世界・海外・国外の文学賞

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マット・ジョンソン

マット・ジョンソン

Mat Johnson

プロフィール

性別
男性
生誕
1970-08-19 (アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 フィラデルフィア(ジャーマンタウン/マウントエアリー地域))
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語

経歴

職業
小説家, 漫画原作者, 教授
活動期間
1993年〜
所属
Rutgers University, Columbia University, Bard College, University of Houston, University of Oregon
影響を受けた人物
ジェームズ・ボールドウィン, リチャード・ライト, ゾラ・ニール・ハーストン

学歴

Greene Street Friends School
国: アメリカ合衆国
West Chester University
国: アメリカ合衆国
在学歴あり(明確な学位情報は不明)
Earlham College
学位: BA
卒業年: 1993
国: アメリカ合衆国
学士号取得
Columbia University School of the Arts
学位: MFA
卒業年: 1999
国: アメリカ合衆国
創作(MFA)修了
University of Wales, Swansea
国: イギリス
留学歴あり(詳細不明)

受賞歴

フラナリー・オコナー賞(該当なし)
フーアストン/ライト・レガシー賞(小説部門)
2004
対象作品: Hunting in Harlem
部門: 小説
主催: Hurston/Wright Foundation
結果: 受賞
USA James Baldwin Fellow
2007
主催: United States Artists
結果: フェローシップ($50,000 助成)
ドス・パッソス賞
2011
主催: Dos Passos Prize 運営団体
結果: 受賞(作品体を対象)

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Pym

    ハーマン・メルヴィル的な素材を引用しつつ、ブラックユーモアと社会批評を交えた冒険的長編。アフリカ系アメリカ人の視点からアメリカ文化と人種問題を再検討する。

    人種風刺冒険アフリカ系アメリカ文学

作品

代表作

Drop

2000年 青春小説(ビルドゥングスロマン) 240ページ

フィラデルフィア出身の主人公がロンドンの広告代理店で働くことで自分の居場所を探す過程を描く初期長編小説。

アイデンティティ自己嫌悪都市生活

Hunting in Harlem

2003年 風刺小説 256ページ

ハーレムのジェントリフィケーションや信仰と狂信の境界を風刺的に描いた作品。

人種と階級都市の変貌宗教と狂信

Pym

2011年 風刺的長編(ポストモダン) 320ページ

『ピム』はメルヴィルの『白鯨』や人種問題を参照しつつ、アメリカの人種観をユーモアと風刺で問い直す作品。

人種アメリカ社会への風刺文学的引用

Loving Day

2015年 家族小説 336ページ

混血の若者をめぐる家族とアイデンティティの物語。人種的背景と家族の絆を描く。

混血アイデンティティ家族関係現代都市生活

Invisible Things

2022年 短篇・エッセイ集(分類) 288ページ

短編とエッセイを通じて見過ごされがちな事柄や社会の隙間を掘り下げる作品集。

視線と可視性社会的周縁文化批評

Incognegro

2008年 グラフィック・ノベル(ノワール) 160ページ

通称“パッシング”を題材にしたノワール風のグラフィック・ノベル。南部のリンチの歴史を背景に人種の境界を扱う。

パッシング暴力の記憶ジャーナリズムと正義

Dark Rain: A New Orleans Story

2010年 グラフィック・ノベル(社会派) 160ページ

ニューオーリンズの災害とその後をめぐる物語をグラフィックに描いた作品。

災害と復興コミュニティ社会的不正

Right State

2012年 グラフィック・ノベル(政治スリラー) 144ページ

現代アメリカの政治的緊張を反映したスリラー風のグラフィック作品。

政治メディア権力

Incognegro: Renaissance

2018年 グラフィック・ノベル 128ページ

『Incognegro』世界の再編と前日譚を含む新刊版・続編的作品。

人種歴史の再解釈

Backflash

2024年 グラフィック・ノベル 104ページ

近年刊行のグラフィック作品。詳細は出版社情報を参照。

記憶都市物語

全著作

  • Drop
  • Hunting in Harlem
  • The Great Negro Plot
  • Incognegro
  • Dark Rain: A New Orleans Story
  • Pym
  • Right State
  • Loving Day
  • Incognegro: Renaissance
  • Invisible Things
  • Backflash

作風・主題

文体
風刺的表現歴史的ノンフィクションの手法ポストモダン的参照
頻出モチーフ
人種とアイデンティティ都市とコミュニティ歴史の記憶

評価・遺産

マット・ジョンソンは小説とグラフィック・ノベルの両分野で活躍し、人種・アイデンティティ・アメリカ社会を風刺的かつ批評的に描いたことで評価されている。ヒューストンやオレゴンなどの大学で教育に携わり、米国内の文学・コミックス領域で影響力を持つ。

豆知識

  • 1970年フィラデルフィア生まれ。ジャーマンタウンとマウントエアリーで育つ。
  • 母はアフリカ系アメリカ人、父はアイルランド系カトリックの出自。
  • 2004年に『Hunting in Harlem』でHurston/Wright Legacy Awardを受賞。
  • 2007年にUnited States ArtistsのUSA James Baldwin Fellowに選出され、$50,000の助成を受けた。
  • 2011年にDos Passos Prizeを受賞。
  • 小説と並行してグラフィック・ノベル作品(Incognegroなど)でも知られる。