世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

ウンベルト・エーコ

ウンベルト・エーコ

Umberto Eco

プロフィール

性別
男性
生誕
1932-01-05 (アレッサンドリア)
死没
2016-02-19 (ミラノ) 84歳
国籍
イタリア
言語
イタリア語, 英語, フランス語
宗教
カトリック(元)
居住地歴
ミラノ → ウルビーノ近郊

経歴

職業
小説家, 哲学者, 記号学者, 中世学者, 文化批評家
活動期間
1954年〜2016年
所属
ボローニャ大学, ミラノ大学, フィレンツェ大学
所属団体
リンチェイ・アカデミア
影響を受けた人物
ジェームズ・ジョイス, ホルヘ・ルイス・ボルヘス
影響を与えた人物
ポスト構造主義者

学歴

トリノ大学
哲学部 / 美学
学位: Laurea
期間: 1949-1954
卒業年: 1954
国: イタリア
トマス・アクィナスの美学に関する論文

受賞歴

ストレーガ賞
1981
対象作品: 薔薇の名前
結果: 受賞
ケニヨン・レビュー文学功労賞
2005
結果: 受賞
グーテンベルク賞
2014
主催: 国際グーテンベルク協会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Il nome della rosa

    Il nome della rosa は14世紀の修道院を舞台にした歴史ミステリ。修道士ウィリアムが連続殺人事件を推理する過程で、知識と権力、宗教的イデオロギー、言語や記号の意味を多面的に探る。中世思想や図書館の象徴性を巧みに織り交ぜた多層的な傑作である。

    Il nome della rosa は14世紀の修道院を舞台にした歴史ミステリ。

    502ページ
    ミステリー中世宗教知識と権力記号学
メディシス賞 1回登壇
  1. 受賞作: 薔薇の名前 (The Name of the Rose)

    14世紀のイタリアにあるベネディクト会修道院を舞台に、理知的な修道士ウィリアムが修道院で相次ぐ不可解な死の謎を追う歴史推理小説。写本と書物を巡る権力闘争、異端審問、信仰と知識の対立を背景に、哲学的・記号学的な考察と精緻な謎解きが交錯する長篇。

    薔薇の名前 (The Name of the Rose)

    中世推理宗教と異端知識と権力哲学
  1. 受賞作: Il pendolo di Focault

    三人の編集者が、戯れに諸陰謀や秘儀を組み合わせて『世界史の陰謀』をでっちあげるが、その創作が次第に現実の危険を招くまでに拡大する物語。歴史解釈、記号論、知識人の責任を問いかける知的サスペンス長編。

    陰謀論歴史記号論知識の危機サスペンス
  1. 受賞作: 生涯業績

    記号論と文学を往還する知的な創作と研究で知られる。中世や知の構造を扱う長編や評論群は、学術と一般読者の橋渡しを果たし、文化理論と大衆文化の接点を示した。

    記号論中世史知識と権力推理・歴史小説

作品

代表作

薔薇の名前

1980年 歴史ミステリー

14世紀の修道院を舞台にしたミステリー小説。記号論と中世研究を融合。

記号論中世解釈の限界
映像化・舞台化
  • [映画] 薔薇の名前 / Jean-Jacques Annaud (1986)
翻訳
  • 多数の言語に翻訳

全著作

  • Il nome della rosa (1980)
  • Il pendolo di Foucault (1988)

作家による翻訳

  • Raymond Queneauの作品

作品の翻訳

  • 作品は多数の言語に翻訳

作風・主題

文体
インターテクスチュアル博学多言語的
頻出モチーフ
陰謀論記号論歴史

健康

  • 膵臓がん
    2014-2016
    死因となった

評価・遺産

記号学と小説の巨匠として知られ、薔薇の名前は世界的大ヒット。広大な図書館を所有。

関連学会

  • リンチェイ・アカデミア

資料所蔵先

  • ボローニャ大学

大衆文化への影響

  • 映画『夜』にカメオ出演
  • 図書館ドキュメンタリー

引用

  • 読者の意図(intentio lectoris)が重要である
    出典: 解釈と過剰解釈 (1992年)

豆知識

  • 家族名は「天からの贈り物」のアクロニム説
  • 私設図書館3万冊と2万冊所有
  • エスペラントに関心