世界・海外・国外の文学賞

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パトリシア・エンゲル

パトリシア・エンゲル

Patorishia Engeru

プロフィール

性別
女性
生誕
アメリカ合衆国
国籍
アメリカ合衆国, コロンビア
言語
英語, スペイン語
居住地歴
ニュージャージー州(在育) → マイアミ(居住) → ニューヨーク(居住) → パリ(留学)

経歴

職業
作家, 大学教授(クリエイティブライティング), 編集者
活動期間
2007年〜
所属
マイアミ大学(クリエイティブライティング教員), The Miami Rail(リテラリー編集者)

学歴

ニューヨーク大学
芸術学部 / フランス語・美術史
学位: Bachelor of Arts
期間: 1995–1999
卒業年: 1999
国: アメリカ合衆国
学士(フランス語と美術史)
フロリダ国際大学
創作文学(MFA) / フィクション創作
学位: Master of Fine Arts
期間: 2005–2007
卒業年: 2007
国: アメリカ合衆国
フィクションのMFA取得

受賞歴

ジョン・ドス・パソス賞
2023
主催: ロングウッド大学
結果: Winner
New American Voices Award
2021
対象作品: Infinite Country
主催: Institute for Immigration Research
結果: Winner
ジョン・サイモン・グッゲンハイム記念フェローシップ(フィクション)
2019
主催: グッゲンハイム財団
結果: Recipient
O. Henry賞
2019
対象作品: Aguacero
主催: O. Henry Awards
結果: Winner
デイトン文学平和賞(フィクション)
2017
対象作品: The Veins of the Ocean
主催: Dayton Literary Peace Prize
結果: Winner
プレミオ・ビブリオテカ・デ・ナラティーバ・コロンビアナ
2017
対象作品: Vida
主催: Eafit(コロンビアの文学賞運営団体)
結果: Winner
NEA(米国芸術基金)フェローシップ(文芸)
2014
主催: National Endowment for the Arts
結果: Recipient
International Latino Book Award
2014
対象作品: It's Not Love, It's Just Paris
主催: International Latino Book Awards
結果: Winner
PEN/Hemingway賞(フィクション、最優秀処女作)
2011
対象作品: Vida
主催: PEN America / Hemingway Foundation
結果: Finalist
New York Public Library Young Lions Fiction Award
2011
対象作品: Vida
主催: New York Public Library
結果: Finalist

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: The Veins of the Ocean

    刑務所での事件を契機に家族が直面する喪失と赦しを描く物語。移民コミュニティの現実、親子関係の複雑さ、社会的な疎外と回復を丁寧に描写するヒューマンドラマ。

    移民家族赦し刑罰コミュニティ
  1. 受賞作: 受賞業績(代表作群)

    移民や二文化的経験、家族の絆と喪失、記憶と再生を主要テーマとした作品群が評価された。繊細な人物描写と日常の細部への注意を通じて、個人的な物語から社会的洞察を提示する作風が特徴である。

    移民家族アイデンティティ記憶再生社会問題

作品

代表作

ヴィダ

2010年 短編集(短編小説)

移民や家族、二文化的経験を扱う短編集。母国と国外で生きる人々の感情や記憶に焦点を当てる作品群。

移民家族アイデンティティ郷愁
翻訳
  • 2016年:スペイン語訳(Alfaguara)

イッツ・ノット・ラブ、イッツ・ジャスト・パリ

2013年 小説(デビュー小説)

パリを舞台にした恋愛小説で、成長と異文化体験、若者の葛藤を描く作品。

恋愛成長文化の衝突
翻訳
  • 2014年:スペイン語訳(Grijalbo, No es amor, es solo París)

海の静脈(The Veins of the Ocean)

2016年 小説

兄の投獄とその結果を抱えた妹レイナの視点で家族の喪失と赦しを描いた物語。フロリダを舞台に悲劇と再生を描く。

喪失赦し家族社会正義
翻訳
  • 2016年:フランス語訳(Flammarion, Les veines de l'océan)
  • 2017年:スペイン語訳(Alfaguara, Las venas del océano)

インフィニット・カントリー

2021年 小説

家族と移民の歴史を辿る物語。二文化にまたがる家族の絆とアイデンティティを描き、批評的評価を受けた作品。

移民家族史国境帰属感

遠い世界(The Faraway World)

2023年 短編集

複数の短編を収めた作品集。移民や家族、文化の交差に関する物語で各紙の年間ベストに選出。

移民家族記憶

全著作

  • 2010年:Vida
  • 2013年:It's Not Love, It's Just Paris
  • 2016年:The Veins of the Ocean
  • 2021年:Infinite Country
  • 2023年:The Faraway World

作品の翻訳

  • Vida — スペイン語訳(Alfaguara, 2016)
  • It's Not Love, It's Just Paris — スペイン語訳(Grijalbo, 2014)
  • The Veins of the Ocean — フランス語訳(Flammarion, 2016)
  • The Veins of the Ocean — スペイン語訳(Alfaguara, 2017)

作風・主題

文体
現実主義的描写詩的で抒情的な文体英語とスペイン語を行き来するバイリンガル表現
頻出モチーフ
海と水家族の絆移民の旅記憶と喪失

評価・遺産

パトリシア・エンゲルはコロンビア系アメリカ人の視点から移民や二文化的経験を描く重要な声として評価される。複数の国際的な受賞歴があり、アメリカとラテンアメリカ文学の橋渡しをする作家としての評価が高い。

引用

  • エンゲルは「アメリカ大陸にとって独自で必要な声だ」と評された。
    出典: サンフランシスコ・クロニクル (2016年)

豆知識

  • 『Vida』はコロンビアの国家的文学賞であるPremio Biblioteca de Narrativa Colombianaを受賞し、同賞を受賞した初の女性かつ翻訳作品でもあった。
  • マイアミ大学でクリエイティブ・ライティングを教え、『The Miami Rail』のリテラリー編集者を務めている。
  • 『Infinite Country』はニューヨーク・タイムズのベストセラーに入り、Reese's Book Clubの選書にもなった。