ジェームズ・テイト・ブラック記念賞 じぇーむず・ていと・ぶらっく きねんしょう
Edition 106 (2024)
FictionBiographyDrama
Winners
2 people
My Heavenly Favourite (translated by Michele Hutchison)
2005年のオランダの農村を舞台に、若い農家の娘と獣医の危うい関係を描く問題作。閉鎖的な共同体の息苦しさと、欲望と喪失が絡み合う心理劇として読まれている。
閉ざされた共同体に、欲望と妄執が静かに亀裂を入れていく。
336 pages
オランダ文学欲望喪失共同体心理劇
小説家、詩人
オランダ出身の作家。私的な喪失やアイデンティティを繊細に描く作風で国際的な評価を得ている。
My Great Arab Melancholy (translated by Emma Ramadan)
レバノン出身の作家・画家ラミア・ジアデが、個人的な記憶と膨大な資料を重ねながら、20世紀から現代に至る中東の歴史と喪失をたどる。文章と図版が一体となった、記憶のアーカイブのような作品。
文章と図版で、中東の近代史を私的な記憶から描き直す。
424 pages
中東記憶歴史イラストレーション喪失
作家、イラストレーター
レバノン出身の作家・アーティスト。イラストやエッセイを通じて中東の記憶、郷愁、文化的断絶を表現することで知られる。