世界・海外・国外の文学賞

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ロス・ベンジャミン

ロス・ベンジャミン

Ross Benjamin

プロフィール

性別
男性
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語, ドイツ語
居住地歴
ニューヨーク州ナイアック

経歴

職業
翻訳家, 作家, 文芸批評家

学歴

ヴァッサー・カレッジ
国: アメリカ合衆国

受賞歴

グッゲンハイム・フェローシップ
2015
主催: グッゲンハイム記念財団
結果: 受賞
ヘレン・アンド・カート・ヴォルフ翻訳賞
対象作品: 『スピーク、ナボコフ』
主催: ヘレン・アンド・カート・ヴォルフ翻訳賞委員会
結果: 受賞
シュレーゲル=ティーク賞(特別表彰)
対象作品: 『犬の葬儀』
主催: 全英作家協会(Society of Authors)
結果: 選考委員からの特別表彰(commendation)
インターナショナル・ブッカー賞(最終候補)
2020
対象作品: 『ティル』(ダニエル・ケールマン著翻訳)
主催: インターナショナル・ブッカー賞運営
結果: 最終候補(shortlisted)

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Speak, Nabokov

    マイケル・マーのナボコフ研究書の英訳。ナボコフの文体や言語遊び、テーマを精緻に分析し、作品と作家の関係を批評的に検証する一冊。翻訳は学術的正確性と読みやすさを兼ね備えている。

    文学批評ナボコフ言語遊び20世紀文学

作品

代表作

『スピーク、ナボコフ』

翻訳(ドイツ語→英語)

ミヒャエル・マーアの作品の英訳。原作者のナボコフ解釈に関する評論的作品を英語読者に紹介した翻訳。

文学批評ナボコフ研究言語と解釈

『犬の葬儀』

翻訳(ドイツ語→英語)

トーマス・プレツィンガーの作品の英訳。ユーモアと奇妙な出来事を含む物語の英語版。

ユーモア現代小説

『ティル』

2017年 歴史小説/翻訳

ダニエル・ケールマンの長編小説の英訳。ヨーロッパ民話や歴史的背景を織り交ぜた物語で、アメリカ・英国の読者にも高く評価された。

民話歴史ユーモア語りとアイデンティティ

『You Should Have Left(君は出て行くべきだった)』

翻訳(ドイツ語→英語)

ダニエル・ケールマンの短編・中篇の英訳。心理的サスペンス要素を含む作品。

サスペンス心理

『フランツ・カフカの日記』

翻訳(ドイツ語→英語)/日記

フランツ・カフカの日記の英訳。作家の私的な思考と日常を英語圏の読者に提示する翻訳。

自伝的要素思索モダニズム

『ハイペリオン』

翻訳(ドイツ語→英語)/古典

フリードリヒ・ヘルダーリンの作品の英訳。古典的詩的・小説的要素を含むテキストの翻訳。

古典文学詩的言語

『The Frequencies(周波数)』

翻訳(ドイツ語→英語)/現代文学

クレメンス・J・ゼッツの作品の英訳。実験的な語りや言語遊びを含む現代小説の翻訳。

実験文学言語遊び

『ディレクター』

翻訳(ドイツ語→英語)

ダニエル・ケールマンの別作品の英訳。作者特有のユーモアと洞察が特徴。

ユーモア現代社会の風刺

全著作

  • 『スピーク、ナボコフ』
  • 『犬の葬儀』
  • 『ハイペリオン』
  • 『Close to Jedenew』
  • 『ジョブ:ある単純な男の物語』
  • 『The Frequencies(周波数)』
  • 『そして人生は起こる』
  • 『クザーヌスのゲーム』
  • 『The Lone Assassin(孤独な暗殺者)』
  • 『空から落ちたとき』
  • 『戦争ゲーム:紙上の戦争の歴史』
  • 『We Are All Stardust(我々は皆星の塵)』
  • 『インディゴ』
  • 『You Should Have Left(君は出て行くべきだった)』
  • 『ティル』
  • 『フランツ・カフカの日記』
  • 『ディレクター』

作品の翻訳

  • 『ティル』
  • 『You Should Have Left(君は出て行くべきだった)』
  • 『フランツ・カフカの日記』

作風・主題

文体
原文に忠実で明快な英訳を志向する文体ユーモアや語りのリズムを生かす翻訳技術
頻出モチーフ
ユーモア言語遊び歴史的素材と民話的要素作家の声を活かすこと

評価・遺産

現代ドイツ語文学の英訳を牽引する翻訳家の一人として評価されている。『ティル』訳で高い評価を受け、Times紙からは「コメディの名手」と称された。

引用

  • (Times紙は)彼を『コメディの名手(comic virtuoso)』と呼んだ。
    出典: The Times(ロンドン)記事

豆知識

  • 父は弁護士ジェフ・ベンジャミン、母はLCSWのベッツィ・ベンジャミンである。
  • 2015年グッゲンハイム・フェローに選出された。
  • フルブライト奨学生であった。
  • Times Literary SupplementやThe Nationなどに寄稿している。
  • ニューヨーク州ナイアック在住。