世界・海外・国外の文学賞

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パーヴォ・ハーヴィッコ

パーヴォ・ハーヴィッコ

Paavo Haavikko

プロフィール

性別
男性
生誕
1931-01-25 (ヘルシンキ(フィンランド))
死没
2008-10-06 (ヘルシンキ(フィンランド)) 77歳
国籍
フィンランド
言語
フィンランド語
居住地歴
ヘルシンキ(出生・終生居住)

経歴

職業
詩人, 劇作家, 随筆家, 出版者, 脚本家(リブレット)
活動期間
1951年〜2008年
所属
オタヴァ(Otava), アートハウス(Art House、出版)
影響を受けた人物
モダニズム文学, フィンランドの近代詩人たち
影響を与えた人物
フィンランドの後続世代の作家や詩人

学歴

カッリオ共学校(Kallio Coeducational School)
卒業年: 1951
国: フィンランド
1951年に卒業。高校卒業後まもなく詩集を発表。

受賞歴

アレクシス・キヴィ賞
1966
主催: フィンランド文学協会
結果: 受賞
プロ・フィンランディア勲章
1967
主催: フィンランド国家(勲章)
結果: 受賞
名誉博士号(ヘルシンキ大学)
1969
主催: ヘルシンキ大学
結果: 受賞
フィンランド白薔薇勲章(騎士一等)
1978
主催: フィンランド国家(勲章)
結果: 叙勲
ノイシュタット国際文学賞
1984
主催: オクラホマ大学(Neustadt賞事務局)
結果: 受賞
スウェーデン・アカデミー北欧賞(いわゆる「小さなノーベル」)
1993
主催: スウェーデン王立アカデミー
結果: 受賞
アメリカ賞(文学)
2007
主催: America Award 運営
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 代表詩集(Selected Poems)

    ハーヴィッコの詩作全体を代表する詩篇を集めたイメージの強い作品群。歴史的・政治的主題と個人的記憶を往復しつつ、言語の形式実験と象徴的イメージで独自の詩世界を構築する。

    断片と象徴が重なり、フィンランド詩の核が立ち上がる。

    141ページ
    歴史政治言語実験象徴
  1. 受賞作: 生涯業績

    言語の凝縮と象徴的イメージを通じて政治・歴史・個人の存在を問う詩作と戯曲を長年にわたり発表。北欧モダニズムの重要人物として、形式実験と社会的関心を結びつけた業績が評価された。

    現代詩政治・社会言語実験北欧文学

作品

代表作

Talvipalatsi(冬の宮殿)

1959年 詩集

ハーヴィッコの代表的詩集の一つ。王や宮殿、庭園、森といったイメージを用い、個人的感情と社会的・政治的暗示を織り交ぜる作品が含まれる。

宮殿庭園権力
映像化・舞台化
  • [オペラ用リブレット] Ratsumies(騎士) / Aulis Sallinen(作曲) (1974)
翻訳
  • 英訳あり(抜粋・選集など)

Kaksikymmentä ja yksi

1974年 詩集

1970年代の作品を含む詩集。英訳(Anselm Hollo訳)が2007年に刊行された。

時間老い記憶
翻訳
  • 英語訳: One and twenty(2007)

Kullervon tarina(クッレルヴォの物語)

1982年 長編・プロース(物語)

フィンランド叙事詩『カレワラ』の伝承を下敷きにした作品で、神話的・歴史的文脈に現代的視点を投影している。

神話運命歴史

全著作

  • Tiet etäisyyksiin (1951)
  • Tuuliöinä (1953)
  • Synnyinmaa (1955)
  • Lehdet lehtiä (1958)
  • Talvipalatsi (1959)
  • Kaksikymmentä ja yksi (1974)
  • Viisi sarjaa nopeasti virtaavasta elämästä (1987)
  • Prosperon runot (2001)

翻案

  • Ratsumies(リブレットを基にしたオペラ、Aulis Sallinen作曲)
  • Kuningas lähtee Ranskaan(リブレット)
  • Rauta-aika(テレビシリーズに関連する作品・脚本的要素)

作品の翻訳

  • Talvipalatsi の抜粋英訳
  • Kaksikymmentä ja yksi → One and Twenty(英訳 2007)

作風・主題

文体
モダニズム的で象徴的な詩的言語冷静で知的、断片的なイメージの配置
頻出モチーフ
宮殿庭園愛と死政治・経済への言及

評価・遺産

戦後フィンランドを代表する作家の一人と見なされ、詩だけでなく戯曲やリブレット、随筆、出版活動を通じて国内外に大きな影響を残した。受賞歴も多数で、フィンランド文学の重要人物とされる。

関連学会

  • フィンランド文学協会(Suomalaisen Kirjallisuuden Seura)

資料所蔵先

  • オタヴァ社アーカイブ(関連資料)
  • フィンランド国立・文学系アーカイブ

大衆文化への影響

  • テレビシリーズ『Rauta-aika』やオペラなどでその詩的世界が引用・参照されることがある

引用

  • 『Talvipalatsi(冬の宮殿)』は「世紀の偉大な詩の一つ」である。
    出典: ジョン・アシュベリーによる評(引用)

豆知識

  • 70冊以上の著作を発表した。
  • 詩は少なくとも12言語に翻訳されている。
  • 1967年にプロ・フィンランディア勲章を受章した。
  • 家族で泥炭(turve)生産の事業を所有していた。
  • 2008年の死去時、家族が約300万ユーロを相続したと報道されている。