世界・海外・国外の文学賞

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シャロン・オールズ

シャロン・オールズ

Sharon Olds

プロフィール

性別
女性
生誕
1942-11-19 (アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンフランシスコ)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
宗教
カルヴァン主義(子供時代)/無神論・汎神論(成人期)
居住地歴
バークレー(カリフォルニア州) → サンフランシスコ(カリフォルニア州) → ニューヨーク市 アッパー・ウエスト・サイド

経歴

職業
詩人, 大学教授(創作指導)
活動期間
1970年〜
所属
ニューヨーク大学 創作プログラム, アカデミー・オブ・アメリカン・ポエッツ(理事等), アメリカ芸術科学アカデミー(会員), アメリカ芸術文学アカデミー(会員)
所属団体
アカデミー・オブ・アメリカン・ポエッツ(元チェンセラー), アメリカ芸術科学アカデミー(会員), アメリカ芸術文学アカデミー(会員)
影響を受けた人物
ギャルウェイ・キネル, ミュリエル・ルーキーサー, グウェンドリン・ブルックス, ウォルト・ホイットマン, ラルフ・ワルド・エマーソン(韻律研究)

学歴

スタンフォード大学
英語
学位: BA
期間: 1960s
卒業年: 1964
国: アメリカ合衆国
学士号取得
コロンビア大学
英語
学位: MA, PhD
期間: 1960s–1972
卒業年: 1972
国: アメリカ合衆国
博士論文はエマーソンの韻律(Prosody)について

受賞歴

サンフランシスコ詩学センター賞(Satan Says)
1980
対象作品: Satan Says
主催: サンフランシスコ州立大学 ポエトリーセンター
結果: winner
ラモント詩賞 (The Dead and the Living)
1983
対象作品: The Dead and the Living
主催: アカデミー・オブ・アメリカン・ポエッツ
結果: winner
ナショナル・ブック・クリティックス・サークル賞 (The Dead and the Living)
1984
対象作品: The Dead and the Living
主催: ナショナル・ブック・クリティックス・サークル
結果: winner
T. S. エリオット賞 (Stag's Leap)
2012
対象作品: Stag's Leap
主催: T. S. エリオット賞事務局
結果: winner
ピューリッツァー賞(詩) (Stag's Leap)
2013
対象作品: Stag's Leap
主催: ピューリッツァー賞委員会
結果: winner
アカデミー・オブ・アメリカン・ポエッツ フェローシップ
2002
主催: アカデミー・オブ・アメリカン・ポエッツ
結果: winner
ウォレス・スティーヴンス賞
2016
主催: アカデミー・オブ・アメリカン・ポエッツ
結果: winner
ロバート・フロスト・メダル(Poetry Society of America)
2022
主催: ポエトリー・ソサエティ・オブ・アメリカ
結果: winner
Joan Margarit 国際詩賞(初代受賞)
2023
主催: Internacional Joan Margarit de Poesía
結果: winner
グリフィン詩賞(ノミネート)
2020
対象作品: Arias
主催: The Griffin Trust
結果: shortlisted

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Stag's Leap

    離婚の痛みと、その後に訪れる新しい自由を正面から見つめた、きわめて私的な詩集。

    離婚の経験を、痛みを隠さずに言葉へと変える。

    離婚喪失再生
  1. 受賞作: Stag's Leap

    『Stag's Leap』は離婚後の悲嘆と自己回復を率直かつ情感豊かに描いた詩集。肉体性や家族の関係、日常の細部を露わにしながら怒りや悲しみ、慈愛の揺らぎを丁寧に追い、個人的体験を普遍化する力がある。

    離婚喪失家族肉体性自己省察
  1. 受賞作: 生涯業績(家族と身体を主題とした詩)

    私的な記憶や家庭内の情景を強いイメージで描写し、個人的経験を普遍的な洞察へと昇華する詩作。告白的でありながら詩的技巧に富む。

    告白詩家族身体性親密性記憶

作品

代表作

Satan Says

1980年 詩集

オールズの初めての詩集。家族や身体、性的表現を率直に描いた作品群を収める。

家族身体性成長
翻訳
  • 英語(原著)

The Dead and the Living

1984年 詩集

「死者のための詩」と「生者のための詩」の二部構成。社会的・歴史的な不正義への言及も含む。

喪失歴史的不正家族
翻訳
  • スペイン語訳など

The Wellspring

1996年 詩集

生々しいイメージと言葉で家族関係や暴力、政治性を描く詩集。

家族暴力政治
翻訳
  • フランス語訳など

Stag's Leap

2012年 詩集

離婚後に書かれた詩群を収め、夫との関係や悲嘆を正直に綴る。T. S. エリオット賞とピューリッツァー賞を受賞。

離婚悲嘆愛と裏切り
翻訳
  • 日本語訳など

Arias

2019年 詩集

近作の一つ。個人的な声を音楽的に響かせるような詩群を収める。

個人的感情声の抒情性
翻訳
  • 多言語に翻訳

Balladz

2022年 詩集

近作。長年のパートナーや人生を巡る詩を含む。

関係記憶喪失
翻訳
  • 英語(原著)

全著作

  • Satan Says (1980)
  • The Dead and the Living (1984)
  • The Gold Cell (1987)
  • The Matter of This World (1987)
  • The Sign of Saturn (1991)
  • The Father (1992)
  • The Wellspring (1996)
  • Blood, Tin, Straw (1999)
  • The Unswept Room (2002)
  • Strike Sparks: Selected Poems 1980–2002 (2004)
  • One Secret Thing (2008)
  • Stag's Leap (2012)
  • Odes (2016)
  • Penguin Modern Poets 3: Your Family, Your Body (2017)(共著)
  • Arias (2019)
  • Balladz (2022)

作風・主題

文体
率直で肉体性を強く描く文体叙情的かつ告白的な語り口エマーソン的韻律への関心
頻出モチーフ
家族(親子関係)身体と性虐待と癒し離婚と悲嘆

評価・遺産

シャロン・オールズは20世紀後半から21世紀にかけて、家族や身体、性的表現を赤裸々に描く詩で高い評価を受け、T. S. エリオット賞やピューリッツァー賞をはじめ数々の主要な詩の賞を受賞した。教育者としても創作指導に影響を与え、多くの詩集が国際的に翻訳・収録されている。

関連学会

  • アカデミー・オブ・アメリカン・ポエッツ
  • アメリカ芸術科学アカデミー
  • アメリカ芸術文学アカデミー

大衆文化への影響

  • 教科書やアンソロジーへの収録が多数
  • 詩の朗読や国際的な文学祭での講演

引用

  • 私は彼らの所へ行って言いたい:やめて、彼女は間違った女だ、彼は間違った男だ、あなた方は想像できないことをするだろう……しかし私はそうしない。私は生きたいのだ。
    出典: 詩「I Go Back to May 1937」/Strike Sparks: Selected Poems 1980–2002 (2004年)

豆知識

  • シャロン・オールズは2012年にT. S. エリオット賞を受賞した最初のアメリカ人女性である(同作品はのちに2013年ピューリッツァー賞を受賞)。
  • 2005年にホワイトハウス(ナショナル・ブック・フェスティバル)からの招待を辞退し、同年『The Nation』に公開書簡を発表した。
  • 詩は100以上のアンソロジーに収録され、複数言語に翻訳されている。