世界・海外・国外の文学賞

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シュクリ・マブフート

シュクリ・マブフート

Shukrī al-Mabkhūt

別名: Choukri Mabkhout / Chokri Mabkhout

プロフィール

性別
男性
生誕
1962-01-01 (チュニス(チュニジア))
国籍
チュニジア
言語
アラビア語, フランス語
居住地歴
チュニス(チュニジア) → ラ・マヌーバ(マヌーバ大学)

経歴

職業
小説家, 文学研究者, 批評家, 大学教授
活動期間
1990年〜
所属
マヌーバ大学(第8代学長、2011–2017), チュニス大学 教授, いくつかの学術雑誌編集委員会のメンバー
所属団体
いくつかの査読付き学術雑誌の編集委員会, チュニジア高等人権・基本的自由委員会(メンバーとして任命)

学歴

マヌーバ大学
文学・人文科学部
学位: PhD
卒業年: 1992
国: チュニジア
文学の博士号を取得。学術書・批評活動を経て小説を発表。

受賞歴

チュニジア国立図書賞
1994
主催: チュニジアの文化機関
結果: 受賞
キング・アブドゥラ国際翻訳賞
2012
主催: キング・アブドゥラ国際翻訳賞運営団体
結果: 受賞
国際アラブ文学賞(International Prize for Arabic Fiction)
2015
対象作品: 『アル=タリヤーニー』(The Italian)
主催: International Prize for Arabic Fiction 運営委員会
結果: 受賞
チュニジア文化賞(Tunisian Cultural Prize)
2015
主催: チュニジア関係団体
結果: 受賞
COMAR d'Or
2015
対象作品: 『アル=タリヤーニー』
主催: COMAR
結果: 受賞
チュニジア功労勲章(コマンダー)
2016
主催: チュニジア政府
結果: 叙勲
キング・ファイサル国際賞(アラビア語・文学部門)
2018
部門: アラビア語・文学
主催: キング・ファイサル財団
結果: 受賞
アブドル・ハミード・ショーマン賞(研究者賞)
2018
主催: Abdul Hameed Shoman 財団
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: The Italian

    チュニジアの近現代史を背景に、家族史と国家史が交差する長編。個人の記憶と政治的出来事が絡み合い、抑圧や移行期の混乱を通して国の傷痕を描く。

    家族史と国家史が重なる、チュニジア小説。

    368ページ
    歴史政治記憶家族
  1. 受賞作: アラビア文学における自伝研究

    アラビア語圏の自伝文学を対象に、自己表象・記憶・語りの技法を比較文化的に分析し、近現代における自伝表現の変容と社会的・文化的意味を論じた研究。文学的実作と理論研究の双方で影響を与えた。

    自伝文学記憶とアイデンティティ近現代アラブ文学

作品

代表作

『アル=タリヤーニー』(イタリア人)

2014年 小説(政治的リアリズム)

主人公アブデル=ナセル(通称「イタリア人」)が父の葬儀で聖職者を襲撃するという突発的な事件をきっかけに、1980年代後半から1990年代初頭のチュニジア社会を描く。左派とイスラーム主義者の衝突、権力移行の背景、個人と共同体の記憶や抑圧が主要テーマとなっている。

政治的対立記憶とトラウマ権威主義と抑圧アイデンティティ宗教と世俗
翻訳
  • 英語訳: カレン・マクニール & ミレッド・ファイザによる翻訳、Europa Editions、2021年刊
  • イタリア語訳: バルバラ・テレージ訳、Europa Editions、2017年刊

全著作

  • 『アル=タリヤーニー』(2014)
  • 『アル=サイイダ・アル=ラースィサ』(Madame President、2015)
  • 『バーグンダ』(Bāghandā、2016)
  • 『アル=アッヤームの中のターハー・フセインの伝記』(1992、学術)
  • 『美学:古典アラビア詩学におけるテクストと読者』(1993、学術)
  • 『否定の構築』(2006、学術)
  • 『帰属的意味付け』(2008、学術)
  • 『語用論百科事典』(2010、学術)
  • 『自伝表現に関する研究』(2017、学術)
  • 『償いの歴史(チュニジア)』(2018、学術)

作品の翻訳

  • 『アル=タリヤーニー』→英語『The Italian』(2021)
  • 『アル=タリヤーニー』→イタリア語『L'Italiano』(2017)

作風・主題

文体
現実主義的な文体政治的・社会的批評を含む学術的背景に裏打ちされた緻密なテクスト分析
頻出モチーフ
記憶と個人の過去政治的抑圧と監視宗教と世俗の緊張アイデンティティの断絶

評価・遺産

学者としての長年の業績と、2014年の処女小説『アル=タリヤーニー』で国際的評価を得た。作品は現代チュニジアの政治的転換期を描き、アラブ語文学における重要作とみなされている。大学運営者としても影響力を持ち、複数の文学賞を受賞している。

関連学会

  • チュニジア科学・文学・芸術アカデミー(関連)

豆知識

  • 『アル=タリヤーニー』は国際アラブ文学賞(通称「アラブ・ブッカー」)を受賞したが、アラブ首長国連邦では同書が禁止されている中で受賞式がアブダビで行われた。
  • 2011年から2017年までマヌーバ大学の学長を務めた。