ナイジェリア文学賞
ないじぇりあぶんがくしょう
Annual Nigerian literary award rotating among fiction, poetry, drama and children's literature; sponsored by NLNG; US$100,000 prize.
- 創設年
- 2004
- 主催
- Nigeria Liquefied Natural Gas Limited (スポンサー); Nigerian Academy of Science(選考運営) with advisory board from Nigerian Academy of Letters and Association of Nigerian Authors
- カテゴリー
- 児童文学・童話・絵本
- 選考方式
- 公募
- 受賞対象
- 不問
- 開催頻度
- 年1回
- 発表時期
- 10月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
The Nigeria Prize for Literature, established in 2004 and first awarded in 2005, is sponsored by Nigeria Liquefied Natural Gas (NLNG) and administered by the Nigerian Academy of Science with an advisory board from the Nigerian Academy of Letters and the Association of Nigerian Authors. The prize rotates every year among four genres—fiction, poetry, drama and children's literature—on a four-year cycle. The cash prize has risen from US$20,000 (initial) to US$30,000 in 2006, US$50,000 in 2008 and US$100,000 in 2011, making it one of the largest literary prizes in Africa. The award is normally announced in October. There have been years with no winner (2004, 2009, 2015).
賞品
- 主賞品
- US$100,000 to an individual winner (cash prize)
- 賞金
- 100,000 USD
- Winner's plaque
- Public recognition and media coverage
- Occasional workshops funded if no winner is selected
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| Submission / Eligibility check | Submissions accepted; initial eligibility and completeness check (administered by NLNG/Nigerian Academy of Science staff and committee) | — | Eligible submissions are entered into the selection process; deadlines and submission procedures published on the official site |
| Shortlisting | Panel of judges appointed by the Nigerian Academy of Science with advice from the advisory board (Nigerian Academy of Letters, Association of Nigerian Authors) | — | A shortlist is determined by the panel |
| Final judging | Final panel of expert judges (literary scholars, authors, critics) convened to select the winner; panel can decide no award if standards not met | — | Winner selected (or no winner declared) by judges |
| Announcement / Presentation | N/A (decision has been made by panel) | — | Winner usually announced in October via NLNG/official channels and press releases; prize presentation follows |
選考基準
- Excellence and literary craftsmanship
- Quality of language and editing
- Originality and literary merit
- Suitability to the genre being judged in that cycle
- Overall contribution to Nigerian literature
応募のヒント
推奨
- 提出前に徹底的に校正・編集を行う
- その年に選考されるジャンル(フィクション、詩、戯曲、児童文学)に合った作品を応募する
- 応募要項と資格条件を公式サイトで確認する
- 独創性と高い文章表現力を重視する
注意
- 編集や語彙に不備のある原稿を提出すること
- その年のジャンルに該当しない作品を応募すること
- 剽窃や著作権を侵害する行為
- 公式の応募手順や締切を無視すること
審査員から
- 「Entries assessed were all 'incompetent in the use of language'」— 審査委員長(2015年)報告を受け、言語表現と編集の質が極めて重要であることが明示された
- 審査員は言語の正確さ、編集の完成度、作品の文学的価値を重視する
関連の賞
- Nigeria Prize for Science
- Wole Soyinka Prize for Literature in Africa
- 9mobile Prize for Literature
- Grand Prix of Literary Associations
- List of literary awards
