世界・海外・国外の文学賞

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タンクレット・ドスト

タンクレット・ドスト

Tankred Dorst

プロフィール

性別
男性
生誕
1925-12-19 (オーバーリント(ゾンネベルク、テューリンゲン州))
死没
2017-06-01 (ベルリン) 91歳
国籍
ドイツ
言語
ドイツ語
居住地歴
ミュンヘン → ベルリン

経歴

職業
劇作家, 物語作家
活動期間
1950年〜2017年
影響を受けた人物
ウジェーヌ・イヨネスコ, ジャン・ジロー・デュ・ジラドゥー, サミュエル・ベケット

学歴

バンベルク大学およびミュンヘン大学
ドイツ文学、美術史、演劇
期間: 1950年代
国: ドイツ
中退

受賞歴

ゲオルク・ビューヒナー賞
1990
主催: ドイツ語文学者協会
結果: 受賞
ゲルハルト・ハウプトマン賞
1964
結果: 受賞
フィレンツェ市賞
1970
主催: フィレンツェ市
結果: 受賞
バイエルン芸術アカデミー文学賞
1983
主催: バイエルン芸術アカデミー
結果: 受賞
ミュルハイム戯曲賞
1989
結果: 受賞
E.T.A.ホフマン賞
1996
結果: 受賞
マックス・フリッシュ賞
1998
主催: チューリッヒ市
結果: 受賞
サミュエル・ボグミル・リンデ賞
2006
結果: 受賞
欧州文学賞
2008
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 生涯の業績(オーヴル)

    タンクレート・ドルスト(1925年-2017年)はドイツの劇作家。マリオネット劇から出発し、『トラー』(1966年)で歴史と人間の葛藤を描く現代劇作家として確立。妻のウルズラ・エーラーと共同で創作した大作『メルリン、あるいは荒れ地』(1981年初演、上演時間約8時間)はアーサー王伝説を壮大に再構築した作品で、ゲーテの『ファウスト』と比較される。歴史劇・神話・リアリズムを横断する多様な形式で30以上の戯曲を書き、現代ドイツ演劇を代表する作家として1990年にゲオルク・ビューヒナー賞を受賞した。

    「人物はプロットよりも重要だ」――ドルストの創作哲学を表す言葉

    歴史と個人政治と私生活アーサー王伝説ユートピアの崩壊ドイツ現代史神話と現実
  1. 受賞作: 戯曲における神話と記憶の探求

    ドルストの劇作は歴史を寓話化して記憶や権力の問題を扱う。豊かな象徴性と実験的な構成により、観客の解釈と想像力を喚起し、現代演劇の表現領域を広げた点が評価されている。

    劇作神話記憶実験演劇
  1. 受賞作: 受賞業績(戯曲・舞台作品)

    寓話的・象徴的な手法で歴史的素材や神話を現代に再編し、戦後ドイツの記憶や人間の存在を舞台芸術として問い直す戯曲群が評価された。演出や上演の多様性を生むテクストとしての可能性を切り開いた点が受賞理由である。

    演劇歴史神話人間存在記憶
  1. 受賞作: 生涯業績(劇作および文学作品)

    本受賞はタンクレッド・ドルストの長年にわたる劇作と文学的業績を評価したもの。彼の作品は神話的要素と歴史的素材を用い、人間心理や倫理、権力の構造を劇的に描き出す点で高く評価されている。

    演劇歴史神話人間心理政治

作品

代表作

メルリンまたは荒廃した土地

1981年 戯曲

1981年にデュッセルドルフで初演された大作戯曲。ゲーテのファウストに比肩される。

現代社会荒廃

全著作

  • Die Kurve
  • Toller
  • Rotmord
  • Sand
  • Eiszeit
  • Die Villa
  • Klaras Mutter
  • Mosch
  • メルリンまたは荒廃した土地
  • Strange Fruits
  • Parzival
  • Ich Feuerbach
  • Korbes
  • Karlos
  • Herr Paul
  • Die Legende vom armen Heinrich
  • Kupsch
  • Die Freude am Leben
  • Othoon

作風・主題

文体
不条理演劇の影響を受けたファルス、パラブル、短編戯曲、翻案
頻出モチーフ
現代の変革への対応

評価・遺産

ドイツの著名な劇作家で、多くの賞を受賞し、現代演劇に大きな影響を与えた。

引用

  • 30年間、ドストの戯曲は大きな変革に応じてきた。彼は常に時代のパートナーであった。
    出典: ゲオルク・ヘンゼル(ゲオルク・ビューヒナー賞授与時の追悼) (1990年)

豆知識

  • 17歳でドイツ軍に徴兵され、捕虜となった。
  • 2006年にバイロイトでニーベルングの指環を初演出。