世界・海外・国外の文学賞

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マイク・マコーマック

マイク・マコーマック

Maiku Makkōmakku

プロフィール

性別
男性
生誕
1965 (イングランド・ロンドン)
国籍
アイルランド
言語
英語
居住地歴
ルイスバーグ(マヨ県) → ゴールウェイ

経歴

職業
小説家, 短編作家, 講師, 大学院創作講座ディレクター
活動期間
1996年〜
所属
ゴールウェイ大学(University of Galway), Aosdána(オスダーナ)
所属団体
Aosdána(アイルランド芸術家協会)

学歴

ナショナル・ユニバーシティ・オブ・アイルランド、ゴールウェイ(ゴールウェイ大学)
英語・哲学
国: アイルランド
大学で英語と哲学を学んだ。

受賞歴

ルーニー賞(Rooney Prize for Irish Literature)
1996
対象作品: Getting It in the Head(短編集)
主催: ルーニー賞委員会
結果: 受賞
ゴールドスミス賞(Goldsmiths Prize)
2016
対象作品: Solar Bones
主催: ゴールドスミス・プライズ委員会
結果: 受賞
国際ダブリン文学賞(International Dublin Literary Award)
2018
対象作品: Solar Bones
主催: 国際ダブリン文学賞委員会
結果: 受賞(賞金€100,000)
An Post Irish Book of the Year(アイリッシュ・ブック・オブ・ザ・イヤー)
2016
対象作品: Solar Bones
主催: Irish Book Awards
結果: 小説・年間最優秀作品

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Solar Bones

    一続きの文で綴られた長篇で、主人公がある日の内に過去と現在を行き来しながら家族や仕事、死生について回想する。連続される文体が時間の流れと記憶の重層を浮かび上がらせる形式実験的作品。

    一文体記憶家族死生
  1. 受賞作: Solar Bones

    『Solar Bones』は、死者が帰るという感覚を起点に、一人の技師の記憶の流れとして人生をたどる。社会や家族、喪失が切れ目なく結びつく独特の構成を持つ。

    一文の流れで、人生と喪失をたどる。

    223ページ
    記憶家族社会実験的文体
  1. 受賞作: Solar Bones(ソーラー・ボーンズ)

    アイルランド西部の技師マーカス・コンウェイが、自宅の台所で家族、仕事、地域社会、死をめぐる記憶を一続きの文の流れの中で回想する長編。日常の細部が、経済危機や公共の失敗、愛と喪失の感覚へ広がっていく。

    一つの文が、家族の暮らしと共同体の崩れを静かに包み込む。

    223ページ
    記憶死と喪失家族アイルランド社会形式実験

作品

代表作

Getting It In the Head

1996年 短編集

初の短編集。複数の短編を収め、初期の実験的な作風とテーマを示す。

記憶アイデンティティ地方と都市の対比
映像化・舞台化
  • [短編映画] The Terms / Johnny O'Reilly / Jason LaMotte (2000)
  • [短編映画] The Terms / Jason LaMotte (2010)

Crowe's Requiem

1998年 小説

主人公ジョン・クロウは加齢性疾患(プロジェリア)に苦しみ、孤立した田舎を離れて都市へ出る。関係とリスクある医療試験が物語を進める。

老い身体と変異孤独

Notes from a Coma

2005年 小説(ディストピア的要素)

浮遊する刑務所を舞台に、囚人たちが管理された昏睡状態で保たれるという設定。7年の歳月をかけて書かれた大作で、幅広い評価を得た。

個人と国家意識と無意識管理社会

Solar Bones

2016年 小説(実験的文体)

農村の土木技師マーカスの内的独白を、ほぼ一文で綴った実験的長編。2016年のアイルランド本賞やゴールドスミス賞、2018年の国際ダブリン文学賞など多数の賞を受賞した。

記憶家族日常の神秘

This Plague of Souls

2023年 小説

刑務所から戻った男が田舎の家に帰ると、家族の家が謎めいて空になっているという不穏な復郷譚。

帰郷記憶の断片不可解さ

Forensic Songs

2012年 短編集

犯罪や死、記憶をテーマにした短編を集めた作品集。

探求証拠と記憶

全著作

  • Getting It In the Head (1996)
  • Forensic Songs (2012)
  • Crowe's Requiem (1998)
  • Notes from a Coma (2005)
  • Solar Bones (2016)
  • This Plague of Souls (2023)

翻案

  • 短編『The Terms』の映画化(2000、2010)

作風・主題

文体
実験的で凝縮された文体内的独白・モノローグの多用時に一文で貫かれる長い構成
頻出モチーフ
記憶と過去家族と郷里日常の中の不思議さ・不可解さ肉体と老い

評価・遺産

マイク・マコーマックは、実験的な文体と深い内省を特徴とする現代アイルランド文学の重要な作家である。特に『Solar Bones』は国際的な評価を受け、賞を多数受賞している。教育者としても後進を育てる役割を担っている。

関連学会

  • Aosdána

引用

  • もし私に作家としての一つの才能があるとすれば、それは忍耐だ。
    出典: The Guardian(インタビュー) (2023年)

豆知識

  • 1965年ロンドン生まれだが、マヨ県ルイスバーグで育った。
  • 『Solar Bones』はほぼ一文で書かれた小説で、2016年のゴールドスミス賞を受賞した。
  • 短編『The Terms』は2000年と2010年に短編映画として映像化された。