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マーク・ポドワル

マーク・ポドワル

Mark Podwal

プロフィール

性別
男性
生誕
1945-06-08 (ニューヨーク市ブルックリン)
死没
2024-09-13 (ハリソン(ニューヨーク州)) 79歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
宗教
ユダヤ教
居住地歴
フラッシング(クイーンズ)、ニューヨーク → ブルックリン、ニューヨーク → ハリソン(ニューヨーク州)

経歴

職業
アーティスト, 著者, 映画制作者, 皮膚科医
活動期間
1971年〜2024年
所属
ニューヨーク大学グロスマン医学部(助教授/非常勤准教授、皮膚科)

学歴

クイーンズ・カレッジ(City University of New York)
国: アメリカ合衆国
ニューヨーク大学グロスマン医学部
医学部 / 皮膚科
学位: MD
国: アメリカ合衆国
皮膚科医としてのキャリアと並行して芸術活動を行う

受賞歴

アメリカン・ブック賞
1984
主催: American Book Awards
結果: 受賞
The Society of Newspaper Design Award
1989
主催: The Society for News Design
結果: 受賞
芸術文化勲章(シュヴァリエ)
1993
主催: フランス共和国
結果: 受章
芸術文化勲章(オフィシエ)
1996
主催: フランス共和国
結果: 受章
ナショナル・ジェイウィッシュ・ブック賞(児童絵本部門)
1998
対象作品: 『You Never Know: A Legend of the Lamed-vavniks』 (挿絵)
部門: Children's Picture Book
主催: Jewish Book Council(ナショナル・ジェイウィッシュ・ブック賞)
結果: 受賞
Society of Illustrators 銀メダル
1999
主催: Society of Illustrators
結果: 受賞
Aesop Prize and Aesop Accolades
1999
主催: American Folklore Society
結果: 受賞
名誉博士(ヒューマン・レター)
2003
主催: ヒブリュー・カレッジ
結果: 授与
Smithsonian Notable Book for Children
2009
主催: Smithsonian
結果: 選出
NYU グロスマン医学部 アルムナス賞(Medicine in the Humanities)
2010
主催: ニューヨーク大学グロスマン医学部
結果: 受賞
Foundation for Jewish Culture Achievement Award
2011
主催: Foundation for Jewish Culture
結果: 受賞
Victoria and Albert Museum Print of the Month
2012
主催: ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館
結果: 選出
Gratias Agit
2019
主催: チェコ共和国外務省
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: The Captive Soul of the Messiah: New Tales About Reb Nachman

    ユダヤ伝承に登場する動物や怪物を、図版と短い解説でたどる作品。神話性と学びの両方をあわせ持つベストアリー。

    図像と伝承を重ねながら、ユダヤ世界の動物たちを読み解く。

    ユダヤ伝承図版動物神話民俗学

作品

代表作

ユダヤのベスティアリウム(A Jewish Bestiary)

1984年 挿絵・図像集

ヘブライ伝承やユダヤの民話に登場する架空の生き物を描いた挿絵集。伝統と想像力を融合させた作品群。

ユダヤの伝承民話宗教的象徴
翻訳
  • 『Jüdisches Bestiarium』

エルサレム・スカイ(Jerusalem Sky)

2005年 児童書/挿絵

エルサレムの風景を子どもの視点で描き、異なる宗教の子どもたちをつなぐ教育プロジェクトとも連動する絵本。

共生宗教間対話都市の記憶

Reimagined: 45 Years of Jewish Art

2016年 モノグラフ/画集 374ページ

45年にわたるポドワルのユダヤ的モチーフを集めた回顧録的画集。版画や水彩、ドローイングを収録。

歴史の記憶ユダヤ文化イメージの再解釈

ダンブロヴァ=ビャウォストツカへのカディッシュ(Kaddish for Dąbrowa Białostocka)

2018年 追悼/記憶の作品

特定の町におけるユダヤ人の記憶と喪失をテーマにした作品群。展覧会カタログにもなっている。

ホロコースト記憶追悼地域史

全著作

  • The Decline and Fall of the American Empire (1971)
  • A Book of Hebrew Letters (1978)
  • A Jewish Bestiary (1984)
  • The Book of Tens (1994)
  • Golem: A Giant Made of Mud (1995)
  • The Menorah Story (1998)
  • A Sweet Year (2003)
  • Jerusalem Sky (2005)
  • Doctored Drawings (2007)
  • Built by Angels (2009)
  • Reimagined: 45 Years of Jewish Art (2016)
  • Kaddish for Dąbrowa Białostocka (2018)
  • A Collage of Customs (2021)

翻案

  • HOUSE OF LIFE: The Old Jewish Cemetery in Prague(ドキュメンタリー、2009)
  • My Synagogue is in Prague: Picturing Mark Podwal(2013、チェコテレビ製作)
  • ALL THIS HAS COME UPON US: Mark Podwal's Art for Terezin(2015、チェコテレビ製作)

作品の翻訳

  • Jüdisches Bestiarium(ドイツ語版)
  • Hebrew Melodies(ハインリヒ・ハイネ詩集への挿絵、英訳出版)

作風・主題

文体
線描を基調としたイラストレーション水彩や版画を用いた伝統的かつ叙情的な表現宗教的・歴史的モチーフの重層的提示
頻出モチーフ
動物(伝説上の生き物)聖典や祭礼のモチーフプラハやユダヤ墓地などの記憶の場

健康

  • がん
    2024
    晩年に健康を損ない、2024年に死去

評価・遺産

ポドワルはユダヤの伝承と記憶を主題とした多作のアーティスト兼挿絵画家であり、その作品は世界の主要な美術館や記念館に収蔵されている。医学者としての経歴と芸術を併存させ、教育的プロジェクトや記念事業にも貢献した。

記念館・博物館

  • メトロポリタン美術館 ニューヨーク、アメリカ合衆国
  • ヴィクトリア&アルバート博物館 ロンドン、イギリス
  • イスラエル博物館 エルサレム、イスラエル
  • 国立プラハ美術館 プラハ、チェコ
  • ユダヤ博物館(ベルリン) ベルリン、ドイツ

資料所蔵先

  • United States Holocaust Memorial Museum(米国ホロコースト記念博物館)所蔵
  • Library of Congress(アメリカ議会図書館)所蔵
  • ヤド・ヴァシェム(イスラエル)所蔵
  • ボドリアン図書館(オックスフォード)所蔵
  • 大英図書館(British Library)所蔵

大衆文化への影響

  • ニューヨーク・タイムズのオピニオンページでの複数の掲載により広く認知
  • メトロポリタン歌劇場の公演用リミテッド・エディションや博物館グッズのデザインなどで一般文化と接点

引用

  • 「この素晴らしい、光り輝く、魔法のような本の激しい魅力や喜びは言葉では尽くせない」
    出典: モーリス・センダック(『Jerusalem Sky』への序文・賛辞) (2005年)
  • 「真の線の巨匠」
    出典: シンシア・オジック(導入文、2016) (2016年)

豆知識

  • 皮膚科医としての経歴を持ちながら、同時に多作なアーティスト・挿絵画家として活動した。
  • 大統領が授与したエリー・ウィーゼルへの議会金メダルの彫刻図案に関わった。
  • メトロポリタン美術館のためにデザインした装飾プレートがベストセラーになったことがある。
  • プラハの旧ユダヤ人墓地やテレジーン向けの作品など、ホロコースト記憶を題材にしたシリーズを制作した。