ReLit賞
りーりっとしょう
カナダの独立系出版社を対象とした年次文学賞。小説・詩・短編の各部門で書籍長の作品を顕彰。
- 創設年
- 2000
- 主催
- ReLit Awards(創設:Kenneth J. Harvey。2021年以降は Katherine Alexandra Harvey が運営)
- カテゴリー
- 詩・現代詩
- 選考方式
- 公募
- 受賞対象
- 不問
- 開催頻度
- 年1回
- 発表時期
- 7月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
ReLit Awards は2000年にKenneth J. Harveyが創設したカナダの文学賞で、主に独立系出版社から刊行された小説・詩・短編の書籍長作品を対象に年次で授与される。スローガンは “Ideas, Not Money” で、2003年以降は賞金の代わりにChristopher Kearneyがデザインした銀の指輪が贈られる。通常は非常に長いロングリスト(longlist)を特徴とし、短いファイナリストに絞らない年もある。2018–2020年は発表が行われなかったが、2021年に管理体制が変更され(Katherine Alexandra Harvey)一連の欠落年の受賞・ショートリストが公表された。2023年以降は資金難のため一時休止が告知されている。
賞品
- 主賞品
- 基本的に賞金はない。2003年以降はChristopher Kearneyデザインの銀の指輪が授与される。創設初期(最初の2年間)は名目上1カナダドルが贈られた。
- 銀の指輪(Christopher Kearney作)
- 創設初期の名目賞金:1 カナダドル(2001–2002)
- 受賞による知名度向上、2021年以降はメンタープログラムやオンラインジャーナルとの連携拡充
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| ノミネーション / 応募受付 | 出版社や関係者によるノミネート(年度ごとに手続きは異なる) | — | ノミネーションは公式サイト等で受理され、ロングリスト作成に反映される |
| ロングリスト(very longlist) / 必要に応じてショートリスト | 年ごとに選ばれる審査員パネル(作家、編集者、批評家等) | — | 長いロングリストが公開されることが特徴で、年によってはショートリストを発表する |
| 最終選考・受賞者決定 | 最終審査委員(年度ごとに構成) | — | 公式サイトおよび主要メディア(CBC, Quill & Quire 等)で受賞者を発表 |
選考基準
- 文学的価値(文体・表現の独創性)
- 作品の完成度(書籍としての構成・編集)
- テーマの深さ・独自性
- 独立系出版社から刊行された書籍であることが評価対象となる場合が多い
応募のヒント
推奨
- 応募要項と対象年の締切・形式を公式サイトで必ず確認する
- 作品が対象部門(小説/詩/短編)に合致しているかを確認する
- 出版社(特に独立系出版社)と連携して正確な刊行情報を提出する
- 完成された書籍としての体裁(編集・装丁情報等)を整える
注意
- 申請要件を満たさない状態で仮の原稿を提出しない
- 過度に商業的な売り込みのみを行う(文学性が重視される)
- フォーマットや提出形式を無視する
審査員から
- 独創性と文学的な完成度を重視する傾向がある
- リスクを恐れず、明確な声や視点を打ち出した作品は評価されやすい
- 出版社と連携して正確な刊行情報を揃えておくと審査手続きがスムーズになる
関連の賞
- Scotiabank Giller Prize (Giller Prize)
- Governor General's Awards (カナダ総督文学賞)
- その他の独立系出版社向け文学賞・地域文学賞
公式情報
http://www.relitawards.com/過去の受賞者
小説。出典では本作がReLit Awards 2023 の小説部門受賞作であることが示されています。作品はケベックの都市を舞台にした物語として紹介されることが多いですが、出典には詳細なあらすじは掲載されていません。
