世界・海外・国外の文学賞

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楊煉

ヤン・リアン

Yang Lian

プロフィール

性別
男性
生誕
1955-02-22 (スイス・ベルン)
国籍
中国, スイス, ニュージーランド, イギリス
言語
標準中国語(普通話), 英語
居住地歴
北京 → オークランド(ニュージーランド) → ロンドン(イギリス) → ベルリン(ドイツ) → サースフェー(スイス)

経歴

職業
詩人, 翻訳者, 大学教授
活動期間
1974年〜
所属
European Graduate School(ヨーロッパ大学院), 南京芸術学院(客員教授), 河北大学芸術学院(客員教授), 揚州大学(客員教授), 汕頭大学(特別教授・客員作家), Wissenschaftskolleg(ベルリン)フェロー
所属団体
ノルウェー文学・表現の自由アカデミー(メンバー)
影響を受けた人物
北島, 芒克, 朦朧詩派(ミスティー・ポエッツ)
ノミネート
ノーベル文学賞(報道によるノミネートの言及)

受賞歴

ズビグニェフ・ヘルベルト国際文学賞
2024
主催: ズビグニェフ・ヘルベルト国際文学賞運営団体
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 生涯の業績(特定作品ではなく詩作と国際的活動に対する受賞)

    楊煉の詩は個人と歴史、言語の美学、権力と記憶の関係を探求する。実験的な言語表現と象徴的イメージを通じて中国近現代の経験を詩化し、国外での執筆・翻訳・教育活動を通じて多文化間の対話を促進してきた。その国際的影響が今回の受賞理由とされる。

    言語と表現記憶と歴史抑圧と抵抗亡命とアイデンティティ国際交流

作品

代表作

亡命のうちに死す(Dead in Exile)

1990年 詩集

亡命や抑圧、記憶とアイデンティティを主題にした詩集。中国本土で出版できなかった作品も含まれる。

亡命記憶政治と歴史

YI(イー)

2002年 長篇詩

書き手の自己・歴史意識を大きく扱う長篇詩。伝統的要素と現代的実験が混在する作品。

自己歴史言語の実験

物語詩(Narrative Poem)

2016年 長篇詩

自伝的要素を含む長篇の詩。個人史と社会史が交錯する作品。

自伝記憶歴史

威尼斯哀歌(Venice Elegy)

2018年 詩作品

ヴェネツィアを主題にした連作詩。美術家(例:艾未未)との協働による特別版もある。

場所性喪失風景
映像化・舞台化
  • [アーティスト・ブック] 威尼斯哀歌(アーティスト・ブック版) (2018)

全著作

  • Dead in Exile(亡命のうちに死す)
  • Masks & Crocodile
  • Where the Sea Stands Still
  • Non-Person Singular
  • YI(イー)
  • Concentric Circles
  • Notes of a Blissful Ghost
  • Unreal City
  • Riding Pisces
  • Lea Valley Poems
  • Jade Ladder(編纂)
  • Narrative Poem(物語詩)
  • Venice Elegy(威尼斯哀歌)
  • Anniversary Snow
  • A Tower Built Downwards

翻案

  • 威尼斯哀歌(艾未未との協働によるアーティスト・ブック、限定版)

作品の翻訳

  • 英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、日本語、デンマーク語、スウェーデン語、スロベニア語、アラビア語、ポルトガル語、ハンガリー語 他

作風・主題

文体
モダニズム的・実験的詩風古典中国詩の参照と現代詩の混合省略や断片的イメージ(朦朧詩派の影響)
頻出モチーフ
亡命と排斥記憶と歴史場所と風景声と語り

評価・遺産

楊煉は中国現代詩の重要な人物の一人であり、朦朧詩派や尋根運動と結び付けられる。亡命経験や検閲との対峙を通じて詩作を続け、国際的に翻訳・評価されている。2024年のズビグニェフ・ヘルベルト国際文学賞受賞などにより、表現の自由を訴える詩人としての評価が高い。

関連学会

  • ノルウェー文学・表現の自由アカデミー

資料所蔵先

  • European Graduate School 関連資料

引用

  • 「中国で最も著名な現存詩人の一人であり、表現の自由を揺るがず訴える活動家」
    出典: Polskie Radio(ズビグニェフ・ヘルベルト国際文学賞関連記事) (2024年)

豆知識

  • ジョージ・オーウェルの全作品を中国語に翻訳している(中国での出版は検閲等のため未定とされている)。
  • 1989年の天安門事件の時、オークランドに滞在しており、その後中国本土で黒名簿に載せられた。
  • 朦朧詩派(ミスティー・ポエッツ)や尋根運動と関連付けられる。
  • 2013年にノルウェーのアカデミーのメンバーに招かれた。