国際アラブ小説賞
1回登壇
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第8回(2015年) 受賞受賞作: The Italian
チュニジアの近現代史を背景に、家族史と国家史が交差する長編。個人の記憶と政治的出来事が絡み合い、抑圧や移行期の混乱を通して国の傷痕を描く。
家族史と国家史が重なる、チュニジア小説。
368ページ歴史政治記憶家族
シュクリ・マブフート
Shukrī al-Mabkhūt
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| マヌーバ大学 | 文学・人文科学部 | — | PhD | — | チュニジア |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1994 | チュニジア国立図書賞 | — | — | チュニジアの文化機関 | 受賞 |
| 2012 | キング・アブドゥラ国際翻訳賞 | — | — | キング・アブドゥラ国際翻訳賞運営団体 | 受賞 |
| 2015 | 国際アラブ文学賞(International Prize for Arabic Fiction) | 『アル=タリヤーニー』(The Italian) | — | International Prize for Arabic Fiction 運営委員会 | 受賞 |
| 2015 | チュニジア文化賞(Tunisian Cultural Prize) | — | — | チュニジア関係団体 | 受賞 |
| 2015 | COMAR d'Or | 『アル=タリヤーニー』 | — | COMAR | 受賞 |
| 2016 | チュニジア功労勲章(コマンダー) | — | — | チュニジア政府 | 叙勲 |
| 2018 | キング・ファイサル国際賞(アラビア語・文学部門) | — | アラビア語・文学 | キング・ファイサル財団 | 受賞 |
| 2018 | アブドル・ハミード・ショーマン賞(研究者賞) | — | — | Abdul Hameed Shoman 財団 | 受賞 |
チュニジアの近現代史を背景に、家族史と国家史が交差する長編。個人の記憶と政治的出来事が絡み合い、抑圧や移行期の混乱を通して国の傷痕を描く。
家族史と国家史が重なる、チュニジア小説。
アラビア語圏の自伝文学を対象に、自己表象・記憶・語りの技法を比較文化的に分析し、近現代における自伝表現の変容と社会的・文化的意味を論じた研究。文学的実作と理論研究の双方で影響を与えた。
主人公アブデル=ナセル(通称「イタリア人」)が父の葬儀で聖職者を襲撃するという突発的な事件をきっかけに、1980年代後半から1990年代初頭のチュニジア社会を描く。左派とイスラーム主義者の衝突、権力移行の背景、個人と共同体の記憶や抑圧が主要テーマとなっている。
学者としての長年の業績と、2014年の処女小説『アル=タリヤーニー』で国際的評価を得た。作品は現代チュニジアの政治的転換期を描き、アラブ語文学における重要作とみなされている。大学運営者としても影響力を持ち、複数の文学賞を受賞している。