コモンウェルス短編小説賞 こもんうぇるすたんぺんしょうせつしょう
Edition 11 (2022)
Winners
5 people人類のはるかな過去、初めて冷たい血が流れた日の出来事をたどる寓話的な短編。大地がその瞬間を飲み込むような、起源を思わせるスケールで描かれる。
人類の起源を思わせるはるかな昔を舞台に、最初の一日を神話的に描く。
エスワティニ出身の作家。2022年のCommonwealth Short Story Prizeでアフリカ地域賞を受賞し、総合優勝を飾った。
気候変動で荒廃した未来、若いフリーダイバーが母の最後の潜水をたどりながら、その死の理由を探る。海と記憶を結び直す、静かな追悼の物語。
母の最後の潜水を追うことで、失われた時間と海の記憶に近づいていく。
シンガポールの作家。2022年のCommonwealth Short Story Prizeアジア地域で受賞した。
解放後のセントビンセントを舞台に、女性が失踪したメソジスト牧師を探すよう依頼される。報酬は魅力的だが、依頼主の示す歴史的な暴力を受け入れるべきかで揺れる。
報酬と良心のどちらを取るか、ひとりの女性が歴史の重みを前に選択を迫られる。
イギリス/セントビンセント・グレナディーンと関係のある作家。2022年のカナダ・ヨーロッパ地域で受賞した。
ジャマイカの共同体を脅かす短期建設事業の影響を描き、父親が収入と娘の健康の間で難しい選択を迫られる。生活の現実が、雨の季節の緊張とともに浮かび上がる。
稼ぎを優先するか、娘の命を守るか。家族の選択が共同体の変化と重なる。
ジャマイカの作家。2022年のCommonwealth Short Story Prizeカリブ地域で受賞した。
資本主義とキリスト教原理主義のはざまで、鉱山や性労働、パン作り、クーデターが交差する。思いがけない連帯とささやかな慈悲が、その中から立ち上がる。
不安定な社会のただ中で、ばらばらの人々が思わぬかたちでつながっていく。
フィジー出身の作家。2022年のCommonwealth Short Story Prizeでパシフィック地域賞を受賞した。