世界・海外・国外の文学賞

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ナターシャ・ボロフスキー

ナターシャ・ボロフスキー

Natasha Borovsky

プロフィール

性別
女性
生誕
1924-08-05 (フランス・パリ)
死没
2012-05-31 (アメリカ合衆国・カリフォルニア州バークレー) 87歳
国籍
ロシア系アメリカ人
言語
ロシア語, 英語, フランス語, ドイツ語, ポーランド語
居住地歴
フランス・パリ(出生) → ポーランド、カジミェシュ・ドルヌィ付近(母方の旧家) → ドイツ、スイス(学業) → アメリカ合衆国(永住・活動拠点)、特にカリフォルニア州バークレー

経歴

職業
詩人, 小説家, 翻訳者
活動期間
1940年〜2012年
影響を受けた人物
父アレクサンダー・ボロフスキー(ピアニスト)

学歴

サラ・ローレンス・カレッジ
期間: 2年間
国: アメリカ合衆国
在学2年。学位取得の有無は不明。

受賞歴

アメリカン・ブック・アワード
1986
対象作品: 『A Daughter of the Nobility』(日本語訳タイトル例:貴族の娘)
主催: Before Columbus Foundation(運営主体)
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: A Daughter of the Nobility

    Natasha Borovskyの歴史小説で、ロシア革命の激動に巻き込まれるタチアナ・シロミルスカヤの成長を描く。帝政ロシアの特権的な世界と、戦争と革命による崩壊が対比される。

    帝政ロシアの没落を背景に、ひとりの女性の人生が動き出す。

    500ページ
    歴史小説ロシア革命家族女性の成長亡命と変化

作品

代表作

『A Daughter of the Nobility』 (貴族の娘)

1985年 歴史小説

20世紀前半を舞台に、戦争と革命が家族やヨーロッパの貴族階級にもたらす壊滅的影響を描く長編小説。登場人物の運命を通じて、社会的変動と没落する階級社会がテーマとなっている。

戦争家族貴族階級の没落追放・亡命
翻訳
  • ロシア語翻訳あり
  • ポーランド語翻訳あり

『Lost Heritage』 (失われた遺産)

1995年 歴史小説(続編)

『A Daughter of the Nobility』の続編にあたる作品。新しい人物を加えつつ、ロシア革命以後からヤルタ会談の時代に至るまでの世紀前半の歴史と人物の運命を描く。

歴史的変動世代間の継承亡命

詩集『Drops of Glass: Poems, in Major and Minor, New Forms and Old』

1981年

詩作をまとめた作品集。個人的な記憶や風景、断片的な感情を織り込んだ詩が収められている。

記憶家庭喪失

詩集『Desert Spring: Poems』

1993年 59ページ

1993年刊の詩集。スケッチを含み、繊細な言葉遣いで日常や内面を描く。

内省自然回想

全著作

  • Drops of Glass: Poems, in Major and Minor, New Forms and Old(1981)
  • A Daughter of the Nobility(1985)
  • Desert Spring: Poems(1993)
  • Lost Heritage(1995)
  • Under the Rainbow: and related poems(年不詳)
  • Grasp the Subtle Lifeline(年不詳)

作品の翻訳

  • 『A Daughter of the Nobility』はロシア語、ポーランド語を含む10言語に翻訳

作風・主題

文体
叙情的で歴史的事実を織り込む文体登場人物の心理を細やかに描写する描写重視の作風
頻出モチーフ
亡命と追放家族の崩壊貴族社会の没落記憶と過去の影

評価・遺産

ボロフスキーは20世紀前半のヨーロッパ史と個人史を結びつける物語で知られ、アメリカの読者や海外で評価を受けた。『A Daughter of the Nobility』は複数言語に翻訳され、彼女の作品は戦争と社会変動が個人と家族に与える影響を描いた点で評価される。

豆知識

  • 父は著名なピアニスト、アレクサンダー・ボロフスキー。
  • CBSニュースで第二次世界大戦中の放送翻訳に従事した経験がある。
  • 『A Daughter of the Nobility』は約10か国語に翻訳されたとされる。