ロスニー=エネ賞 (Prix Rosny-Aîné)
ろすにーえねしょう
フランスのサイエンスフィクションに贈られる文学賞。1980年から毎年、小説部門と短編部門で授与される。
- 創設年
- 1980
- 主催
- ヌーフェール(Noosfère)事務局(事務局長:Bruno Para)
- カテゴリー
- ジャンル小説
- 選考方式
- 選考
- 受賞対象
- プロ
- 開催頻度
- 年1回
- 賞のステータス
- 活動中
説明
Prix Rosny-Aînéはフランスのサイエンスフィクション作品を対象とした文学賞で、1980年に創設されて以来、毎年「最優秀長編(小説)」と「最優秀短編」の2部門で授与されている。受賞者一覧は公式サイトやウィキペディアにまとめられている。選考の詳細(審査方法や賞金額など)は記事内で明確に示されていない。
賞品
- 主賞品
- 小説部門および短編部門の各最優秀作に授与される賞。詳細な賞金情報は公表されていない。
公式情報
http://www.noosfere.org/rosny/過去の受賞者
フランスの作家。短編『Gris et amer 1 : Les Visiteurs de l'éclipse』で2003年のPrix Rosny-Aîné(短編部門、同点)を受賞した。
フランスのSF作家。短編『Un signe de Setty』で2003年のPrix Rosny-Aîné(短編部門、同点)を受賞した。
フランスの作家。短編『Le sommeil de la libellule』で2002年のPrix Rosny-Aîné(短編部門)を受賞した。
フランスの作家。短編『La fin du big bang』で2001年のPrix Rosny-Aîné(短編部門)を受賞した。
フランスのSF作家。長編『La Lune seule le sait』で2001年のPrix Rosny-Aîné(長編部門)を受賞した。
フランスのSF作家。長編『L'équilibre des paradoxes』で2000年のPrix Rosny-Aîné(長編部門)を受賞した。
フランスの作家。短編『L'amour au temps du silicium』で1999年のPrix Rosny-Aîné(短編部門)を受賞した。
フランスのSF作家。多くの短編・長編を発表し、1998年に短編『Déchiffrer la trame』でPrix Rosny-Aîné(短編部門)を受賞した。
フランスのSF作家。1998年に長編『L'odyssée de l'espèce』でPrix Rosny-Aîné(長編部門)を受賞した。複数回の受賞歴がある。
フランスのSF作家。多作で知られ、1997年に短編『H.P.L. (1890-1991)』でPrix Rosny-Aîné(短編部門)を受賞した。
フランスのSF作家。1997年に長編『F.A.U.S.T.』でPrix Rosny-Aîné(長編部門)を受賞。短編でも同賞を受賞している経歴がある。
フランス語圏の作家。1996年に短編『Voyage organisé』でPrix Rosny-Aîné(短編部門)を受賞した。
フランスのSF作家・小説家。ダークな作風とサスペンス要素を併せ持つ作品で知られ、1996年に『Les Racines du mal』でPrix Rosny-Aîné(長編部門)を受賞した。
フランスのSF作家および編集者・脚本家。短編・長編の両方で活躍し、1995年に短編『Dans l'abîme』でPrix Rosny-Aîné(短編部門)を受賞した。
フランスのSF作家。1995年に長編『Aube noire』でPrix Rosny-Aîné(長編部門)を受賞。複数回にわたり同賞を受賞している。
フランス語圏の作家。短編作品での評価があり、1994年に短編『L'heure du monstre』でPrix Rosny-Aîné(短編部門)を受賞。
フランスのSF作家。ハードSF・スリラー的要素を含む作品で知られ、1994年に長編『Ombres blanches』でPrix Rosny-Aîné(長編部門)を受賞。
夢見る者の“場”を巡る長編で、夢と現実の境界を問い直す。夢が創造や記憶に与える影響を通じて主体の内面を深く掘り下げ、幻想的なイメージと哲学的洞察が交差する作品。
フランスのSF作家。幻想的かつ哲学的な視点で夢や記憶を扱う作品を発表し、短編・長編の両面で評価されている。
『公告』や『お知らせ』をモチーフに、私的な通知が引き金となって現実が崩れる短編。ユーモアと皮肉を含む語り口で日常の裂け目を覗かせる作品。
フランスのSF作家。ユーモアや風刺を織り交ぜた作品や社会批評的な短編で知られる多作の作家である。
盤上の模様やゲームを比喩に、現実と虚構の境界を揺さぶる長編。複数の視点と時間軸が交錯し、主体の不安定さや記憶の相互作用を通じて叙述的実験を行う作品である。
フランスのSF作家。実験的な語りや哲学的テーマを取り入れた作風で、視点や時間の操作を用いる作品が特徴。
夜に出現する“アルビエン”と呼ばれる存在を巡る短編。人間と異形の遭遇を通じて恐怖や他者性、存在の境界を探る幻想的な物語で、暗い美学が印象的である。
フランスの短編作家。幻想的で暗めのトーンを持つ作品を発表し、短編部門での受賞歴がある。
言葉や交流が失われた都市を描く長編。沈黙と記憶、社会構造の崩壊を通じて人間の相互理解と孤独を掘り下げる作品で、言語と沈黙が重要なモチーフとなる。
フランス出身でカナダ(ケベック)を拠点に活動するSF作家。社会構造や文化、フェミニズムを扱う作品群で知られる。
地下鉄を舞台に都市の匿名性と不気味さを神話化する短編。日常の交通網が次第に異形な世界と交錯し、恐怖と想像力が溶け合う筆致で都市の深層を照らし出す。
フランスの多作なSF作家。幻想的でダークなイメージと緻密なプロットを持つ短編・長編を多数手がける。
小さな谷の変容を記録するような短編。日常の観察を通して共同体の歴史、記憶の継承、喪失と再生を静かに描く作品で、地域社会の微細な情景と人間関係に焦点を当てる。
フランスの作家。短編『Chronique de la vallée』でPrix Rosny-Aîné短編部門の受賞歴がある(当該年は同賞が複数受賞となった)。
巨大な目というモチーフを通じて監視と認識の問題を探る長編SF。観察されることによる主体の変容、視覚と真実のずれ、テクノロジーがもたらす倫理的含意を重層的に描く作品。
フランスのSF作家。実験的かつ哲学的なテーマを扱い、記憶や監視、個人の主体性を巡る作品で知られる。
生命や個体発生の経路(créode)を比喩に用い、集団や個人の行動様式の定着と変化を描く短編。進化や環境、記憶の連続性をめぐる寓話的な語りで、変容と再生を鮮やかに表現する。
フランスのSF作家。短編を中心に活動し、社会的テーマや人間の内面を織り込んだ作品で知られる。
未来社会を舞台に、人間の「領域」がどのように定義されるかを問い直す長編SF。管理技術や制度による統制、記憶操作やアイデンティティの揺らぎを通して、個人と社会の境界を描き出す哲学的な物語。
フランスのSF作家。記憶や時間、アイデンティティを主題にした作品で知られ、哲学的な問いを含む長編・短編を多数発表した。