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第11回(2015年) 受賞受賞作: Die neue Ordnung auf dem alten Kontinent
ヨーロッパの新たな秩序をめぐる歴史的・政治的考察。国境や民族、経済の変動が地域と国家にもたらした影響を分析し、現代ヨーロッパ形成の歴史的連関を明らかにする学術的論考。
ヨーロッパ史政治史国境社会変動
フィリップ・テル
フィリップ・テル
Philipp Ther
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1967-05-16
- 国籍
- オーストリア, ドイツ
- 言語
- ドイツ語, 英語
- 居住地歴
- バイエルン(育成) → イスタンブール(幼少期の一部) → ウクライナ(数年間) → ポーランド(数年間) → ウィーン(在住)
経歴
- 職業
- 歴史学者, 大学教授, 著作家・研究者
- 活動期間
- 1997年〜
- 所属
- ウィーン大学(東ヨーロッパ史講座), RECET(Research Center for the History of Transformations)創設所長, ヨーロッパ大学インスティトゥート(フィレンツェ) 教授, ヴィアドリーナ欧州大学(フランクフルト・オーダー) 元准教授
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| レーゲンスブルク大学 | — | 近代史・東ヨーロッパ史・社会学・政治学(履修) | — | 1988–1992 | ドイツ |
| ジョージタウン大学 | — | 国際関係等(修士課程) | MA | 1992–1993 | アメリカ合衆国 |
| フリー大学ベルリン | — | 歴史学(博士課程) | PhD | 1993–1997 | ドイツ |
レーゲンスブルク大学
近代史・東ヨーロッパ史・社会学・政治学(履修)
期間:
1988–1992
卒業年:
1992
国:
ドイツ
レーゲンスブルク及びミュンヘンで学ぶ
ジョージタウン大学
国際関係等(修士課程)
学位:
MA
期間:
1992–1993
卒業年:
1993
国:
アメリカ合衆国
1993年修士取得
フリー大学ベルリン
歴史学(博士課程)
学位:
PhD
期間:
1993–1997
卒業年:
1997
国:
ドイツ
1945–1956のドイツ人・ポーランド人移動民に関する博士論文
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2006 | リチャード・G・プラシュカ賞 | 『中央ヨーロッパにおけるオペラ劇場』 | — | オーストリア科学アカデミー | 受賞 |
| 2015 | ライプツィヒ・ブックフェア賞(ノンフィクション) | 『1989年以降のヨーロッパ:歴史』 | — | ライプツィヒ・ブックフェア | 受賞 |
| 2019 | ウィトゲンシュタイン賞 | 研究プロジェクト『大転換:グローバルな変動の比較社会史』 | — | オーストリア科学基金(Wittgenstein Award授与) | 受賞 |
リチャード・G・プラシュカ賞
2006
対象作品:
『中央ヨーロッパにおけるオペラ劇場』
主催:
オーストリア科学アカデミー
結果:
受賞
ライプツィヒ・ブックフェア賞(ノンフィクション)
2015
対象作品:
『1989年以降のヨーロッパ:歴史』
主催:
ライプツィヒ・ブックフェア
結果:
受賞
ウィトゲンシュタイン賞
2019
対象作品:
研究プロジェクト『大転換:グローバルな変動の比較社会史』
主催:
オーストリア科学基金(Wittgenstein Award授与)
結果:
受賞
受賞・候補エディション
作品
代表作
『国家の暗部:近代ヨーロッパにおける民族浄化』
2014年 歴史・ノンフィクション近代ヨーロッパにおける民族浄化の歴史とその政治的背景を分析する論考。
民族浄化国家形成紛争と記憶
『センター・ステージ:19世紀中央ヨーロッパのオペラ文化と国家形成』
2014年 文化史・音楽史19世紀中央ヨーロッパにおけるオペラ劇場と国家形成の関係を比較史的に論じる。
オペラナショナリズム文化政策
『1989年以降のヨーロッパ:歴史』
2018年 現代史・比較史冷戦終結後のヨーロッパの政治的・社会的変容を比較的視点で概観する総合史。
変容(トランスフォーメーション)冷戦後の政治統合と分断
『アウトサイダーズ:1492年以降のヨーロッパの難民』
2021年 移民史・社会史1492年以降のヨーロッパにおける難民移動の長期的歴史をたどる比較研究。
難民移動と排除境界と市民権
全著作
- 『中央ヨーロッパのオペラ劇場』
- 『国家の暗部:近代ヨーロッパにおける民族浄化』
- 『1989年以降のヨーロッパ:歴史』
- 『アウトサイダーズ:1492年以降のヨーロッパの難民』
作風・主題
- 文体
- 比較史的・学術的で分析的な文体一般向けにも読みやすい学術ポピュラー化された記述
- 頻出モチーフ
- 変容(トランスフォーメーション)ナショナリズムと記憶移民・難民の歴史
評価・遺産
東中欧の変容史や移民問題の専門家として国際的に評価され、学術的業績と一般向け著作の両面で影響を与えている。ウィトゲンシュタイン賞受賞後、RECETを創設し比較的視点からの変動研究を推進している。
関連学会
- オーストリア科学アカデミー(賞受賞機関)
資料所蔵先
- ドイツ国立図書館(所蔵)
- Deutsche Digitale Bibliothek(所蔵)
豆知識
- 2015年にライプツィヒ・ブックフェアのノンフィクション賞を受賞。
- 2019年にウィトゲンシュタイン賞を受賞し、RECETを創設した。
- 2022年にヴィアドリーナ欧州大学の学長候補に単独で推薦されたが、辞退した。