ナショナル・ポエトリー・シリーズ
1回登壇
-
受賞作: leadbelly
たいひんば・じぇす
Tyehimba Jess
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| シカゴ大学 | — | 公共政策(専攻) | BA | 1984–1987, 1989–1991(中退・復学あり) | アメリカ合衆国 |
| ニューヨーク大学 | — | 創作(MFA) | MFA | 2002–2004 | アメリカ合衆国 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017 | ピューリッツァー賞(詩部門) | 『Olio』 | — | The Pulitzer Prizes | 受賞 |
| 2017 | アニスフィールド=ウルフ賞 | 『Olio』 | — | Anisfield-Wolf Book Awards | 受賞 |
| 2006 | Whiting Award | — | — | The Whiting Foundation | 受賞 |
| 2004 | National Poetry Series(入選) | 『leadbelly』 | — | National Poetry Series | 選出/入選 |
| 2004 | NEA(全米芸術基金)助成 | — | — | National Endowment for the Arts | 助成 |
| 2001 | Chicago Sun-Times Poetry Award | — | — | Chicago Sun-Times | 受賞 |
| 2001 | Gwendolyn Brooks Open Mic Poetry Awards | — | — | 不明 | 受賞 |
| 2001 | Ragdale Fellowship | — | — | Ragdale | フェロー |
アフリカ系アメリカ人の歴史や音楽的伝承を詩的に再構成する作品群が評価された。演劇的・パフォーマンス的要素と詩の音楽性を融合させ、歴史の声を生々しく再現する手法が特徴である。
アメリカの音楽史や黒人芸術家の伝承を多様な詩形式で再構成した長篇詩集。史実と想像を交差させる技巧的な作品。
ジャズや歴史的人物の声を編む詩集で、形式的実験と多声的語りを通じて黒人の歴史と表現の可能性を探る。演奏や口承の要素を詩構造に取り入れた大作である。
Tyehimba Jessによる『Olio』。Social life and customsや芸術を軸に、African Americansまで射程に入れる詩集。
Social life and customsのなかで、芸術が立ち上がる。
『Olio』は19世紀末から20世紀初頭のアフリカ系アメリカ人の芸能者や史実を素材に、詩劇的構成と声の多重性を用いて歴史の抹消と創造を再演する長篇。リズムや音楽性、演出性を駆使した革新的な歴史詩である。
実在の歴史的人物や19世紀から20世紀初頭のアフリカ系アメリカ人パフォーマーたちの人生を、詩、ソネット、歌、ナラティヴを織り交ぜて描いた長篇詩集。事実と虚構を行き来しながら、記録の薄い人物たちの声を掘り起こす。
初の詩集。音楽的モチーフや歴史的参照を通じてアフリカ系アメリカ人の声を詩的に表現する作品群を収める。
アフリカ系アメリカ人の業績や遺産を取り上げた解説的作品。
タイヒンバ・ジェスは、アフリカ系アメリカ人の音楽的・演劇的伝統を詩の中で再構成し、特に『Olio』で高い評価を受けた。2017年のピューリッツァー賞受賞により現代詩の重要な声として広く認識されている。
『Olio』では、詩、歌、コラージュ、アートオブジェを通して音楽的知識が源流にまで還元される。ジェスの詩的集中は多声的で百科事典的であり、彼が描く初期のゴスペル歌手やジャズ、ブルース、ヴォードヴィルの演者たちの音楽に匹敵する多様性を持つ。
ジェスは、声が容易に識別できる作家でありつつも、しばしばその時代の黒人芸術を案内する穏やかなツアーガイドのように振る舞う。