ボリンゲン賞(詩)
1回登壇
-
第5回(1952年) 受賞受賞作: 生涯業績
日常の具体的イメージと米語の語感を活かした詩作が中心。『Paterson』などの長詩を通じて都市や労働のリズムを詩化し、地域性とモダニズムを融合させた業績が評価された。
日常性イメージ地域性モダニズム
ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ
William Carlos Williams
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| ホレース・マン・スクール | — | — | — | 1899–1902 | アメリカ合衆国 |
| リセ・コンドルセ(パリ) | — | — | — | 1897–1899 | フランス |
| ペンシルベニア大学医学部 | — | 医学 | MD | 1902–1906 | アメリカ合衆国 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1950 | ナショナル・ブック賞(詩部門) | 『パターソン』第3巻および『Selected Poems』 | — | ナショナル・ブック財団 | 受賞 |
| 1953 | ボリンジャー賞 | — | — | ボリンジャー賞委員会 | 受賞(アーカイブ上は共同受賞の記録あり) |
| 1963 | ピューリッツァー賞(詩) | 『ブリューゲルの絵と他の詩』 | — | ピューリッツァー賞委員会 | 追贈(受賞) |
| 1963 | 芸術文学国立学院(National Institute of Arts and Letters)詩歌金メダル | — | — | National Institute of Arts and Letters | 追贈(受賞) |
日常の具体的イメージと米語の語感を活かした詩作が中心。『Paterson』などの長詩を通じて都市や労働のリズムを詩化し、地域性とモダニズムを融合させた業績が評価された。
日常生活の小さな対象や風景を鮮やかな視覚イメージで描き、短い詩形と口語的表現を通じて英語詩に新たな可能性を示した。医師としての現場経験が題材に反映され、イメージ主義の系譜を継承しつつ独自性を発揮した。
赤い一輪車に多くのものがかかっている。
『Pictures from Brueghel』はフランドルの画家ブルーゲルの絵画から着想を得た連作で、視覚的イメージを詩に変換する試みが随所に見られる。簡潔で凝縮された言語で絵の細部をすくい取り、普遍的な日常の瞬間を描き出す晩年の代表作。
詩と散文を混在させた作品で、『The Red Wheelbarrow』など代表作を含み、近代詩への新しい視点を提示する。
日常の単純なイメージを通じて詩の力を示す短詩。イマジズムの典型とされる。
ニュージャージー州パターソンを題材に、歴史・人々・場所を扱った現代の叙事詩的な試み。『No ideas but in things』の理念が反映される。
ブリューゲルらの絵画を題材とした一連の詩を収めた遺作の一つで、死後ピューリッツァー賞を受賞した。
冷蔵庫のような日常的なメモ風の短詩で、罪悪感と日常の誘惑を描く。
ウィリアム・カーロス・ウィリアムズはアメリカ近代詩における地域主義的・口語的表現の確立に大きく貢献し、ビート詩人や20世紀後半の複数の詩的潮流に影響を与えた。死後ピューリッツァー賞を受賞し、家屋は国定歴史登録財に登録された。
「もののうちにしか思想はない」
「私はすぐに『The Waste Land』が我々の文芸を二十年遅らせたと感じた。」