世界・海外・国外の文学賞

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オグニェン・スパヒッチ

オグニェン・スパヒッチ

Ognjen Spahic

プロフィール

性別
男性
生誕
1977-01-01 (ティトグラード(現ポドゴリツァ)、ユーゴスラビア)
国籍
モンテネグロ
言語
セルビア語, モンテネグロ語
居住地歴
ポドゴリツァ(旧ティトグラード)

経歴

職業
小説家, 短編作家
活動期間
2001年〜

受賞歴

メシャ・セリモヴィッチ賞
2005
対象作品: Hansenova djeca(ハンセンの子どもたち)
主催: Meša Selimović賞運営委員会
結果: 受賞
Ovidius(オヴィド)フェスティバル賞
2011
主催: Ovidiusフェスティバル
結果: 受賞
欧州連合文学賞
2014
対象作品: Puna glava radosti(喜びでいっぱいの頭)
主催: 欧州連合(EU)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 業績(短編・長編)

    バルカン地域における記憶と暴力、個人の孤独を主題にした作品を発表。地域の歴史的文脈を背景に人間の内面を描出する鋭い筆致が評価され、国際的な文学賞でも注目されている。

    バルカン文学記憶と戦争個人の孤独社会的トラウマ

作品

代表作

Hansenova djeca(ハンセンの子どもたち)

2004年 長編小説

郊外の孤立した共同体と人間関係、病と疎外をテーマにした長編。死と生、監視と無関心の間で揺れる人々を描く。

疎外家族の崩壊
翻訳
  • フランス語版
  • イタリア語版
  • スロベニア語版
  • ルーマニア語版
  • ハンガリー語版
  • マケドニア語版
  • アラビア語版
  • 英語版

Zimska potraga(冬の捜索)

2007年 短編集

さまざまな登場人物の孤独や希望を描いた短編集。日常の不穏さと微妙な感情の断片が集まる。

孤独日常の不安

Sve to(それらすべて)

2001年 短編集

デビュー短編集。初期作に見られる人間関係の緊張や現代社会の断片的な描写が特徴。

人間関係都市の断片

Puna glava radosti(喜びでいっぱいの頭)

2013年 短編/中短編

欧州連合文学賞受賞作。喜びと不安、個人の内面の揺らぎを描く作品集(もしくは中短編)。

内部心理喜びと不安

全著作

  • Sve to(All That). Ulcinj: Plima, 2001.
  • Hansenova djeca(Hansen's Children). Zagreb: Durieux, 2004.
  • Zimska potraga(Winter Search). Zagreb: Durieux, 2007.
  • Hansen's Children(英訳版). London: Istros Books, 2011(英語版刊行は2011年/2012年表記あり).

作品の翻訳

  • Hansenova djeca のフランス語翻訳
  • Hansenova djeca のイタリア語翻訳
  • Hansenova djeca のスロベニア語翻訳
  • Hansenova djeca のルーマニア語翻訳
  • Hansenova djeca のハンガリー語翻訳
  • Hansenova djeca のマケドニア語翻訳
  • Hansenova djeca のアラビア語翻訳
  • Hansenova djeca の英語翻訳

作風・主題

文体
簡潔で冷静な描写現代社会の細部を切り取るリアリズム
頻出モチーフ
疎外と孤立病と身体家族の崩壊

評価・遺産

スパヒッチはモンテネグロを代表する現代作家の一人であり、批評的に評価された長編『Hansenova djeca』により国際的にも注目を集めた。欧州内外で翻訳・受賞歴があり、バルカン地域の現代文学を伝える重要な作家とされる。

豆知識

  • 『Hansenova djeca』はフランス語、イタリア語、スロベニア語、ルーマニア語、ハンガリー語、マケドニア語、アラビア語、英語に翻訳されている。
  • 2007年にアイオワ大学のInternational Writing Programのレジデントに参加した。
  • 2011年にBest European Fiction 2011のアンソロジーに短編が収録された。