マックス・フリッシュ賞(チューリッヒ市)
まっくす・ふりっしゅしょう
A Zurich city literary prize (est. 1996) awarded usually every four years to writers in German-speaking countries; endowed with CHF 50,000.
- Established
- 1996
- Organizer
- チューリッヒ市(Stadt Zürich)、審査はETHチューリッヒのマックス・フリッシュ財団(Max Frisch-Stiftung)が担当
- Category
- Literature and General Literary Arts
- Selection Method
- 推薦
- Target
- Professional
- Frequency
- usually every four years
- Status
- Active
Description
The Max Frisch Prize of the City of Zürich, created in 1996, is usually awarded every four years to writers in German-speaking countries. Named after the Swiss writer Max Frisch (1911–1991), the main prize is endowed with 50,000 Swiss francs. Since 2018 an additional sponsorship award (Förderpreis) of 10,000 CHF was introduced to support younger writers. The award honors authors whose work addresses fundamental issues of democratic society in an artistically uncompromising manner. The Max Frisch Foundation at ETH Zürich is responsible for judging and determining the winners; the City of Zürich finances and hosts the award.
Prize
- Main Prize
- Main prize endowed with 50,000 Swiss francs; since 2018 an additional sponsorship award (Förderpreis) of 10,000 CHF.
- Cash Prize
- 50,000 CHF
- Sponsorship award (Förderpreis) — 10,000 CHF (introduced 2018)
Selection
Selection Process
| Stage | Judges | Pass Rate | Announcement |
|---|---|---|---|
| Jury selection | Max Frisch Foundation (ETH Zürich) | — | — |
Criteria
- Works that address fundamental issues of democratic society in an artistically uncompromising manner.
Official Resources
https://www.stadt-zuerich.ch/kultur/de/index/foerderung/literatur/max-frisch-preis.htmlPast Winners
移民・異文化間の葛藤や個人のアイデンティティを主題にした短編や評論を通じて、若い世代の視点を文学に導入した点が評価された。言語感覚と社会的問題への関心が特徴である。
ドイツ語圏で活動する若手作家。移民経験や文化的境界に根ざしたテーマを扱う作品で注目されている。
倫理や資本主義、メディア論を含む社会的主題を、哲学的かつ風刺的な筆致で問い直す作品群が評価された。論理的構成と批評性により現代社会の矛盾を文学的に照射する点が特徴である。
スイス出身の作家・エッセイスト。哲学的・社会的主題を含む小説や評論で知られ、現代社会に対する鋭い批評性が評価されている。
語りの実験性と思想的深みを併せ持つ小説群が評価された。現代社会や個人の問いを鋭く掘り下げる表現で、新しい世代の文学的可能性を示した点が奨励の理由である。
スイスの小説家。語りの実験性と政治的主題を併せ持つ作品で注目され、若手作家としての将来性が評価されている。
カルンテン地方のスロベニア少数派の歴史と家族の記憶を主題に、自伝的要素を織り交ぜた作品群が評価された。言語と民族的アイデンティティの交錯を繊細に描き出す表現が特色である。
オーストリア出身のスロベニア系作家。少数民族の記憶や戦争のトラウマをテーマにした自伝的要素を含む作品で国際的な評価を得ている。
欧州や官僚制、都市生活を主題に政治的視座から鋭い批評を展開する長編や評論が評価された。風刺と知的洞察を通じて公共的課題を文学的に照射する作業が受賞の主因である。
オーストリアの作家・エッセイスト。欧州や政治、社会構造を対象にした作品群で知られ、文学と政治的思考を結びつける論考でも注目される。
個人的記憶と民族的・歴史的記憶の交差を鋭く描き出すエッセイ・小説群が評価された。言語への繊細な配慮と文学的問いかけを通じて現代社会の記憶問題に光を当てる作業が高く評価された。
ドイツの作家・翻訳家。ユダヤ的出自や記憶、アイデンティティをめぐるエッセイや小説で知られ、個人的経験と歴史的視座を織り交ぜた文学を展開している。
労働や家族、記憶を主題に、抑制された文体で個人史と社会史の交差を描く長編・短編群が評価された。繊細な心理描写と風景描写を通じて現代社会の周縁に生きる人々の声を掘り下げる作風が特徴である。
ドイツの小説家。労働者階級や郊外の風景、個人の記憶を繊細な筆致で描き、現代ドイツ文学において確固たる評価を得ている。
寓話的・象徴的な手法で歴史的素材や神話を現代に再編し、戦後ドイツの記憶や人間の存在を舞台芸術として問い直す戯曲群が評価された。演出や上演の多様性を生むテクストとしての可能性を切り開いた点が受賞理由である。
ドイツを代表する劇作家・脚本家。歴史や神話的モチーフを下敷きにした戯曲を多数発表し、舞台表現における実験性と思想性で長年にわたり高い評価を得た。