Augustpriset(オーガスト賞) おーがすとしょう
第7回(1995年)
FictionNonfictionChildren and Young Adult
受賞者
3名
Hummelhonung
ヴェステルボッテンの片隅で、病に蝕まれた二人の兄弟と、そこへ身を寄せる中年女性の奇妙な共同生活を描く長編。滑稽さと不穏さ、肉体の醜さと語りの力がねじれ合う。
甘い蜂蜜の題名とは裏腹に、世界は奇妙で不穏にほどけていく。
166ページ
スウェーデン文学家族グロテスク地方小説
1938 / 小説家
北スウェーデンを拠点に活動した作家。民話や口承文学の要素を取り入れた寓話的な物語で知られる。
Tusen år i trädgården. Från sörmländska herrgårdar och bakgårdar
ソルムランドの屋敷や庭園、農村や都市の緑地を手がかりに、スウェーデンの庭園文化の歴史をたどる実用的な文化史。庭づくり、植物、装飾、暮らしの変化を、豊富な資料とともに紹介する。
庭は何世紀もかけて形づくられた文化の記憶でもある。
302ページ
庭園史スウェーデン文化植物文化史
1954 / 研究者
庭園史や地域文化に関する著作で知られる研究者・作家。
Flickan som inte ville kyssas
ヒトラー時代のドイツを逃れたユダヤ系の若者オルゲが、収容所、プラハ、ストックホルムへとたどる歴史を背景に、少女アニーとの出会いを通して希望と記憶を描く児童・青少年向け小説。戦争と差別の記憶を、読みやすい物語の形にしている。
キスを拒んだ少女の物語は、戦争を生きのびる物語でもある。
143ページ
児童文学戦争ユダヤ史記憶
児童文学作家
子どもの視点を丁寧に描く児童文学作家。温かみのある物語で幅広い読者に支持される。