- List of the world's richest literary prizes
公式情報
http://www.nlng.com/Our-CSR/Pages/The-Nigeria-Prizes.aspx過去の受賞者
父母を失った少年リルワンが、冷たい親族のもとで街頭労働に追い込まれながら、生きる術と居場所を探していく物語。路上の厳しさの中で、音楽と出会いがわずかな希望を照らします。
失われた家族の先に、少年はまだ終わらない道を歩いていく。
権力闘争に巻き込まれた家族が、互いを傷つける選択に追い詰められていくドラマ。政治の暴力が家庭の内部まで侵食していく過程を、緊張感のある会話で描きます。
家族を引き裂くのは、外の権力ではなく、内側に入り込んだ欲望だ。
移動と亡命を軸に、故郷を離れることの痛みと、各地で生き延びるための感覚を描く詩集。西アフリカ各地を横断しながら、歴史、記憶、身体、境界の問題が重なっていきます。
国境を越える旅は、失われた場所を探す旅でもある。
ナイジェリアの詩人。個人的経験や性的アイデンティティ、移動を扱う詩作で国際的に高い評価を得ている。
二人の女性の視点で進む物語で、家族、政治的混乱、紛争の余波を描く。移住や世代間の対立を背景に女性たちの強さと傷を繊細に描く。
二人の女性の視点で進む物語で、家族、政治的混乱、紛争の余波を描く。移住や世代間の…
ナイジェリア出身の作家。女性の視点から家族や紛争、移住を描く作品で国際的にも評価されている。
母を鎌状赤血球症で失った少年 Osaik が、同じ病に苦しむ妹を救うため家族や愛犬と奔走する児童文学。喪失の痛みを描きながら、病と向き合う知識、家族の連帯、希望を子どもの目線で伝える。
悲しみの中でも、少年は妹を救うために走り出す。
ナイジェリアの作家・脚本家で、児童書や戯曲、映像作品など幅広く活動。子ども向けの物語における豊かな想像力で知られる。
『Embers』は、ナイジェリア北部の国内避難民キャンプを舞台に、ボコ・ハラムによる暴力の後を生きる女性たちの記憶と沈黙を描く戯曲。少女たちと年長の女性タラトゥの対話を通じて、戦争、搾取、援助の腐敗、語ることによる回復の可能性が問われる。
消え残る火種のように、暴力の記憶は避難民キャンプの日常にくすぶり続ける。
劇作家・作家。政治や社会問題を鋭く掘り下げる戯曲で知られ、舞台を通じて現代ナイジェリアの矛盾を描き出す。
イケオグ・オケの長篇詩集。権力と自由を問い、社会の内部を寓意的に照らす実験的な作品。
叙事詩の形式で社会と権力を掘り下げる、実験精神に満ちた詩集。
ナイジェリアの詩人。宗教的・歴史的モチーフを織り交ぜた詩作で評価され、詩の言語表現を通じて共同体や信仰を問い直す作品を発表した。
地方社会を背景に、年の差の恋愛や宗教的・社会的タブーが絡み合う長編。個人の欲望と共同体の規範が衝突し、暴力や救済、贖罪を通じて複雑な人間関係が浮かび上がる。
タブーをはらんだ関係が、共同体の規範を揺さぶる。
ナイジェリアの作家。短編や長編で社会的緊張や個人の葛藤を描き、現代ナイジェリアの多様な現実を文学的に表現している。
オーワ王国の一九〇六年の蜂起を題材にした戯曲。口承文学の語り口を生かしながら、植民地支配への抵抗と共同体の記憶を舞台上に立ち上げる。
口承の力で、抵抗の歴史を劇に変える。
ナイジェリアの劇作家・演出家。伝統的な語りや民俗要素を現代演劇に取り入れ、社会的テーマを舞台で問う作品で知られる。
サハラや北アフリカの歴史と文化、移動する人々の記憶を射程に入れた詩集。歴史と個人史が入り混じり、土地と時間をめぐる深い省察を通して共同体の記憶やアイデンティティを問い直す作品群。
ナイジェリアの詩人。伝統や歴史、言語への深い関心を詩作に反映し、故郷の記憶を探る作品で評価されている。
ベルギーの売春街を舞台に、ナイジェリア出身の数人の女性の生活と過去を描く群像小説。移民としての孤立、性的搾取、友情や希望が交差し、それぞれの記憶が互いに影響を与えながら明らかになる。
ナイジェリア出身の小説家。移民や女性の経験をテーマに英語で作品を発表し、ディアスポラの視点を描く作品で国際的に注目を集める。
『The Missing Clock』は児童向けの物語として受賞記録に記載される作品で、失われた時計を探す冒険を通じて時間や責任、家族の絆と成長を描く寓話的な物語と伝えられているが、詳細な公開情報は限られる。
『Cemetery Road』は死と記憶、政治的暴力の影響を主題とした舞台劇で、亡霊やトラウマ的記憶のモチーフを通じて個人と社会の傷を描く。歴史の清算や記憶の継承を問いかける重層的な演劇作品である。
ナイジェリアの劇作家・詩人で、政治的・歴史的テーマを扱う作品で知られる。『Cemetery Road』で受賞したが、作品提出後に逝去したため事実上の追贈的受賞となったことが注記されている。
『Yellow Yellow』は若い女性の視点を通して喪失と再生を描く長編小説。地域社会の複雑な人間関係や経済的・社会的圧力が主人公の内面と絡み合い、アイデンティティと癒し、記憶のテーマが重層的に展開する作品である。
ナイジェリアの小説家。代表作『Yellow Yellow』で国際的な注目を集め、個人の喪失や再生、社会的文脈に根ざした物語性が評価されている。
『My Cousin Sammy』は児童向けの物語で、家族や友情、成長を描く短編または中編。日常の小さな出来事を通して価値観や責任、思いやりが育まれる過程を寓話的に描写する作品である。
ナイジェリアの作家で、児童文学や女性の経験を扱う小説・エッセイで知られる。教育や社会問題に関する鋭い視点を持つ作品群が評価されている。
若年層向けに書かれた12編の短い劇を収めた戯曲集で、演劇を通じて物語や倫理観を学ばせることを意図している。学校やワークショップでの上演に適した構成となっており、参加型の学習を促す。
ナイジェリアの作家・児童文学作家で、若年層向けの文学や演劇作品を多数執筆。教育的な価値と文学性を併せ持つ創作で高く評価されている。
『Hard Ground』は社会的・道徳的葛藤を描く舞台劇で、個人の選択とコミュニティの期待が衝突する物語を通じて社会の不正や権力関係を問う。エスニックな背景や現代的問題を題材に、人間関係の緊張を描写する。
ナイジェリアの劇作家・演出家で、歴史や社会問題を扱う舞台作品で知られる。演劇教育にも深く関わり、若手育成や舞台制作に貢献している。
『Chants of Minstrel』は吟遊詩人的な伝統に根ざした詩集で、歴史や共同体の記憶、日常生活を詠む作品群。リズムや音韻に重きを置き、口承文化と現代的テーマの交差を通じてアイデンティティを探る。
ナイジェリアの詩人で研究者。口承や民族的伝統を題材にした詩作を行い、歴史や日常の情景を詩的に表現する作品で知られる。
『The Dreamer: His Vision』は夢や精神的探求を主題に据え、個人の内面と社会・文化との関係を象徴的に描く詩集とされる。伝統的な口承表現のリズムを英語詩に取り入れ、記憶や自然、共同体の物語を繊細に表現する。
ナイジェリアの詩人・小説家。英語詩に民族語のリズムや口承表現を取り入れた作風で知られ、伝統と近代化の間にある個人や共同体の声を描き出す影響力のある作家である。