ケベック出身の作家。ReLit Awards 2023 の小説部門で受賞。
詩集。出典では受賞作として紹介されており、自然や移動、記憶などを扱う詩集として評価されています(出典には詳細なあらすじは明示されていません)。
カナダの詩人。ReLit Awards 2023 の詩部門で受賞。
短編集。出典資料によりReLit Awards 2023 の短編部門受賞作であることが確認されていますが、収録各編の詳細なあらすじは出典にありません。
カナダの作家。ReLit Awards 2023 の短編部門で受賞。
デビュー長編(小説)。出典では受賞および地元(エドモントン)に関する言及があり、作品の具体的なあらすじは掲載されていません。
エドモントンを拠点とする作家。ReLit Awards 2022 の小説部門で受賞。
詩集。出典では受賞情報が記載されており、詩集として評価された作品です。詳細なあらすじは出典にありません。
カナダの詩人・パフォーマンス詩の創作者。ReLit Awards 2022 の詩部門で受賞。
短編集(短編小説)。出典資料では受賞の記載があり、個々の収録作の概要は記載されていません。
カナダの作家。ReLit Awards 2022 の短編部門で受賞。
小説。出典資料には詳細なあらすじが記載されていませんが、ReLit Awards 2021 の小説部門で最高賞を受賞した作品です。
カナダの作家。ReLit Awards 2021 の小説部門で受賞。
詩集。出典資料では詳細な内容説明が挙げられていませんが、ReLit Awards 2021 の詩部門受賞作として発表された作品です。
カナダの詩人。ReLit Awards 2021 の詩部門で受賞。
短編集(短編小説)。原文資料には個々のあらすじが併記されていませんが、短編部門の受賞作です。
カナダの作家。ReLit Awards 2021 の短編部門で受賞。
家族や喪失、記憶を巡る叙事的な長編。登場人物たちの相互作用と過去の影が物語に静かな緊張感を与える。
カナダの作家。複雑な家族関係と人間心理を掘り下げる作品で評価される。
場所と帰属、自然や共同体をめぐる詩集。視覚的なイメージと抒情的な語りで個人史と土地の記憶を結びつける。
場所性や帰属をテーマに詩作を行う詩人。視覚的なイメージを用いた抒情が特徴。
ユーモアと哀感が混在する短編集。日常のささいな出来事を契機に人間の弱さや機微を掬い上げる短編群。
ユーモアとシュールな視点を持つ短編作家。多彩な語り口で読者を惹きつける。
二人の人物をめぐる物語を通して、記憶や欲望、逃避の影響を描く長編。実験的な語り口で人間関係の不確かさを提示する。
詩作と長編を手がけるカナダの作家。実験的な語りと鋭い感性が特徴。
不安や恐怖、信仰や希望をテーマにした詩集。個人的な経験と広い社会的視点を併せ持ち、読者に静かな励ましを与える。
社会的主題や個人的な体験を織り交ぜる詩人。率直な語りで読者に問いかける。
都市と夜の情景を背景に、欲望や孤独、複雑な人間関係を描く短編集。語りの力強さと繊細な視線が際立つ。
女性の視点で現代社会の緊張や関係性を描く短編作家。率直な語りと繊細な心理描写が特徴。
19世紀を舞台に、逃亡する若い女性の逃避行と自然との対峙を描く歴史的長編。孤独と生存、本能的な強さが厳しく描写される。
歴史的背景を用いた叙事的な物語を得意とするカナダの作家。自然描写に定評がある。
土地や身体、記憶をめぐる詩集。自然と個人史が交差するイメージを通じて、場所性と内面とを繋げる抒情的な作品。
土地や自然、人間の位置を繊細に描く詩人。イメージの積み重ねによる詩作が特徴。
喪失や家族の断絶を静かに描く短編集。繊細な人物描写と余韻の残る結末が特色で、読後に深い余韻を残す。
感情の機微を丁寧に描く短編作家。静かな描写で読者の共感を誘う。
ジェンダーやアイデンティティを主題にした作品集/長編。個人的な経験とコミュニティの物語が交差し、自己と他者との関係を問い直す。
ジェンダーや身分に関する率直な語りで知られるカナダの作家・パフォーマー。コミュニティと個人の関係を描く。
広告や消費文化に対する批評的視点と詩的実験を組み合わせた作品。メディア言説の不安定さを詩的に露呈する挑戦的な詩集。
