世界・海外・国外の文学賞

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トマス・ヴェンチョーヴァ

トマス・ヴェンチョーヴァ

Tomas Venclova

プロフィール

性別
男性
生誕
1937-09-11 (クライペダ(リトアニア))
国籍
リトアニア
言語
リトアニア語, ロシア語, ポーランド語, 英語
居住地歴
ニューヘイブン(アメリカ合衆国・コネチカット州) → ヴィリニュス(リトアニア) → クラクフ(ポーランド)

経歴

職業
フィロロゴス, エッセイスト, 作家, 詩人, 翻訳者, 大学教授
活動期間
1956年〜
所属
リトアニア・ヘルシンキ・グループ(創設メンバー), イェール大学(ロシア・ポーランド文学講師), ポーランド芸術科学アカデミー(会員)
所属団体
ポーランド芸術科学アカデミー
影響を受けた人物
アンナ・アフマートヴァ, ボリス・パステルナーク, チェスワフ・ミウォシュ, ジョセフ・ブロツキー
影響を与えた人物
現代のリトアニア詩人たち(若手を中心に)

学歴

ヴィリニュス大学
文学・言語学系
国: リトアニア

受賞歴

ズビグニェフ・ヘルベルト国際文学賞
2023
主催: ヘルベルト賞運営団体
結果: 受賞
リトアニア国民賞
2000
主催: リトアニア政府
結果: 受賞
ヴィレニツァ国際文学賞
1990
主催: Vilenica
結果: 受賞
ペトラルカ賞(Petrarca-Preis)
2014
主催: ドイツのPetrarca賞委員会
結果: 受賞
二国間賞(Prize of Two Nations、チェスワフ・ミウォシュと共同受賞)
2002
主催: 受賞団体不明
結果: 受賞
トレランス・オブ・ザ・イヤー(Sugihara財団)
2012
主催: 杉原財団
結果: 受賞
ゴットティンゲン大学名誉博士号
2018
主催: ゴットティンゲン大学
結果: 授与

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 業績(詩作・随筆・翻訳)

    詩人・批評家として抑圧下の記憶や歴史の保持を訴え、文学と社会の関係を問い続けた業績が評価された。詩作と随筆、翻訳活動を通じてリトアニア文化の国際的発信に貢献し、東欧の知的伝統を継承した。

    記憶抑圧と自由歴史文化保存翻訳
  1. 受賞作: 生涯の業績(特定作品ではなく詩作と学術・翻訳活動に対する受賞)

    詩作と随筆、翻訳、研究を通じた長年の業績が評価された。ヴェンクローヴァの詩は歴史と記憶、亡命や抑圧に対する抵抗、個人の倫理と公共性を繊細に織り込み、東欧の政治的経験を詩的想像力で問い直す。国際的な翻訳・講演活動でも広く影響力を持つ。

    記憶歴史亡命・抑圧人間の尊厳倫理と公共性翻訳・国際交流

作品

代表作

すべての詩:1956–2010(詩集)

2010年 詩集 404ページ

1956年から2010年までの詩を集めた代表的な詩集。個人的記憶、歴史、故郷ヴィリニュスへのまなざしを含む。

記憶亡命・帰郷ヴィリニュス言語と文化

ヴィリニュス:個人的な歴史

2011年 回想録 / エッセイ 200ページ

作者によるヴィリニュスの個人的な記憶と歴史の随想。都市の文化的・歴史的側面を掘り下げる。

都市の記憶歴史アイデンティティ
翻訳
  • 英訳: Vilnius. A Personal History(2009)

ジャンクション:選集(詩選)

2008年 詩集(選集) 148ページ

選ばれた詩篇を英語で紹介する選集。国際的な読者に向けた作品選択。

記憶と歴史言語個人的省察

全著作

  • Visi eilėraščiai: 1956–2010. Collected Poems. Vilnius, 2010.
  • Vilnius: asmeninė istorija. Vilnius, 2011.
  • Kitaip: poezijos vertimų rinktinė. Vilnius, 2006.
  • The Junction: Selected Poems. Bloodaxe Books, 2008.
  • Aleksander Wat: gyvenimas ir menas. Yale University Press, 1996.

作品の翻訳

  • ヴィリニュス(英訳: Vilnius. A Personal History)
  • ジャンクション(英訳: The Junction)

作風・主題

文体
抒情的で知的な詩風歴史と記憶に根ざした随筆的エッセイ翻訳者として多言語的感覚を反映した文体
頻出モチーフ
記憶亡命と帰還ヴィリニュス(都市)言語と翻訳

評価・遺産

トマス・ヴェンチョーヴァはリトアニアを代表する詩人・知識人の一人であり、亡命と帰還、言語と記憶を主題とする作品群で国際的に高く評価されている。ディシデントとしての活動、翻訳業と教育活動を通じて、東欧の文学と文化理解に重要な貢献をした。

関連学会

  • ポーランド芸術科学アカデミー

資料所蔵先

  • イェール大学ビーネッケ希少書・原稿ライブラリ (Tomas Venclova Papers)

豆知識

  • 1977年のディシデント活動のため強制的に亡命し、ソビエト市民権を剥奪された。
  • 1980年から2012年までイェール大学でロシア文学とポーランド文学を教えた。
  • 2018年、イェールを退職後ヴィリニュスに移住した。
  • 2023年にズビグニェフ・ヘルベルト国際文学賞を受賞した。