ナイケ文学賞(Nagroda Literacka 'Nike') ないけぶんがくしょう
第11回(2007年)
文学賞小説詩エッセイノンフィクション自伝報道文学
受賞者
1名
Traktat o łuskaniu fasoli
農村の老人の一人称の独白を通して、家族史や村の記憶、戦後ポーランドの変遷を重層的に描く長篇。断片的な回想と哲学的な省察が混ざり合い、個人の記憶が共同体の歴史と交錯する様を緻密な言語で綴る。土地と食、身体に刻まれた時間をめぐる叙事は、普遍的な人間の生と死、赦しと矛盾について深い問いを投げかける。
記憶農村近現代史家族アイデンティティ
小説家
ポーランドの小説家。地方の暮らしや記憶、個人と共同体の関係を重層的に描く作風で知られ、国内外で高い評価を受ける。