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第40回(1995年) 受賞受賞作: 深い息をするたびに(깊은 숨을 쉴 때마다)
『深い息をするたびに』は、家族や故郷、喪失と再生を描く短編集。静謐で叙情的な語り口が特徴で、日常の断片から普遍的な感情を引き出す。
家族記憶喪失と再生 -
受賞作: 深い息をするたびに(깊은 숨을 쉴 때마다)
『深い息をするたびに』は、家族や故郷、喪失と再生を描く短編集。静謐で叙情的な語り口が特徴で、日常の断片から普遍的な感情を引き出す。
家族記憶喪失と再生
申京淑(シン・ギョンスク)
シン・ギョンスク
Sin Gyeongsuk
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1963-01-12 (全羅北道 全邑(チョンウプ)、大韓民国)
- 国籍
- 大韓民国
- 言語
- 韓国語
- 居住地歴
- 少年期以降はソウルに居住
経歴
- 職業
- 小説家, 作家
- 活動期間
- 1985年〜
- 影響を受けた人物
- 金仁淑(キム・インスク), 孔枝泳(コン・ジヨン)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| ソウル芸術大学(Seoul Institute of the Arts) | 創作科(クリエイティブ・ライティング) | 創作科 | — | 在学期間不明 | 大韓民国 |
ソウル芸術大学(Seoul Institute of the Arts)
創作科(クリエイティブ・ライティング)
/ 創作科
期間:
在学期間不明
国:
大韓民国
卒業後、1985年に中編小説で文壇デビュー
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1995 | 現代文学賞(Hyundae Munhak) | — | — | 現代文学(Hyundae Munhak) | 受賞 |
| 1996 | マンハエ文学賞 | — | — | マンハエ財団 | 受賞 |
| 1997 | 東仁文学賞 | — | — | 東仁文学賞運営委員会 | 受賞 |
| 2000 | 21世紀文学賞 | — | — | — | 受賞 |
| 2001 | 李箱(イ・サン)文学賞 | — | — | 李箱文学賞委員会 | 受賞 |
| 2006 | オ・ヨンス文学賞 | — | — | オ・ヨンス文学賞運営団体 | 受賞 |
| 2009 | プルス・ド・リナペルシュー(Prix de l'inaperçu) | 『外れた部屋』(フランス語訳『La Chambre solitaire』) | — | フランス文学賞団体 | 受賞 |
| 2011 | 大韓民国文化芸術賞 | — | — | 大韓民国文化観光部ほか | 受賞 |
| 2012 | マン・アジアン文学賞 | 『母をお願い』 | — | Man Asian Literary Prize 運営 | 受賞(2012年にアジア文学賞を受賞、受賞者としては初の韓国人かつ初の女性) |
| 2012 | Mark of Respect Award | — | — | — | 受賞 |
| 2012 | ソウル外国特派員協会外国広報賞(文学部門) | — | 文学部門 | ソウル外国特派員協会 | 受賞 |
| 2013 | ホーアム賞(文学部門) | — | 文学 | ホーアム財団 | 受賞 |
現代文学賞(Hyundae Munhak)
1995
主催:
現代文学(Hyundae Munhak)
結果:
受賞
マンハエ文学賞
1996
主催:
マンハエ財団
結果:
受賞
東仁文学賞
1997
主催:
東仁文学賞運営委員会
結果:
受賞
21世紀文学賞
2000
結果:
受賞
李箱(イ・サン)文学賞
2001
主催:
李箱文学賞委員会
結果:
受賞
オ・ヨンス文学賞
2006
主催:
オ・ヨンス文学賞運営団体
結果:
受賞
プルス・ド・リナペルシュー(Prix de l'inaperçu)
2009
対象作品:
『外れた部屋』(フランス語訳『La Chambre solitaire』)
主催:
フランス文学賞団体
結果:
受賞
大韓民国文化芸術賞
2011
主催:
大韓民国文化観光部ほか
結果:
受賞
マン・アジアン文学賞
2012
対象作品:
『母をお願い』
主催:
Man Asian Literary Prize 運営
結果:
受賞(2012年にアジア文学賞を受賞、受賞者としては初の韓国人かつ初の女性)
Mark of Respect Award
2012
結果:
受賞
ソウル外国特派員協会外国広報賞(文学部門)
2012
部門:
文学部門
主催:
ソウル外国特派員協会
結果:
受賞
ホーアム賞(文学部門)
2013
部門:
文学
主催:
ホーアム財団
結果:
受賞
受賞・候補エディション
ドンイン文学賞
1回登壇
-
第30回(1997年) 受賞受賞作: 그는 언제 오는가 (When Is He Coming? / 彼はいつ来るのか)
イ・サン文学賞
1回登壇
-
第25回(2001年) 受賞受賞作: ブソクサ (부석사)
