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ジェームズ・テイト・ブラック記念賞 じぇーむず・ていと・ぶらっく きねんしょう

第29回(1947年)

FictionBiographyDrama

受賞者

2名
L・P・ハートリー えるぴー はーとりー 受賞
Eustace and Hilda

L. P. Hartley の三部作を一冊にまとめた作品で、兄妹 Eustace と Hilda の幼年期から成年期までを通して、結びつきと亀裂が少しずつ深まっていく過程を描く。上流階級のしきたりや欲望、愛情と依存が静かな筆致で交差し、離れたいのに離れられない二人の関係が作品の中心にある。

離れたいのに離れられない兄妹の一生が、静かな痛みとともに浮かび上がる。

876ページ
兄妹の関係階級社会愛情と依存成長心理描写
小説家 / イングランド

イギリスの小説家。記憶や過去、心理描写に優れた作品を残し、代表作に『間の人』などがある。

チャールズ・E・レイヴン ちゃーるず いー れいゔん 受賞
English Naturalists from Neckam to Ray

中世から十八世紀にかけての英国自然学の発展を、ウィリアム・ターナー、ジョン・ケイウス、トマス・ペニー、ジョン・ジェラード、ジョン・パーキンソンらの生涯と著作を軸にたどる研究書。自然観の変化が、迷信や伝承の解体と近代科学の成立へつながっていく過程を、人物史の連なりとして立体的に示す。

自然学者たちの生涯をたどることで、近代科学が形づくられる過程が見えてくる。

379ページ
自然史科学思想史中世から近代への移行英国の自然学者伝記研究
神学者、自然史研究者 / イングランド

神学と自然史を結びつける研究を行った学者。自然史の歴史と博物学者の業績を論じた著作で評価された。