物
イマジスト派(詩の影響), イーディス・シットウェル, エズラ・パウンド
影響を与えた人物
エリザベス・ビショップ, アレン・ギンズバーグ, ジョン・アシュベリー, ジェームズ・メリル
ノミネート
1968年 ノーベル文学賞(エリク・リンデグレンにより推薦)

学歴

ブリンマー・カレッジ
歴史・経済学・政治学(複合専攻)
学位: A.B.
期間: 1905-1909
卒業年: 1909
国: アメリカ合衆国
在学中に詩作と短編を開始。クラスメートにH.D.がいる。

受賞歴

National Book Award(詩)
1951
対象作品: Collected Poems(詩集)
主催: National Book Foundation
結果: winner
ピューリッツァー賞(詩)
1951
対象作品: Collected Poems(詩集)
主催: Columbia University / Pulitzer組織
結果: winner
ボリンジャー賞
1951
対象作品: Collected Poems(詩集)
主催: 賞運営団体(当時)
結果: winner
ヘレン・ヘア・レヴィンソン賞
1933
主催: Poetry Magazine
結果: winner
エドワード・マクドウェル・メダル
1967
主催: The MacDowell Colony
結果: winner
国家文学メダル(National Medal for Literature)
1968
主催: アメリカ合衆国政府(委員会)
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 生涯業績

    鋭い観察眼と精密な言語操作により、自然や動物、文化を描いた多彩な詩群が評価された。形式と内容の整合を追求し、断片的でありながら秩序ある詩的構築が特徴である。

    観察自然形式知性
  1. 受賞作: Collected Poems

    『Collected Poems』はモーアの主要詩を集めた選集で、凝縮されたイメージと斬新な行分け、精密な観察が特徴的。美術や自然、文化的事象を知性的に扱い、詩の形式と内容の両立を示す。

    観察自然と動物美術・文化形式主義
  1. 受賞作: 詩作全体(生涯の業績)

    日常の細部や自然・美術を精緻に観察し、厳密ながら柔軟な形式で詩を構築する。イメージや言語の選択に高度な注意を払い、知的でユーモラスな視点を通じて20世紀米国詩に大きな影響を与えた。

    観察形式実験自然と美術知的ユーモア

作品

代表作

Poems

1921年 詩集

初期の詩を集めた作品。ムーア自身は出版時の選択や編集に不満があった。

観察自然動物

Observations

1924年 詩集

ムーアの第二詩集。1924年にDial賞を受賞し、評価を高めた作品群を含む。

形式実験日常の描写

Collected Poems

1951年 詩集(選集)

代表作を集めた選集。1951年にナショナル・ブック賞、ピューリッツァー賞、ボリンジャー賞を受賞し、国際的評価を確立した。

言葉の精度皮肉とウィット強さと困難

Fables of La Fontaine(ムーア訳)

1954年 翻訳(詩)

ラ・フォンテーヌの寓話を英語の詩として翻訳した作品。巧みな翻訳と評された。

寓話道徳的寓意

The Complete Poems / Complete Poems

1967年 詩集(全集)

長年にわたる詩作をまとめた全集。ムーアは初期作の多くを後年に改訂した。

改訂と自己検証言語実験

全著作

  • Poems(1921)
  • Observations(1924)
  • Selected Poems(1935)
  • Collected Poems(1951)
  • Fables of La Fontaine(1954、訳)
  • The Complete Poems(1967)
  • Selected Poems(1969)
  • Homage to Henry James(1971)

翻案

  • 詩の音楽化(複数の作曲家による歌曲や合唱作品)
  • 生活空間の再現(ローゼンバック博物館にてリビングルーム再現)

作家による翻訳

  • ラ・フォンテーヌ寓話(英訳、1954)

作風・主題

文体
形式の革新(音節詩)正確な語彙選択皮肉とウィット断片的で観察的な記述
頻出モチーフ
動物と自然日常の物品宗教的・道徳的テーマ強さと試練

健康

  • 脳卒中(複数回)
    晩年(数年間)
    晩年の創作活動と健康状態に影響を与えた

評価・遺産

マリアンヌ・ムーアは20世紀アメリカ詩を代表するモダニスト詩人の一人であり、形式実験と語彙の精密さで高く評価される。数多くの主要賞を受賞し、後進の詩人に影響を与えた。

記念館・博物館

  • ローゼンバック博物館・図書館(Marianne Mooreコレクション) フィラデルフィア(詳細住所は資料参照)

関連学会

  • アメリカ芸術文学アカデミー
  • アメリカ芸術科学アカデミー

資料所蔵先

  • Marianne Mooreコレクション(Rosenbach Museum & Library)
  • Marianne Moore papers(University of Maryland Libraries)
  • Glenway Wescott and Monroe Wheeler Collection(Beinecke Rare Book and Manuscript Library, Yale)
  • Robert A. Wilson - Marianne Moore collection(University of Delaware)

大衆文化への影響

  • 1950年代に雑誌や写真エッセイで有名になり、トリコーンハット姿で知られた
  • フォードのE-car命名プロジェクトに参加し「Utopian Turtletop」などの名前を提案(伝説的逸話)
  • 1968年にヤンキース球場で開幕戦の始球式を行った

引用

  • 詩は『現実のヒキガエルを伴う想像の庭園』を作る人々を讃える。
    出典: 詩「Poetry」 (1919年)

豆知識

  • 生涯未婚であった。
  • フォードのE-car命名に関する逸話で知られ、「Utopian Turtletop」などを提案した。
  • 晩年に複数回の脳卒中を患った。
  • 遺言でブルックリンのプロスペクト・パークにあるCamperdown Elmを支援する基金を設立した。
  • ローゼンバック博物館にリビングルームの再現が所蔵されている。