メディアや日常を批評的に扱う若手詩人。実験的な作品で注目を集める。
不穏さとユーモアが混ざる短編集。登場人物の異常性や社会との距離感を通じて、現代生活の不協和を浮かび上がらせる。
幅広いジャンルで活躍するカナダの作家。人間の弱さや日常のズレをユーモアを交えて描く。
家族や記憶、欠落をめぐる人間ドラマ。細密な情景描写と内面の掘り下げを通じて登場人物たちの複雑な関係性を描く。
ニューファンドランド出身のカナダ作家。細やかな人物描写と地域への視点が評価される。
情熱的で率直な言葉が並ぶ詩集。親密な場面や身体感覚を大胆に描き、読者に強い感情的反応を促す。
小説や詩を手がける作家。鮮やかなイメージと率直な感情表現で知られる。
奇妙さと人間の脆さを描く短編集。ブラックユーモアと哀感が交錯し、日常の裏側に潜む不安を掬い取る。
独特のユーモアと人間洞察を持つ短編作家。物語の不穏さと哀愁を両立させる。
ジェンダーやアイデンティティを問い直す長編。ユーモアと風刺を織り交ぜつつ、社会的役割と自己像のずれを描く。
劇作家としても知られるカナダの作家。ジェンダーやセクシュアリティを主題とした鋭い作品群を発表している。
夜や街路の風景を手がかりに時間と記憶を見つめる詩集。日常の細部から普遍的な感情へと視線を広げる。
長年にわたり詩作を行うカナダの詩人。静謐で洞察に富む作風が特徴。
人間関係の崩れや再生をテーマにした短編集。日常の中の小さな決定が生む大きな影響を丁寧に描写する。
短編を中心に活動する作家。抑制された筆致で人物の内面を描く。
家族や友情、過去の記憶をテーマにした長編。ユーモアとほろ苦さを帯びた人物描写で、読み手の共感を誘う物語。
カナダの小説家。人間ドラマと風刺的な観察を織り交ぜた作風で知られる。
移民や家庭、日常の軋轢を詩的な視点で描く抒情的な詩集。細部から社会的文脈へと広がる視野を持つ作品群。
移民経験や家庭を描く作品で知られる作家であり詩人。鋭い観察と静かな筆致が特徴。
狂気や欲望を鋭く描く短編集。ブラックユーモアと不安定な人間像が交差し、読後に強い印象を残す。
ブラックユーモアと不穏なモチーフを併せ持つ作家。奇抜な設定と強烈な語り口が特徴。
風刺とユーモアを交えつつ現代社会の欲望と空虚を描く長編。登場人物たちの日常的な欲求とその行き違いを通して社会の断面を照らす。
カナダの作家で、ジャンルを横断する作品を発表している。風刺的な作風を持つこともある。
愛や身体、言語の結びつきを探る実験的詩集。私的な記憶と社会的文脈を重ね合わせることで新たな視座を提示する。
実験的な語りと個人的な記憶を交差させる詩作で知られる詩人。
日常の断片を通して喪失や時間の流れを描く短編集。控えめながら詩的な文体で人物の心情を掬い取る作品群。
繊細な筆致で喪失や時間の経過を描く作家。短編で高い評価を得ている。
ユーモアとメランコリーを織り交ぜた長編で、日常のずれや人間関係の齟齬を通して喪失や自己像の変化を描く。語りの機微が魅力の作品。
作家・パブリックラジオのパーソナリティとしても知られるカナダの作家。ユーモアと人間観察を交えた作風。
気象や環境を手がかりに、断片的な観察と言語実験を重ねる詩集。日常の事象を通じて思考と感覚の連なりを提示する作品群。
実験的で観念的な詩作を行うカナダの詩人。言語と経験の関係を探る作品が多い。
人間関係や日常のズレを鋭く描く短編群。ユーモアと哀愁が混在し、登場人物の細やかな心理が浮かび上がる。
小説や短編で知られるカナダの作家。人間の弱さとユーモアを併せ持つ作風が特徴。
都市に生きる若者の孤独と人間関係の緊張を繊細に描く長編。性や欲望、家族との軋轢を通じて主人公の自己認識が変容していく過程を丁寧に追う。
カナダの作家。社会の周縁にいる人物たちを繊細に描く作風で知られ、長編『Skin』で注目を集めた。
自然や日常の現象を主題に、イメージの連鎖と音のリズムで世界を照らし出す詩集。観念的かつ感覚的な断片が連なる構成が印象的。
実験的な詩作で知られる詩人。言語やイメージの重ね合わせを通して経験を照射する作品群が特徴。
多様な短編を収めた一冊。暴力や孤独、日常の隙間に潜む不協和音を描き出し、登場人物たちの微妙な決断やその余波を掬い上げる。
カナダの短編作家。鋭い観察力と語りの抑揚で人物の破綻や機微を描く。