世界・海外・国外の文学賞

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トーマス・マクグラス

トーマス・マクグラス

Thomas McGrath

プロフィール

性別
男性
生誕
1916-11-20 (ノースダコタ州シェルドン近郊)
死没
1990-09-20 (ミネアポリス(ミネソタ州)) 73歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
ノースダコタ州(農場育ち、ランサム郡) → グランドフォークス(ノースダコタ大学在学) → ロサンゼルス(在住・職歴あり) → ムーアヘッド(ミネソタ州、職歴あり) → ミネアポリス(晩年)

経歴

職業
詩人, 脚本家, 教員
活動期間
1940年〜1990年

学歴

ノースダコタ大学(University of North Dakota)
学位: BA
国: アメリカ合衆国
グランドフォークス校で学士号取得
ルイジアナ州立大学(Louisiana State University)
国: アメリカ合衆国
大学院課程にて研究を続けたが学位情報は不明
オックスフォード大学(Rhodes Scholar)
国: イギリス
ローズ奨学生としてオックスフォードで学んだ

受賞歴

ローズ奨学金
主催: ローズ奨学金委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Echoes inside the labyrinth

    家族や友人、政治的な記憶を織り込みながら、ラディカルな詩人の声を強く響かせる詩集。断片的なイメージと反復が、歴史と私的記憶の圧力を浮かび上がらせる。

    個人的な記憶と歴史の断片が、激しい詩の呼吸の中でぶつかり合う。

    詩集記憶政治労働ラディカル詩

作品

代表作

手紙――想像上の友へ(部分)

1962年

1957年から1985年にかけて断章的に発表された長篇詩。社会的・政治的関心と自伝的要素を織り交ぜ、晩年に全篇が編集・刊行された。

社会政治自伝労働者の生活
映像化・舞台化
  • [ドキュメンタリー映画] 世界の終わりの映画(ドキュメンタリー)

First Manifesto

1940年 詩集

初期の詩集。若き日の政治意識や農村生活の経験が反映されている。

農村生活政治意識

To Walk a Crooked Mile

1947年 詩集

戦間期から戦後にかけての情勢や個人の経験を扱った詩集。

戦争と社会個人的経験

Selected Poems, 1938-1988

1988年 詩選集

長年にわたる作品からの抜粋を収めた選集。代表作や主要な詩がまとめられている。

人生政治郷土

This coffin has no handles:小説

1988年 小説

詩人としての感性を小説形式で表現した作品。詩集とは異なる文体実験が見られる。

アイデンティティ

全著作

  • First Manifesto(1940)
  • Three Young Poets(共編、1942)
  • To Walk a Crooked Mile(1947)
  • Longshot O'Leary's Garland of Practical Poesie(1949)
  • Figures from a Double World(1955)
  • The gates of ivory, the gates of horn(1957)
  • Clouds(1959)
  • The Beautiful Things(1960)
  • Letter to an Imaginary Friend(1962–1985、全集1997)
  • New and Selected Poems(1964)
  • The Movie at the End of the World: Collected Poems(1972)
  • Voices from beyond the Wall(1974)
  • A Sound of One Hand: Poems(1975)
  • Letters to Tomasito(1977)
  • Trinc: Praises II; A Poem(1979)
  • Passages toward the Dark(1982)
  • Echoes inside the Labyrinth(1983)
  • Longshot O'Leary Counsels Direct Action: Poems(1983)
  • Selected Poems, 1938-1988(1988)
  • This coffin has no handles: a novel(1988)
  • Death Song(遺稿編集、1991)

翻案

  • 詩人を扱ったドキュメンタリー『The Movie at the End of the World』

作風・主題

文体
社会的・政治的関心を強く持つ口語的・叙情的な詩風自伝的要素とナラティブを織り交ぜる長詩
頻出モチーフ
農村と土地労働と階級戦争体験父性・子への手紙(Tomasito)

評価・遺産

トーマス・マクグラスは20世紀アメリカの社会詩人として評価され、長篇詩『Letter to an Imaginary Friend』はその代表作として批評的評価を受けた。地方出身の視点と政治的関与を詩に反映させたことが後進に影響を与えている。

資料所蔵先

  • コロンビア大学レアブック&マニュスクリプト図書館(Beat poets and poetry collection に関連)

大衆文化への影響

  • 詩集名や作品はアンソロジーや教材で取り上げられている
  • 詩人を扱ったドキュメンタリーが制作されている

引用

  • 何よりも優れているのは、『Letter to an Imaginary Friend』がテーブルで指を舐めてげっぷをするようなところだ。礼儀正しくはないが、ポピュリスト的な毒舌から称賛へと転じるとき、彼は『普通の人々』に恵みを与える才能を示す。
    出典: Rain Taxi(1997/1998冬号)レビュー (1997年)

豆知識

  • ランサム郡の農場で育った。
  • 第二次世界大戦中にアリューシャン列島で米陸軍航空隊に従軍した。
  • オックスフォードのローズ奨学生であった。
  • 1953年の非米活動委員会(HUAC)への証言によりロサンゼルス州立大学を解雇された。
  • 息子Tomasitoに多くの作品を捧げた。