マン・アジアン文学賞
1回登壇
-
第5回(2011年) 受賞受賞作: Please Look After Mom (엄마를 부탁해)
Shin Kyung-sook の『Please Look After Mom』は、ソウル駅で行方不明になった母を家族が探す過程を通して、母性、後悔、記憶のずれを描く小説。家族それぞれの視点が重なり、見過ごしてきた母の人生が少しずつ立ち上がる。
失われた母の人生を、家族のそれぞれの声が少しずつ照らし出す。
256ページ小説家族母性喪失記憶
ホーアム賞(芸術部門)
1回登壇
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第20回(2013年) 受賞受賞作: 代表作『母をお願い』などの小説作品
家族、記憶、喪失を主題に人間の内面を繊細に描く作家。代表作『母をお願い(Please Look After Mom)』は国際的に翻訳されベストセラーとなり、韓国文学の世界的注目を高めた。日常の細部を通じて普遍的な感情と歴史の影響を描き、多くの読者の共感を得た。
小説家族記憶喪失
作品
代表作
冬の寓話(Winter Fable)
1990年 小説(中編)労働や若者の経験を背景にした初期の中編小説。作家としての出発点となった作品。
労働若者の挫折
外れた部屋(A Lone Room)
1995年 小説孤独や家庭の軋轢を繊細に描いた作品。フランス語訳が評価され国際的な注目を集めた。
孤独家族記憶
翻訳
- フランス語訳: La Chambre solitaire(受賞作あり)
- 英訳: The Girl Who Wrote Loneliness(Ha-Yun Jung 訳)
母をお願い(Please Look After Mom)
2009年 小説 320ページ失踪した母親を巡る家族の視点と記憶をつなぎ、母と家族の関係を問い直す国際的ベストセラー。
母と家族記憶都市化と喪失
翻訳
- 英訳: Chi-Young Kim 訳(2011)
- 多数国で翻訳・刊行(約19か国)
どこかで私を探す電話が鳴る(I'll Be Right There)
2010年 小説暴力や政治的な不穏さを背景に、個人の傷と記憶を見つめる長編。
記憶政治的背景個人の傷
翻訳
- 英訳: Sora Kim-Russell 訳(2014)
バイオレット(Violet)
2001年 小説人物の内面と関係性を静かに掘り下げる作品。近年英訳も刊行されている。
内面描写関係性
翻訳
- 英訳: Anton Hur 訳(Violets, 2022)
リジン(Yi Jin / The Court Dancer)
2007年 歴史小説(フィクション)朝鮮王朝の宮廷に生きた女性の運命を描く歴史色の強い長編。
歴史女性の運命権力関係
翻訳
- 英訳: Anton Hur 訳(The Court Dancer, 2018)
父に会いに行った(I Went To See My Father)
2021年 小説家族と父との関係を巡る回想と現在を織り交ぜた作品。
家族回想
翻訳
- 英訳: Anton Hur 訳(2023)
全著作
- 겨울 우화(冬の寓話 / Winter Fable)
- 깊은 슬픔(深い悲しみ / Deep Sorrow)
- 외딴방(外れた部屋 / A Lone Room)
- 오래전 집을 떠날때(長い昔 家を離れる時 / Long Ago, When I Left My Home)
- 기차는 7시에 떠나네(列車は7時に出る / The Train Departs at 7)
- 바이올렛(Violet)
- J 이야기(J's Story)
- 리진(Yi Jin / The Court Dancer)
- 엄마를 부탁해(母をお願い / Please Look After Mom)
- 어디선가 나를 찾는 전화벨이 울리고(どこかで私を探す電話が鳴る / I'll Be Right There)
- 모르는 여인들(知らない女たち / The Unknown Women)
- 달에게 들려주고싶은 이야기(月に聞かせたい話 / Stories I Wish To Tell the Moon)
- 아버지에게 갔었어(父に会いに行った / I Went To See My Father)
作風・主題
- 文体
- 叙情的で繊細な心理描写写実的な家族描写回想と視点の重層的な構成
- 頻出モチーフ
- 母性記憶と喪失都市化と古里の対比
評価・遺産
現代韓国文学を代表する作家の一人であり、2009年の『母をお願い』で国際的な成功を収め、2012年にはマン・アジアン文学賞を受賞した初の女性作家となった。一方で2015年に盗用疑惑が生じたこともあり、評価と批判が混在する作家である。
引用
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母を大切にしてほしい — その祈りが本作の出発点である(書名より)
出典: 『母をお願い』 (2009年)
豆知識
- 2012年にマン・アジアン文学賞を受賞。受賞者としては初の韓国人かつ初の女性。
- 2015年に三島由紀夫の作品の盗用疑惑が報じられ、短編集が撤回された。